石釜 完成!

29日(金)に、石釜製作用の材料となる石が届きました。
そうです、今回の墓地再建によって懇意となった長野県岡谷市の森田石材店さんから、格安の値段で、大屋石を加工していただき、届けてもらいました。
この届けて...というところが実は肝心なのです。石のサイズは、一番大きいパーツで、30cm×15cm×90cmもあるのです。重さは量ったことがないですが、2人で腰を入れてやっと地面から持ち上げられるくらいでした。我が家は道路に面した入口が一番標高が低くて、奥に行くに従って、なだらかな傾斜を上っていく土地です。もし入口辺りに積まれて行ったら運べないよ...ということで、キャタピラ付きの石材運搬車(横幅は60cmくらいだったかな)でもって、石釜建造場所のすぐ隣まで運んでもらいました。助かりました!
大屋石は、石釜造りのHow-to本を見ると、割と加工しやすいこと、量的にも豊富に出回っていることなどから、比較的安価で手に入りやすい...と書いてありました。石材屋さんでこの話をしたら「今は手に入りにくくなっているんだよ。」とのことでした。一度何かに使った石だと処分に困るくらい沢山あるようです。
石釜は、てるちゃんの設計図通り、てるちゃんと私の2人でおよそ半日で組み上がりました。腰が痛くなるくらい重い石をいくつも積みました。「こんな大変な思いまでして石釜を作るのは、やっぱり僕達が食いしん坊だということだろうね。」と話しながら、最後の天井の3つのパーツを積み上げたときには、石と石との間の耐熱コンクリートでの溝埋めさえもしんどくて、「ちょっと休憩!」って状態でした。それはそれは重かったです!
構造は、イタリアはナポリのピッザ屋さんのピザ釜と同じで、ピザやパンを焼く石のテーブルの上で直接火を燃やして、温度があがったらオキを左右に寄せて、真ん中でピッザを焼く方式です。そのテーブルの奥は5cmくらい隙間があいていて、そこから下に灰を落とせるようになっています。入口を塞ぐ鉄板もてるちゃんが特注で調達して下さり、黒い耐熱塗料を塗って立派なものです。
目的 --- そうでした、石釜を何のために造るか書いてませんでしたね。自家製トマトを使ったトマトソースで作るピッザを焼くのと、パン焼きにも挑戦してみたいと思っています。どんな出来具合か、来週試してみることにしました。
写真左は、あまった石材をもらって簡単に積み上げたバーベキュー炉です。
①石釜 と、
②バーベキュー炉 と、
③燻製器 (私の父の手製のもの)
の3点セットで、食いしん坊たちの食欲は満たされるでしょうかね。(笑)
【写真の撮影データ】
タイトル 「出来立ての石釜への火入れ式 石材は栃木県で産出される大屋石」
カメラ機種名 Canon EOS 20D
撮影日時 2005/07/31 16:13:24
撮影モード 絞り優先AE
Tv(シャッター速度) 1/80
Av(絞り数値) 2.8
測光方式 評価測光
露出補正 +1/3
AEB撮影 -1/3
ISO感度 100
レンズ 28.0 - 70.0 mm
焦点距離 34.0 mm
画像サイズ 2544x1696
画質(圧縮率) ファイン
ストロボ 非発光
ホワイトバランス オート
AFモード ワンショット AF
この記事へのコメント
石釜 完成したんですね。本格的です。
来週の試食会が楽しみですね。
そうなんです、こいつを作ったので、全身筋肉痛になり、土曜日はバタンキューでした。(苦笑)
今日、火入れをして、入口の鉄板の蓋に塗った塗料を沈着させました。ピザを一枚焼くのにも、30分くらいかかりそうです。
何かお知りになりたいこと、お答えできるかもしれません。コメント書いていただければ...。