" クリスマス・ローズ "

Mamalinはもう書いたみたいで、やっとPapalinにパソコンが回ってきました。
写真は僕が240枚撮りました。お互いに、その中のどれを使うかも楽しみですね。もちろん、PapalinはMamalinのブログを読んでいないし、今書いているPapalinのブログの内容をMamalinが知る由もありません。
僕は、時間を追った書き方、別名だらだら日記風に書いてみます。
昨年の9月でしたか、Mamalinとやっとのことでその場所を見つけた、Fountain Farmで、経営をされている大塚さんから、「今度は年が明けたら来てごらん」というお話でしたので、ガーデン仲間と前々から行きましょうねと相談していた件が、今日実現したわけです。なんと、クララさんとも、6月のオープン・ガーデン以来の再開でした。現地で待ち合わせをしたのですが、Farmが近づくにつれ、ドキドキしてきました。初恋の男の子みたいですね。
再会を祝し、クララさんと熱い抱擁を交わすことはありませんでしたが、マダムやレディの皆様と一緒に、クリスマス・ローズのハウスを大塚さんに案内していただきました。

大塚さんは、クリスマスローズという名前にちなんで、開花調整をし、まさにクリスマス商戦にぶつけるやり方が好きではないとおっしゃいます。標高1000mを越える地で、ビニールハウスだけで、暖房もとらず、自然に任せて育てる、自然に任せて交配させる、自然に任せて咲かせる、それをモットーにしているようです。ですから、大口の顧客は持たず、口コミ等で広がった愛好家に直接販売されているとのことでした。大塚さんのお話を聴いていると、本当にクリスマス・ローズがお好きなんだなって思いますよ。この花のない時期に咲いているクリスマス・ローズたちが、活き活きとしているようにも思えました。自然の交配なので、原種以外はみな交雑種。お花の形も色も、葉っぱの形も色も、背の高さも、みんなそれぞれ違うんですね。クリスマス・ローズがこんなに種類がある(作られている)とは知りませんでした。240枚の写真を撮ったPapalinの気持ち、わかりますでしょう?
僕の持っていたクリスマス・ローズのイメージは、花弁が丸くて、花の形は球状で、背は高くなく、かといって地上すれすれでもない、花の色は白~黄緑色 ・・・ こんな感じでした。もちろんそういう種類もありましたが、Papalinがひときわ目を引かれたのは、濃い紫色をした花。そして、新しい葉っぱも花と同じ色。大きく育った葉っぱは黄緑色という種類。そうしたら何と、Mamalinも同じタイプの種類を探していたようです。それだったら、この株にしようよということでPapalinが指定した鉢を、Mamalinもいいわねと言ってくれました。でも、Mamalinも自分で更にいい株をと探してくるのですが、Papalinはみな却下しました。だいたいこういう場合は、一通り見て、あれがいいなと直感的に思ったものが一番いいのです。そういうことって往々にしてありませんか?

結局Mamalinも合意して、Papalinの選んだ鉢と、もうひとつ、似た感じの株ですが、やや色の薄めの鉢と、2つ買ってきました。栽培方法については、大塚さんの丁寧なご説明を、Mamalinはじめ、クララさん、そして皆さんも熱心に聴いていましたので、Papalinは好き勝手に写真を撮ることができました。大塚さんのご説明と、皆さんからのQ&Aで、決して大きくはないビニール・ハウスの中で2時間半も過ごしていたとは、帰り間際になって皆驚いていました。でも、皆さん思い思いの良い買い物ができたようです。
ちょっと遅めのランチは、クララさんに現地で突然お願いして連れて行って頂いた清里のレストランで、みんなでアラカルトで頂きました。早々とMamalinに車のキーを渡して飲んだ清里の地ビール、"アルト"という名の、秋冬限定の大麦から作られた非常にフルーティな香りのするやや赤みを帯びたビール(写真を見れば一目瞭然ですよね。待ちきれずに、一口飲んだあとの写真ですが...)と、こっそり頼んだ2杯目のは、定番のファイン・ピルスナー。どっちも美味しかったなぁ。
さてと、Mamalinはどんな風に書いたのかな?
【写真】 ファウンテン・ファームのクリスマス・ローズ:240枚から選んだ3枚
この記事へのコメント
クリスマス・ローズ綺麗ですね!
