◆IL DIVO◆ ベートーヴェン / トリオ Op.87
Beethoven "Trio for 2 ob & ca"
URL : http://papalin.yas.mu/W203/
◇公開日: 2006年2月18日
◇連続演奏時間: 20分06秒
◆録音日: 1988年2月14日 (26歳)
◆上記の英語の曲目名をクリックする
と、Papalinの音楽サイトに直行でき
ます。
大学一年生のたった一年間だけ、オーケストラに入って、ファゴットを吹いていました。ファゴットと同じダブルリードの楽器の仲間、2本のオーボエとコール・アングレ(イングリッシュ・ホルン)のために書かれたこの曲を知りました。安原理喜さんほかによる演奏会に行って、初めて聴いたのがこの曲です。骨格のしっかりしたベートーヴェンらしい曲の中にも、叙情的に歌う部分もあって、一辺で好きになってしまいました。Op.87ということは、ベートーヴェンのシンフォニーで言うと、第6番「田園」と第7番の間になります。作曲家のメロディが一番美しい時代の作品と言えますでしょうか。
さて、演奏会で聴いて以来、しばらく忘れていた曲なのですが、たまたま東京の楽器店でリコーダー用の楽譜を見ていたら、英国Schott&Co.Ltdから、なんとありがたいことに、リコーダー3重奏用に編曲された楽譜が出版されているではないですか。もう、すぐさま手にとって、一楽章のメロディを確認して、間違いないぞあれだとばかりに買いました。
リコーダーの音域は、オーボエやコールアングレに比べたら格段に狭いので、編曲に当たっては、原曲をそのまま移調してというわけにはいきません。随所に工夫のあとが見られます。
それでは、体型と共に、脂の乗り切った、目立ちたがり屋の3人のPapalinによる演奏をお楽しみ下さい。使用しております楽器は、ソプラノ、アルト、テナーの3本のリコーダーです。
第1楽章、アレグロ (Allegro)
3本のリコーダーの分業が美しい楽章です。
ソプラノさんは、旋律担当。アルトさんは、ひたすら伴奏屋さん。
中声部担当だったり、アルペジオ担当だったり。そしてテナーは
ベース担当。でも、たまにソプラノをオブリガートに追いやって、
旋律を奪ったりします。
第2楽章、アダージョ (Adagio)
しっとりと落ち着いた感じの第2楽章は、低い音で始まります。
主題の提示が終わると、テナー・リコーダーが、流暢にお喋りを
始めます。再現部でも全く同じように、テナー・リコーダーが流れ
るように歌います。そして静かに幕を閉じます。
第3楽章、メヌエット (Allegro molto scherzo)
いかにもベートヴェンらしい、アップテンポのメヌエット。Trioの
アーフタクトのメロディは、本当はもうちょっとゆっくり聴かせたい
ところですね。再びメヌエットに戻って、元気なうちに終了します。
この曲、ちゃんと終止形で終わっているにもかかわらず、attacca
の雰囲気があるのはなぜでしょうか。それは、次に来る何かを
期待させるsf(スフォルツァンド)で終わるからですね。
第4楽章、フィナーレ (Presto)
本当は第3楽章までで終わってもいいのかもしれません。初めて
演奏会で聴いたなら、思わず拍手してしまうかもしれないですね。
だから、おまけのフィナーレということなのでしょうか。第2主題の
三連符で演奏されるところは、一本のリコ-ダーでは、音域をカバ
ーしきれないので、ソプラノさんとアルトさんが二人でまるで一人
であるかのように演奏します。ちょっと聴きどころですかね。
フィナーレのフィナーレ、最後の部分には、アッチェレランド(段々
速く)のような、アゴーギグ指示は何もないのですが、Papalinは、
ぐっとスピードを増して演奏し、最後の最後で元のテンポに戻して
います。いい趣味...かなぁ。
みなさまのご感想を、コメント欄に是非書いてください。
【写真】 1987年 職場の仲間と行ったキャンプにて、おふざけのPapalin。
リコーダー |
この記事へのコメント
嬉しい!悲しい!
