トリックアート : だまし絵
Papalinはこの手のトリッキーなものが大好きです。エッシャーの、永久機関系の絵とか大好きです。ちなみに、今日紹介するのは絵画の美術館ですが、立体作品の野外美術館である、箱根彫刻の森美術館や、わが信州のど真ん中にある、美ヶ原高原美術館なんかもお気に入りです。
これは山梨県にあるモルヘス美術館へ家族で行ったときに撮った写真の中の一枚です。他にもいい写真(面白い写真)はいっぱいあるのですが、顔がでかでかと写っていたりなどで、ここには載せられないので、アシュピンのママが遠めに写っている数少ない写真から選ぶと、これになります。
まずよく使う手は、絵を飾る額や、額の影まで一緒に絵に描いてしまう手法。これだと、額の外まで絵がはみ出していて、今にも絵の中から人物や動物が飛び出してきそうな、そんな錯覚をもたらせます。この写真がまさにそうですね。鯨や、鯨の影や、縦縞模様の壁まで、全部が絵なのです。
次が、影を上手く使う方法。これによって、モノが立体的に見えます。2次元の絵を、3次元=立体的にしています。例えば、玉が中空に浮かんでいるように見えたり、本当にドアが半分開いているように見えたりします。遠近法も使っての、なかなか心憎い作品も沢山ありました。
そして、最後は、額だけの絵。本来絵が入るべきところに何もないので、今までは鑑賞する側だった自分達が今度は主役になることができます。
いずれにしても、だまし絵と一緒に写真に撮られる人の感性(特にポーズ)と、写真を撮る人の感性(特に構図を決めること)が重要ですね。出来上がった写真が楽しみになります。(その点、デジカメはすぐ見られて便利ですね。)
2008年の作品。こんなのもあります。
【写真の撮影データ】
タイトル 「山梨県 笛吹市(石和)にある モルヘス美術館のトリックアート」
カメラ機種名 オリンパス u10D
撮影日時 2003/03/07 12:05:34
Tv(シャッター速度) 1/40
Av(絞り数値) 3.1
露出補正 0
ISO感度 320
画像サイズ 1024x768
ストロボ 発光
ファイルサイズ 177 KB
この記事へのコメント
(山梨も軽井沢も美術館の建物が小さくて驚きました)
私は大ハシャギしておもしろ写真を撮りまくりたいんですが、
一緒に行ったメンバーによっては冷めていたり恥ずかしがったりして、
思うように楽しめず・・・。
ちなみに相方が上記のタイプなので苦労します。
軽井沢にも似たような美術館があるということは知っているんですが、まだ行ったことありません。山梨と違う絵でしょうか?
確かに山梨の美術館、小さいですよね。となりの工場(?)の付属って感じで...。
トリックアートおもしろいですよね。壁全体が絵になっていたとは・・・。そういわれて改めて見直してもやっぱり鯨が額から飛び出してみえるんだからよく描けている(影の入れ方 額の描き方 ・・・)と言うしかありません。
でもこういう楽しい美術館なら観ていて飽きないですね。
トリック・アート。
群馬県の水上温泉によく行くのですが、そこにもありますです。面白いですよね。最近はご無沙汰してるので、また覗いてみようかなぁ。
では。
でも私、トラックバックの意味がよくわからなくて・・・(^^;
あそこにはレスはつけられないんですよね?(^^;
しかし、同じ写真なんで、びっくりしました~(笑)
これって、実物を見るとそうでもないんですが、写真に撮るとほんとに浮き出て見えますよね?
トリックアート、水上温泉の方にもあるのですね。水上温泉は18年前に行ったことがありますが、当時はまだなかったようです。(笑) 楽しいですよね!
写真で見る方が、トリックアート未体験の方には印象が強いかもしれませんね。レイさんの写真と、私の写真と、被撮影者のポーズが異なるところもまた面白いです。
トリックアート、私も塾の先生様が書かれている水上温泉にある絵は見たことがあります。その時はみんなで大はしゃぎで面白がっていました。今でも見ると面白いと思いますが、バカ騒ぎ・・・やっぱりするかも(;^^A
あ、そうそう。先日、別の日のブログにPapalinさんが書いていた「ネタ帳」を作成しておきました。でも、セリフまでは書きませんでしたので、ネタの題目を元に言ってください。(多分、セリフを書いたとしても、QooさんとPapalinさんはアドリブを入れ、脱線しそうなので・・・滝汗)
ネタ帳、ありがとうございます! きっとYossyさんが作ってくれるのでは...と期待していました。明日見せて下さいね。確かに、筋書きが苦手なPapalinとQooさん(二人とも、個性豊かな、マイペースのB型人間です)なので、台詞までは不必要かと僕も思います。さすがにいい勘をしてるO型さんです。
【シチュエーション】トリックアートを生まれて初めて見たときに...
★ 素直にその面白さにはしゃいでしまう、だまされたって全然平気!・・・O型
★ トリックの真相を一生懸命暴こうとするが、手に負えないとすぐ諦めて次のトリック絵に向かう・・・B型
★ ひょっとしたら、自分だけだまされているのではないかと不安になるが、一応周りのみんなと同じように笑ってみる・・・A型
★ トリックの真相を暴くのは得意だが、自分がトリックの中にいると、自分中心に地球が回ってしまう・・・AB型
失礼しました。