わたしも、昨年友人から、こぼれ種で増えたクリスマス・ローズの赤ちゃん苗をいただきました。
親株は、植えて数年になるという立派なものです。
ズミの樹の根元で、毎年素晴らしい花を咲かせているのを見て、いつか欲しいと思っておりました。
持ち帰った苗はしばらく鉢で、様子を見ながらいずれはヤマボウシの木陰に下ろしてあげるつもりです。
花からすれば、たぶんフェティダスか、アーグティフォリウスではないかと思います。
やさしい黄緑色の花です。
お写真のクリスマス・ローズ、不思議な色です。
少しくすんだ感じのピンク?褪せたレンガ色?
ちょっとほかの花にはないシックな色ですね。
私は、口下手&ずぼらなのでなかなかコメントかけなくて皆様のスピードにはついて行けないです。
昨日、一昨日のdogachanさんとのチャット凄かったです!楽しみに拝見させていただいております。
dogachanさんも(Papalinさんもそうですが)大変な愛妻家で羨ましい限りです。あんなに想われて奥様幸せですよね~。なので夜更かしや、真夜中ご飯は寿命が縮まるのではとちょっと心配です。
クリスマスローズ大好きなお花です。
私の一番好きなお花はスノードロップ。そして、2番目が薔薇です。素敵なお写真有難うございます。
種をまいてから、開花まで3ねんとか、優れたナーセリーのおかげで、きれいな花をたくさん見れるようになって、幸せです。
そして皆様、おはようございます。
自称「愛妻家」のdogachanでございます。
ちなみに嫁さんは「どこが愛妻家なの?!」
と「本性」を見抜いております。はい。
「うそつき」とか「(結婚前に)騙された!」
とか、面と向かって堂々と言われます!?
でも、お昼のお弁当箱と真夜中ごはんの食器
は必ず自分で洗ってます。(このくらいしか
僕には出来ません・・・苦笑!)
コメント書き込んでる途中でコーヒー沸かし
に行ってたら、いつのまにか先に!(笑)
BIS ESは僕も極々たま~に本屋さんで立読み
します。僕はガーデニングは全くの初心者で
今年こそ少しは勉強したいな、なんて思って
います。(と毎年同じこと言ってる!笑)
ぜんぜんついて行かれなくて、間の抜けた茶々を入れていただけという感じなので、恥ずかしいです。
スノー・ドロップ、本当にかわいいですね。
雪のしずくのような、可憐な花。
春一番に顔をのぞかせるけなげな花ですね!
アシュピンのママさん、何をなさってもすごいかたです(尊敬のまなざし!)
私はといえば、ひとつのことをはじめるとそこから抜け出せなくなるタイプです。
音楽を聴いていても、本を読んでいても、完全にそれだけになってしまい、はっと気がついて大慌て。
被害者はもちろん家族です。お迎えの時間に遅れたり夕御飯の品数が一品少なくなったり。
アシュピンのママさんをみているとため息ばかり。
「反省!」
今朝もギターの練習ですか?
dogachanさんのコメントには、いつも奥様への暖かい気持ちがうかがえて、ほんわり暖かくなります。
papalinさんといい、dogachannさんといい素晴らしいですね。
ところで、6月には奥様はじめご家族さまも同道なさるのでしょうか?
みなさんにお会いできたら嬉しいです。
aosta001さん、
おはようございます。
たった一枚のこのクリスマスローズの写真で、昨日見た沢山の花々が目に浮かびます。
自分の目で捉えていた花よりもインパクトがあります。うつむき加減といい、バックの色といい・・・
リコーダー奏者としてだけでなく、カメラマンとしてもプロですね。
昨日はお誘いいただいてありがとうございました。
こんなに近くにあんなに素敵なナーサリーがあったなんて。
皆様といただいたランチも焼きマシュマロも美味しく、楽しかったです。
あー、今・・・夫が・・・玄関においていた鉢をひっくり返したようです。
大丈夫、鉢土が少しこぼれただけでした。ほっ!
自己分析するに、やっぱり「薔薇」みたいな咲き方をするのが好きなようです(笑)
多くの品種を見てウキウキしている様子や、ガーデン仲間との楽しそうな再会の様子も伝わってきましたよ。
夫婦お二人で参加できると言うのが羨ましく感じました。
でも、わたしは、6月にはおじゃまできそうにないし、その話題が出るたびにちょっと暗くなる私です。呼ばれなかった魔女ではありませんが、呼ばれても行けない天使(エンジェルさん、お名前を使わせていただいてごめんなさい)というところかな。
本当に沢山の種類に驚いてしまいました。中でも、Papalinが取り上げた一枚は、珍しい花でしょう? 「僕を撮って!」と花が呼んでいました。何故か彼は男でした。(笑)
大塚さんのお話ですと、売りに出すのは、4~5年ものが多いようです。クリ・ローは面白くて、段々と株の外側に移動していって、中心は年を経ると絶えていってしまうのだそうです。言われて、見てみると、4~5年の株で、すでに中心部の茎は剪定されているものが何鉢かありました。そうして株が大きくなったら、株分けすべきとのこと。混み合ってくると、あるとき突然枯れてしまったりするようです。デリケートですね。
天使♪さん、やっぱり、HNの前に一文字"ペ"を足した方がいいのでは? 口下手でもずぼらでもないと思うのですが...。
dogachanの愛妻家は自他共に認めるところでしょうけれど、僕は違うかも。恐妻家というのが一番ぴったりだと自認しておるのですが、舌きり雀ですか?