おはようございます。
>2本のオーボエとコール・アングレ(イングリッシ
ュ・ホルン)のために書かれたというこの曲、はじめてです。
オーボエ、そしてホルンのための曲と言えばモーツァルトの「オーボエ協奏曲」と「ホルン協奏曲」しか知りませんでした。
ああ、そういえばバッハにも「オーボエとヴァイオリンのための協奏曲がありましたね。忘れてはいけませんでした
ダブル・リードの楽器、柔らかで、しっとりした音色が好きです。
オーボエ、クラリネット、そしてファゴット、いずれも人の声に近い楽器と聞いたことがあります。
そして、その通り人の声になぞらえて演奏される曲もありましたね。
ベートーヴェンのこのトリオ。
オリジナルを知らないまま、いきなりのpapalin版です。先入観無しに楽しめそうですね。
シングル・リードでしたね。
よかった、papalinさんに何か言われる前で。ほっ!
はい、ベートーヴェンです。
初めてのお誕生日ブログ、やっぱりちょっとは意識しました。何にしよう。やっと IL DIVO系でいこうと決めて、そうしたら早かったです。じゃ得意のリコーダーで、オリジナル曲じゃないけれど、ちょっと聴けるベートーヴェンだなと。
IL DIVO にアップしている曲、本当は、もう一度、今の僕で演奏してみたいです。明らかに音楽は変わっていると思います。でももうソプラノの声は出ないんだった。やっぱり録音しておいて良かったなぁ。
モツレクaosta語録、もう少しで完成ですね。ありがとうございます。そしたらベトリオaosta語録もお願いしますね。
この曲のCDが発売になっているのかどうか、実は私も知りません。僕も"聴いた"のは、本文中の安原さん他の演奏会での演奏だけです。
まぁ、Papalinの3重奏でこの曲がすりこまれるのですから、大変幸せなことだと、自分をだましましょうね。(苦)
良く出来ました。その通り、クラリネット族(クラリネット、バセットホーン、サキソフォンなど)は皆な、シングル・リードでした。
ところでaostaさん、イングリッシュ・ホルンはホルンではなくて、コール・アングレの別名です。オーボエ(高い音)とコール・アングレ(低い音)の中間に、オーボエ・ダモーレという楽器もあります。どれも、息の入らない楽器なので、音が長く続くのはいいのですが、そうとう苦しいみたいです。酸欠状態・・・ですものね。
なるほど。
調べてみるものですね。
知人でオーボエを吹く方がいらっしゃるのですが、「イングリッシュ・ホルン」も演奏をなさると聞いて、金管も?と思っていたのですが、これで納得いたしました。
ベートーヴェンへのコメント、もう少しお待ちくださいね。
「コール・アングレの特徴である長くカーブしたクルック」にリードがとりつけられているのですね。
写真で見て、納得しました。
イギリス生まれの楽器だったら、接頭句はつかずに"ホルン"でしょうね。元があるから、イングリッシュなのでしょう。
近くの富士見町に、信濃境という駅がありますが、これも本来なら境駅と呼びたいところでしょうけれど...。結構そういうのってありますね。
ほほう、あれはクルックと呼ぶのですね。初めて知りましたが、すぐ忘れそうです。クイックルではないのですね?
おはようございます。
今朝はちょっと早く起きたのでずうっと気になっていたこのベートーヴェンのトリオを聴こうと思ったのですが・・・
これは、かなりの大曲です。
気合を入れて聴かねば、と思わず力が入ったのはベートーヴェンさまの名前ゆえ?
