21時のゴースト・バスターズ

何の前触れもなしに、夜9時に、我が家にゴースト・バスターズが現れました!
何のことかといいますと、スズメバチ退治屋さんがやってきたのです。もちろん、専門のご商売は蜂退治屋さんではないですよ。(笑)
世の中には、危険なことが好きな人もいるもんですね。3人組みでやってきて、巣のかかっているところを私から聞くやいなや、ほんの10分くらいで退治しちゃいました。お見事としかいいようがありません。
先だって、とあるホームセンターで、宇宙服のような蜂取り用のつなぎ+帽子セット(確か2万5千円くらいだった)を見ましたが、まさにそのような、頭の先から手先、足先まで、真っ白な格好をして、かけたはしごをタッタッタと上り、煙幕で奴らを煙に巻いて、あとは頃合を見計らって、茅野市の燃えるゴミ用の大型袋にすっぽりと --- というシーンがこの写真です。 --- 収めて、下へドーンと落とし、待ち構えていた2人で乗ってきた車の方へサッサッサと運んじゃいました。本当、見事なもんでしたよ。
袋の中で、働き蜂たちがまだブンブンいっているので、もう一本、煙幕に火をつけて、袋の中に煙を充満させると、もう何も動かなくなってしまいました。100匹くらいいたでしょうかね。去年の巣よりは小さかったけれど、すでに孵化し始めていたようで、Papalinの連夜の反撃は、大勢に影響なかったようです。(トホホ)
そのあとは、宇宙服を脱いで、おもむろに、中の蜂の子の様子(数)を確認したり、娘のリクエストで女王蜂を探したり...。
このゴースト・バスターズ。実は2人は私の幼馴染だったのです。「Papalinさん、いつこちらに引っ越したの?」っていうのが、「今晩は。」より先に出てきました。(笑)
世の中、狭いものですね。たまたま夕刻に我が家を訪れた方に、蜂の巣の話をしたら、知り合いに聞いてみるよってことになって、それから2時間もしないうちに登場しました。今晩、近くの家(といっても数キロ離れていますが)で、やはりスズメバチの巣を取ることになっていたようで、じゃぁついでに...ということで決行日は今晩に決ったのです。「バラが凄いんだってね。今度は子供を連れて昼間見に来るよ。」と言って、帰って行きました。我が家の薔薇も、ちょっと名が通ってきたようです。
何はともあれ、よかったよかった。 しゃん しゃん しゃん !
ちなみに、このキイロスズメバチに10箇所も刺されたら、とんだことになるそうです。指先を一箇所刺された人が、肩までパンパンに腫れあがったそうです。ひょっとしたら僕を刺したのは、アシナガバチかもしれません。でも、お尻の茶黄色と黒の縞模様がしっかり見えたんだけどなぁ...。
【写真の撮影データ】
タイトル 「ゴースト・バスターズとは、スズメバチの巣の駆除屋さんでした。」
カメラ機種名 Canon EOS 20D
撮影日時 2005/08/24 20:59:46
Tv(シャッター速度) 1/60
Av(絞り数値) 2.8
画像サイズ 1696x2544
ストロボ 発光
色空間 sRGB
ファイルサイズ 1159 KB
この記事へのコメント
ゴースト・バスターズという映画ありましたが ちょうどそんな感じですよね。
Mylaさんの女王蜂を探して・・・はさすがって思いました。目の付け所がちがいますよね。
これでひとまず生命の危険からは逃れられたでしょうか。
結局女王蜂は見つからず終いでした。一目でそれと解るような大きさだそうです。
スズメバチ、僕も小さい頃、カブト虫を捕りに行ったとき襲われそうになったことがあります。その巣ごとあっさり捕獲してしまう姿はTVで見たことがあります。実際にご覧になられるて感動ものだったでしょうね。スズメバチ、調べてみました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%BA%E3%83%A1%E3%83%90%E3%83%81#.E5.88.BA.E3.81.95.E3.82.8C.E3.81.AA.E3.81.84.E3.81.9F.E3.82.81.E3.81.AE.E6.B3.A8.E6.84.8F
アドレスが異様に長くなっちゃいました(笑)
では。
今朝、新聞を取りに外に出てみると、有事の際に出張中だったか、いち早く危険を感じて家出したか、まだ残党がブンブン飛んでました。元、巣のあった辺りをうろうろと。
残党はまだ飛んでいます。巣の近く、玄関の入口に、ウドが生えていたのですが、なぜかキイロスズメバチはこのウドの花に何匹かとまっていました。最初は何も知らなかったので、会社帰りに玄関に向かうと、ブーンというスズメバチ特有の独特な音で、寄って来ました。首をすくめて玄関の扉を開けて逃げ込むように家に入ったものです。今日ははたしてどうでしょうね。
やっぱり僕を狙ったのは、キイロスズメバチに違いありません。お~怖!