クリスマス・ローズ、お好きなんですね。スノードロップも、ローズも、みんな個性のある美しい花たちです。あれ、個性があって美しい? 天使♪先生そのものではないですか! 僕も閻魔様ですかね。
そうですか、BISESで特集をしていましたか。季節的にはぴったりな特集ですね。おしゃる通り、手のかかる植物のようです。ファームの大塚さんの話を聴いていますと、僕のようなタイプの人間ではお世話できない花だなって、端から悟りました。(笑)
クリスマス・ローズって、決して本物の薔薇のような華やかさはなく、黄緑色の花なんかだと、葉っぱに紛れて気づかれないこともあります。グリーンローズみたいです。それでも惹きつける魅力のある花ですね。不思議な花です。
dogachanも洗い物担当なのですね。僕もそうです。でも、それだけやれば家事が終わったような顔をしているわねと、よくお小言を頂きます。恐妻家です。
お~、あの雑誌はdogachanも読んで(見て?)いらしゃるのですね。僕も一応本屋ではチェックします。買いはしません。Mamalinが買うので。(笑)
園芸は僕には難しすぎるので、「庭好きのガーデニング嫌い」を今年も貫こうと思っています。(爆)
スノードロップは、僕も好きな花です。可愛いですよね。若い頃は気にも留めなかった花ですが、こういう小さな花にも目が行くようになったのは、Mamalinのガーデニングのおかげだと思っております。また人には得手不得手がありますから、どど~っと一つのことにのめり込めるaostaさんの性格(?)は、aostaさんの長所だと思いますけれど。(微笑)
dogachanの来訪をaostaさんも待ちわびているのですね。それも綺麗な奥様と、サッカー少年たちも含めてですね。凄くにぎやかになりそうですね。Papalinも待っておりますよ~。
出ました、究極の3行コメント。takasiさんのこういうコメントを見ると、あぁ元気なんだなってホッとするんです。(やった3行だ)
こんにちは。昨日はありがとうございました。突然お昼の場所をお奨めいただいたりして、恐縮しております。
あのナーセリ、ただ見てまわるのと、あの大塚さんのお話を聴いてまわるのとでは、きっと随分と見方が違うと思うんですが、いかがでしょう。大塚さんご夫妻の愛情が行き渡っている鉢の数々。どれも元気でしたよね。あれが植物の本来の姿なのでしょうね。
写真をお褒め頂いて、嬉しく思います。この花は珍しかったですね。Mamalinはきっと、透過光が綺麗な写真を選ぶだろうからと思って、僕はこれにしました。花の形は西洋オダマキにも似ていませんか?
そうそう、マシュマロの解説をしますと、昨日行ったレストラン(ビールグラスに名前が・・・)では、女性だけにマシュマロサービスというのをやっていて、僕以外の皆様は、先に大き目のマシュマロが2つついている50cmくらいの串を受け取り、薪ストーブの所に行って、軽くあぶって食べたのです。焼きすぎて、席に戻った時にはマシュマロ一つになっていた方もいらっしゃいました。
旦那さんにころばされたクリローちゃんも、無事でなによりです。クララさん、またご一緒しましょうね。果実酒、果実酒、果実酒。(サブリミナル効果を期待)
この花は珍しかったです。沢山鉢はありましたが、そういくつもあったわけではありません。確かに薔薇の花びらの感じに似ていますね。あ~そうそう、クリスマスローズの花ですが、一番外側の花びらにみえるところは"ガク"ですって。花は中心にある小さな花々がそうなんですって。めしべが3本くらいあって、めしべは一本と信じていたPapalinはちょっと驚きました。そのめしべが、開花して何日も経つと、付け根のあたりが膨らんできます。種を宿すのですね。でも、大塚さんのお話では"想像妊娠"もあるとかで、種を取るために割ってみたら、中が空っぽだったってこともあるようです。
それにしても、どうしてこの花を買ってこなかったのだろう。もう遅いよ~。(悔)
lavieさんもお好きなんですね。みんなこのお花の虜になってしまったようです。
きっとlavieさんのとこのような暖かいところだったら、地植えで全然問題ないと思いますよ。むしろ夏の間に蒸れないように、風通しの良いところに植えてあげるとよいようです。昨日の質問は、土地柄、寒さに対する防御方法でしたが、暑さや多湿も問題のようです。
6月にいらっしゃいませ。僕の経験ですと、オール高速道路で8時間くらいだったかなぁ。
"呼ばれても行けない天使"・・・こういう文章をさらっと書いてのけるのがlavieさんだよな~。
それでも呼び続ける大天使より
って、papalin、写真の花は買わなかったのですか?色が、ホトトギス(sakuraさんが好きだった)に似てますね。買った花もアップしてくださいね。
今日は、曇りですが、春めいています。マイ花壇の草取りをしたら(雨が降って気温が高いと草って生えるんですね)チューリップの芽が出てました。ワーイ! これも雨が降って気温が上がったので3月ぐらいに思ったのかな。畑の方へ行くと、水仙の芽もたくさん出てました。春近し・・・かな。
【大天使】って大魔王のこと?それともおじいちゃ ん天使?