そう未だに「ベートーヴェンさま」なのです。年端も行かない十代の高校生だった私に、言葉では言い尽くせない神秘的な「音楽」の扉を開いてくれた人。
いわば「大恩人」。
このトリオ・ソナタの前後に作曲されたという6番、7番シンフォニーは当時の私にあって「犯しがたく神聖なもの」でした。
そうは言いながらも、あまり肩肘張らずに聴いてみようとまず、この"Allegro"から。
明るく伸びやかなトップのソプラノ。
すごく嬉しそうに晴れ晴れと歌っていますね。
ぶれることもなくずっと美しい音で終始したソプラノ・リコーダーのロング・トーン・・・
個人的にはアルトの響きが好きなので、耳はアルトのほうを向きたがります。滑らかなアルペジオ。
そう、私はアルペジオがとても好き。ですから、このアルトが気になります(笑)
わたしには、ソプラノの主旋律より、このアルトやテナーの伴奏から、懐かしいベートーヴェンが聞こえてきました。
ほほう。aostaさんにとって、ベートーヴェンは、また、特別な存在なのですね。モーツァルトもそう。ほかにもありそう。決して茶化していっているのではないのです。一人ひとりの作曲家に対して、みな何かしら特別な想いがあるということですよね。素晴らしいことです。
でも、僕の演奏するベートーヴェンは、正装して聴かなくて大丈夫です。紅茶に合うかな、このベートーヴェンは。(笑)
なんと、基音であるテナーと、伴奏主体のアルトにベートーヴェンを見いだされましたか。これは僕にはすこぶる新鮮な感想です。確かに、そうですよね。
ソプラノが気持ちよく演奏できるかどうかは、実は低音部の支えがしっかりとしていて、更にそれだけではなくて、ちゃんと歌うべきところは歌っているか...。そうなんだ、それが気づいていない大事なことだったんだ。当たり前のように思っていたけど、僕以外の人と演奏すると、そこに不満が溜まることがありました。教えてくれてありがとう!
去年でしたか、音楽に涙した記憶についてのブログがありましたよね。
私がハッキリと記憶している初めての涙。
ベートーヴェンの三大ピアノ・ソナタと呼ばれる三作品、「熱情」「悲愴」「月光」。
クラッシク隙の高校生としてはお決まりのパターンかもしれません。あの情動と静謐、激情と諦念が嵐のように心を揺らしたあの曲たち。
それまで、単に、無邪気に好きといっていた音楽という不可思議なものが持つ、圧倒的なエネルギーに触れた、触れてしまったときの、人生がひっくりかえったような驚きと畏れ。それを、初めて私にもたらしたのがベートーヴェンです。
モーツァルトはむしろ、美しすぎる、明るすぎるものでした。安逸より、疾風吹きすさぶ嵐を好む10代の常としてベートーヴェンの次の次くらいにその位置を占めていたように思います。
一見(一聴?)嵐とは無縁なモーツァルトの音楽に身をよじるような悲しみを聴き取るには、まだ私自身、あまりにも健やかだったのかもしれません。
モーツァルトとの「出会い」はもう少しあとのことでした。
どうして音楽って泣けるのでしょうか。ベートーヴェンの交響曲第7番の2楽章(通称:葬送行進曲)なんて、そんな通称を知らなくても号泣できますよ。よく覚えてはいませんが、きっとPapalinも泣いたと思います。
いつ聴いても、何度聴いても思わず涙が流れる曲。
このコメントを読み返してみたのですが、あんた相当のナルシストだね。「おっしゃる通りです」
僕にとって、ベートーヴェンは、何だろう。「田園」の印象が物凄く強く残っています。ヴィヴァルディの「四季」と同じ、標題音楽だったから、きっとわかりやすかったのでしょうね。ペールギュントなんかもそう、動物の謝肉祭も、チャイコフスキーの「悲愴」も、モーツァルトの「ジュピター」も、とにかく標題がついている音楽が入りやすかった、お友達になりやすかった...そうです、そういうことだと思います。もちろん「運命」も標題音楽と呼んでいいと思うのですが、ワルターの「田園」の方が印象が強い...それだけです。
自分のお葬式のBGMまで考えていたのですか? どこかで似たような人がいましたね。僕でした! 僕のお葬式には、自演のこれを流してほしいな。
あれ、Papalinのレクイエムを聴くまでは???
それは私にも言えるかもしれません(笑い)
「テンペスト」「ワルトシュタイン」「告別」・・・
名前がついていると、何番のあれって言うより覚えやすいということもあったかしら?