>どうしてこの花買ってこなかったんだろう
クララおばばも欲しかったんです、この八重のクリローが。
でもでも、お値段が倍でした。
初めての1鉢には冒険すぎたのです。
Papalinさんは太っ腹(体型のことではありません)だから今日あたり、買いに走っているかも知れませんね。
それに、(僕は恐妻家)の言葉にだまされてはいけません。Mamalinさんが気に入った花を持ってきても、「NO!」
でも結局、お二人がそれぞれ選んだ花は(二卵性双生児)位そっくりでした。
天使にも序列があってその中で最高位が「大天使」です。大天使ガブリエルとか大天使ミカエルとか言います。レオナルド・ダ・ヴィンチの名作に「受胎告知」という絵がありおをご存知ですか?
あの絵の中で、マリアに受胎を告げているのが「大天使ガブリエル」です。
ちなみにガブリエルの手には百合の花が。
百合は処女マリアの純潔を象徴する花です
(・U・)(*^▽^*)←顔のマークってどうやったら描けるのでしょう?
私が、やってみてもこんなのしかできないんですけど(とほほ・・・)
パソコンにはそいういう機能はないのでしょうか?
by かわいい「顔文字」にあこがれるaosta
もうひとつ。
「大魔王」とは言わないかもしれませんが、「堕天使」という「もと天使」がいます。
こちらの名前は言うだに恐ろしい「ベルゼブル」または「ルシファー」といいます。
もっと、わかりやすく言えば「悪魔」です。
悪魔さんも、もとを正せば天界に住まう天使の一人だったのですが、自らの力をより頼み、神に逆らったことによって地に堕とされたということだそうです。怖いです!
そう、ホトトギスに似ていますね。でも本当に、どうして買わなかったんだろう。その答えは、奇しくもクララさんが仰ってくれたようですね。
lavieさんからも、クララさんからも、Papalin & Mamalinがどんな鉢を買ったのか、リクエストを頂きました。画像掲示板にとでも思ったのですが、ブログの関係はブログで決着を(?)ということで、もう一本ブログを立てましょう。もう少し待っててね。書いたらコメント下さいね。皆さんも。予想と近かったのかなぁ...。
そうでした、あのコーナーは、値段を耳にしたときから、見てはいけないコーナーと言い聞かせたのでした。だから買わなかったのです。そういうこと、すぐ忘れちゃうんです。やばいかな。
八重咲きの鉢はみんな値段が倍でした。さすがにきつかったですよね。薔薇の大苗が2本以上買えますもの...。
しかしクララさん、いい目といい耳をお持ちですね。まったくクララさんの観察通りでした。それが証拠に、新しいブログを一本立てますね。
いいフォローをありがとうございます。どうも年を重ねると、勝手に思い込みに走ってしまう人が多いようで...ぁ、誰とは申しませんが。
aostaさん、ガブリエルとミカエラって、姓と名ですか? 違う? 済みません無知で。(無垢で)
ちなみに顔文字は、一般的には「顔文字辞書」という辞書をかな漢字変換の対象の辞書として追加指定すると出てきます。今どき、一文字ずつ書く人はいないと思います。携帯電話の方が簡単ですね。
ガブリエル、ミカエル、それぞれの大天使の名前です。
ちなみに、天使に性別はありません。
もうひとつおまけに、「天使」と聞いて多くの人が
思い浮かべる、羽のついた幼児はギリシャ神話に出てくるキューピッドまたの名を"エロス”であってangelとは別のものです。
携帯電話の方が、断然入力が楽です。キーボードがない分だけ、いかに入力を簡単にするかということに頭をしぼっているようですね。
「堕天使」という「もと天使」・・・これって笑ってはいけません? 翼の折れたエンジェルという歌がその昔ありましたが、そんな甘いもんじゃおまへんがな~って感じですね。
そういえば、いつだかの常用漢字・人名漢字の見直しか何かで、悪魔くんっていう名前もOKになっちゃったんですよね。変ですね、日本のお役所って。
ほほう、大天使さまは、複数いらっしゃるのですね。Jusuの誕生のときに、天から来られたのは大天使さまたちですか?
「お告げの天使」はガブリエルとみて間違いないと思われます。
「受胎告知」の天使についてはガブリエルという名前が明記されています。
Jusu誕生を告げたのも名前は書かれていませんがガブリエルだというのが定説だと思います。
「受胎告知」ダ・ヴィンチの作品が有名ですが、私はフラ・アンジェリコの絵が大好きです。
フィレンツェのサン・マルコ修道院まで、見に行ってまいりました。
もしかしたらpapalinさんたちもイタリア旅行の際、ごらんになっていらっしゃるかもしれませんね
僕らは、サン・マルコ修道院は行ってないと思います。フィレンツェには、3回ほど行っていますが、ウフィッツィ美術館だけでも、全部見て回るには、半日では足りませんものね。近くのダヴィンチの絵がある美術館にも行きたかったのですが、宿も転々としたので、いけませんでした。また今度です。
それでもたりません。そのものが美術館のような街です。ウフィツィ美術館、ボッティチェリの作品だけでも一日いられました。
サンタ・マリア・デル・フィオーレ、サンタ・マリア・クローチェ、そしてサン・ロレンツォ教会の「メディチ家の礼拝堂」
教会のなかの何百年もかわらずそこにあり続けるフレスコ画の素晴らしさ。
ああ、イタリア!papalinさんはともかく、私に「また今度」はあるのでしょうか?
3泊ですか。そのくらい滞在したい街ですね。中世からきっと変わっていないのではないかと思う、乾いたレンガ色の街。街ごと景色になっている外国の風景を見るにつけ、帰国して成田から車で帰ってくる道すがらの日本の町には幻滅してしまいます。まず最大の元凶は鉄塔と電信柱と電線/電話線です。次が、屋根に生えたワラビのよなTVアンテナ。そして極めつけは、派手派手しい広告塔。もう勘弁して~。でも、100年以上も前に生きていた人たちが、やがて車の時代になるからと思ったかどうかは知りませんが、太い道を作ったり、下水道を完備させていたり、ヨーロッパ人のそういうところはスゴイと思うのですよ。
日本もすてたではないと思いますよ。
オルコットの「日本滞在記」だったか「タイクーンの都」だったか書いた人も、本の名前もよくおぼえていないのですが、江戸時代末期の日本は世界でも、まれに見る「衛生的な」国でした。
世界に冠たるヴィクトリア朝のイギリスにあっても、すべての汚物は垂れ流し状態で、路上はそうした「汚物」であふれていたようです。
明治維新以降の急激な「和洋折衷」の時代を経ても、少なくとも昭和20年代までは、日本的な美意識が生きていたと思います。
向田邦子さんの世界といったら、安易にすぎるかもしれませんが、戦後の異常ともいえる狂乱的な復興
(計画性のない行き当たりばったり)の結果が、papalinさんのいわれる「幻滅」の元凶ではないでしょうか。
ヨーロッパの主な街道や下水道、もとを正せば
ローマ帝国の遺産ですよね。
「建築の天才」であったローマ人の凄さには脱帽するばかりです・
なんだかんだ言って、やっぱりイタリアに戻ってきてしまいました。
「全ての道はローマに通ず」ってこういうことだったんですか??
確かに。明治、大正の日本は、"本物"を知っている人が多かったようです。我が家にも、私の祖父が残した"もの"は、本物ばかりでした。彼もおしゃれだったようで、モモーニングは当然のことながら、燕尾服や、手品で使うような真っ黒のシルクハット、靴、懐中時計、柱時計などなど、舶来品も入っていました。私の祖父は歯医者で、赤ひげ先生みたいに、治療代は野菜でもらったり、米でもらったりという生活だったようですので、裕福とはいえませんが、明治・大正のお金持ちって、半端じゃないですよね。でも、いまのセレブとの違いは、心が豊かだったということではないでしょうか。