「田園」は、それぞれの楽章ごとに、小さなタイトルがついていて、それが何かうれしかった。タイトルの情景を心に思い浮かべながら聴いていました。
心躍る田舎の風景、農民たちの素朴で快活な踊り。
そして、稲妻、雷鳴とともに吹き荒れる嵐。激しかった嵐の気配がだんだん遠のいていくときの、あの雰囲気。一回、もう一回と小さくなった雷鳴が遠くで聞こえ、やがて何も聞こえなくなる・・・
思い出したように、人々に活気が戻り、自然は穏やかに微笑みかける・・・
なんだか久しぶりに「田園」が聞きたくなってしまいました。「田園」、やっぱりワルターです。
7番は特にタイトルがないのにどうしてあんなに夢中に名っ他のでしょう?きっと生真面目に順番に聴いていって「7番」と出会ったのかもしれませんね。
同様に名前のない8番、この8番もお気に入りです。
ベートーヴェンの交響曲第7,8番は、田園よりあと、第九より前というだけで、聴いて見たくなる動機としては充分です。そしてその期待をどちらも裏切らない。あえて8番に名前をつけるなら「古典」かな。古い様式美が再び光を浴びて輝いているような気がします。
僕はちょっと変わっているので、「第九」は少人数のオケと合唱(独唱者も合唱部分を歌うような、12~16人編成)で聴いてみたいと思うのですが、一方「古典」は100人を超す大オーケストラで聴きたいですね。
いいのですよ、先を急がなくても。僕の作品には、楽章も含めて、全てに印象を書いてくださるのをライフワークとされているのでしょう? (笑) いつでも構いませんよ。書きたいときに書いて下されば、それで充分です。
第二楽章のAdagio、なぜかとてもモーツァルト的に
聴こえました。半音の使い方というか、そのつなげ方が私にはモーツァルトを思わせます。
美しく、物悲しいトリル。
もの思わしげに終わる、その終わり方も余韻に満ちています。
それにしても、リコーダーってこんなに素敵な音だったのでしょうか。何回も同じようなことを感じているのですが、このベートーヴェンはまた違うリコーダーの魅力を見せてくれたような気がします。
standing ovation !!!
お褒めに預かり、喜びもひとしおです。
リコーダーは、はまると(純正律の響がでると)、とても打つ句シーハーモニーを醸し出します。そういうところが、Papalinがリコーダーにはまり続けている理由の一つだと思います。綺麗な和音、音楽では当たり前なんだけど、実践は多難です。
そうですか、検索で辿り着きましたか。いうや、光栄です。検索キーは、「ヴィルトゥオーソ」「名曲」「名演奏」「リコーダー」あたりですか?(笑)
このベートーヴェンは、リコーダーの演奏で充分醍醐味は味わえます。ほかにも沢山いい曲はあります。この曲に目をつけられたということは、さすがに皆さんのキャリアが高い証拠でしょう。メルーラの「カンツォン」なんかも素敵ですよ。
楽譜ですが、僕が持っているのは、15年以上前の外版です。SCHOT&CO,LTD., RECORDER ENSEMBLE No.15~17 L.van BEETHOVEN Trio, Op.87です。英国の出版社です。銀座のYAMAHAで買いました。問い合わせてみては如何でしょうか。基本的に楽譜を起こす時間はないので、既製品に頼っています。
ちなみに、モーツァルトやフォーレのレクイエムのリコーダー伴奏は、ピアノ譜を4~5本のリコーダーで吹けるように、おたまじゃくしにラインマーカーで色分けするのみです。作品、聞かせて下さいね。
ありがとうございました。
HNがわからなくて残念ですが、アドヴァイスなんてとんでもありません。オケやブラス出身の方々なら、ピアノ譜からのパート分けもお得意でしょう。リコーダーは、音域は2オクターブと一音ですが、オケの木管(フルート、オーボエ、クラリネット、ファゴット)と逆に、先端にいくほど管の内径が狭くなる構造をしています。つまり、低音が響かないのです。その辺を頭に入れながらピアノ譜をパートわけされるといいと思います。
でも、そんな面倒なことをしなくても、今はポピュラーな曲の編曲楽譜が安価で沢山あります。それらは一応リコーダーの構造上の問題も加味して編曲されていますから、近道ですね。(笑)
これを機会に、また是非お越し下さい。リコーダーの録音作品、IL DIVO Papalinで、まだやっと半分だけ披露した程度ですので...。
アルトやテナー・リコーダーのよくふくらんだ響き、歯切れの良い演奏で気持ちよく聞かせていただきました。
軽快で愛らしいメヌエット、意外にも、とてもベートーヴェンらしい曲なのですね。
ataccaできちんと終止しているにもかかわらず、次に続くものを予感させるスフォルツァンド・・・
一瞬の音の出し方、というか強弱のつけ方で、終わりの雰囲気がこんなにも変えられるものなのだと妙に納得いたしました。
sf、こんなふうにつかわれることもあるのですね
はい、ともすると、この3楽章で曲が終わってしまうかのように感じられるかもしれません。でも、次にまだ続くんだよ...という感じを"音だけで"表現するのは難しいです。ライブだと、表情とか仕草っていう技が使えるんですけどね。(笑)
最終楽章の"presto"、軽快で明るい楽しい楽章ですね。ソプラノとアルト、指使いも軽やかに鮮やかな印象の第二主題です!私にはどこからがソプラノで、どこからがアルトなのか判然としないまま、流れるように聞こえました。
最後近く、実際の指示はともかく、いきいきと楽しげにスピードを増していくリコーダーと一緒に、私の気持ちにも加速度がついて存分に"presto"のこれまた"presto"気分を味わうことができました(笑い)
そして、最後の最後にスピード・ダウン。
Papalinさんらしい、スパイスの効いた演出ですね。
もともと、管楽器のための曲というせいもあるのでしょうがリコーダーでの演奏に何の遜色もない、むしろリーコーダーの魅力を最大限に引き出した素晴らしい演奏、素敵なベートーヴェンだったと思います。
ようやく第4楽章まで辿り着きましたね。ご苦労さまでした。演出にお褒めをいただいて、とても嬉しいです。高貴な趣向が音に反映されてましたでしょうか。(笑)
aostaさんのおっしゃる通り、これはリコーダーのために書かれた作品といっても通用すると思います。ベートーヴェンは、リコーダー用に「笛時計のためのアレグロ」という曲も作っています。管楽器を対象としたベートーヴェンの器楽曲、素晴らしいですね。はじめましてさんには、是非演奏してもらって、その楽しみを味わってもらいたいですね。
その「ご苦労さま」はやめていただけますか?
確かに、書けないとき、何も聞こえてこないとき呻吟すること、なくはないですが「義務感」で書いているわけでも、(誤解を恐れずに言えば)Papalinさんのために書いているわけでもないのです。
Papalinさんの音楽を聴くことは私の喜びです。
その喜びを与えてくれた音楽に対する感謝を、何とか言葉で、文字で、表したいという気持ちで書いているのですから「ご苦労さま」はちょっとちがいます。
感じたとおりを、言葉にすることが出来たときはとてもうれしいのです。いうなれば一種の自己満足のようなものかもしれません。
それは大変失礼をしました。
そういわれてみると、わが家のガーデナーが言っていました。オープンガーデンに見えた方に「すごいですね、とても一人ではできないですよね。草取りだけでもご苦労さまですね。」と言われたときに、返す言葉が見つからないといっていました。苦労するのは当たり前なんだけど、苦労したことを評価されたいのではなく、その結果としてできたものに対して、具体的な評価とか感想を頂きたいって。なるほど・・・と思いました。でも、aostaさんの今回の件に応用が効きませんでした。トホホです。失礼を致しました。
荒黒昆布漁さん、ありがとうございます。
そして、ようこそお出で下さいました。
なるほど、そういう編成もあるのですね。
この曲、とっても好きな曲でいいんですけど、いかんせん、長いですね。ベートーヴェンらしく、ねちねちっと絡み付いてくれます。荒黒昆布漁さんの仰るようなテンポ設定、いいかもしれませんね。