父娘(おやこ)だなぁ...。
やることが同じ。目を細めて見ているのですけどね。
僕がクラシック音楽が好きなのは、みなさんご承知の通りです。この世の中に存在する音楽で、あなたには一つの種類の音楽しか許されませんと、もし言われたのなら、僕は、自分のバッハの演奏もテレマンもモーツァルトもベートーヴェンも、みんなみんな投げ捨てて、マリア・カラスのアリアを残すでしょう。だから僕には、カラスさえいてくれたら、究極としてはそれでいいのです。
ところが、世の中は他にも素晴らしい音楽で満ち溢れています。僕がクラシック音楽だけでなくて、広く音楽全般において”良いものは良い”という節操レスの姿勢であることは、これまたご承知の通りです。その中で、クラシック音楽の最前線の情報、それはもちろん文字情報もありますが、音楽演奏そのものの情報を入手しているのが、主として、音楽之友社の月刊誌「レコード芸術」です。世の中20年も前にレコードからCDに変わっているのに、いまだにこの名前に拘っているあたりもマニアの端くれとしては好感が持てます。モームページとしてのコンテンツは、ごくごく当たり前の(正直言うとつまらない)ものなのですが、雑誌は違います。もしかしたら、無料のホームページを見せて、雑誌を買いたくなる気にさせて、雑誌(税込1250円)の売り上げで稼ぐという意図が働いているのかもしれません。当然か・・・。(笑)
この雑誌に、毎回CDが付録で一枚ついてきます。最新号(3月号)のCDがこれです。コンテンツは、最新発売された音源から、社が推薦するものを、30前後、さわりを聴かせてくれるのですね。これが実に優れものなのです。

クラシック音楽といえども、1ヶ月に発売される音源は、CDだけでも数十~百くらい、当然外盤も含んでということになりますが、外盤は主なものだけだから、全世界では数百のオーダーかもしれませんね。この中の30曲(CD30セットと言っていいかと思います)が聴けるのです。各曲は抜粋ですから時間にしたら2分程度だと思いますが、この2分で充分なのです。もっと言ったら、出だしの10秒でもいい。それだけで僕の琴線に触れるか否か、わかります。惹きつけられるものって、出だしの2~3秒でわかりますね。本当に楽しいCDです。これが毎月出るのですからたまりません。
さて、僕はこうして、クラシック音楽のマーケットをリサーチしているのですが、娘がね、僕と似たようなことをしているのです。
彼女は金銭感覚が良く言えばしっかりしていて(結構ケチで、修学旅行に持っていったお小遣いを残して帰ってくるような娘なのですが)、本当に欲しいものにしかお金をつぎ込まないのです。それはとてもいいことだと思っています。その彼女、やっぱり好きな音楽のリサーチをちゃんと決めて実行しているのです。しかも、お金のかからない方法で。
そう、FM放送です。NHK-FMで毎週放送される「ミュージック・スクエア」という番組です。この番組は月~金まで放送されるのですが、金曜日には、いわゆる売れ線のヒットチャートを流してくれるのです。日本の歌です。これをエア・チェックして、そこから、お気に入りの歌をみつけ、着歌にする、そのアーティストの他の曲も聴きたいと思ったら、アルバムの情報をゲットし、吟味し、必要だと思ったら買う・・・・・当たり前といえば当たり前なのですが、これは実に効率のよい、経済的な方法なのですね。
蛇足ですが、娘は、外国アーティストを掘り出す名人でもあります。同じように何らかの方法で事前に情報をゲットしているものと思われますが、マイナーなバンドなんかもちゃんと見つけますよ。これはきっと母親似です。母親は娘の年頃にはハードロックにご執心で、レコード屋さんで、ジャケットが気に入ったらLPレコードをゲットしてしまうという、かなりのギャンブラーだったようです。そこへいくと、我が娘は、確実にハズレのないものをゲットする私に似ました。(笑)
文才に難があって、話があっちこっちに飛んで恐縮ですが、そういえば昔、お小遣いが潤沢になかった僕も同じことをしていました。土曜日にやはりNHK-FMで、ポップス・ベストテンと歌謡曲のベストテンの番組が組まれていました。それは毎週エア・チェックでしたね。僕はカセット・テープ(60分400円のアナログ録音)でしたが、娘はMD(80分100円のデジタル録音)です。僕はその上に、「FMファン」という隔週発売の雑誌を買って、クラシック音楽はその雑誌の番組表で端からチェックし、聴きたいものはエア・チェックしていました。おかげでお小遣いの大半は、生のカセット・テープと、ほんのたまにレコードにつぎ込まれませした。中学後半から高校卒業までに、カセットテープは4~500本になっていました。(笑)
娘が通学のときに僕の車の中で、一応私の許可を得てかけるMDを聴いていて、そんなことを思いました。というのは、私も今朝聴きたいCDというのをかけながら車通勤をすることがあるものでから、ちゃんと確認してくれます。
父娘(おやこ)だな~って思いました。
似てくれてよかった、数少ない性癖(?)です。
【写真】 音楽之友社の月刊誌:レコード芸術の付録CD モーツァルトだらけ
僕がクラシック音楽が好きなのは、みなさんご承知の通りです。この世の中に存在する音楽で、あなたには一つの種類の音楽しか許されませんと、もし言われたのなら、僕は、自分のバッハの演奏もテレマンもモーツァルトもベートーヴェンも、みんなみんな投げ捨てて、マリア・カラスのアリアを残すでしょう。だから僕には、カラスさえいてくれたら、究極としてはそれでいいのです。
ところが、世の中は他にも素晴らしい音楽で満ち溢れています。僕がクラシック音楽だけでなくて、広く音楽全般において”良いものは良い”という節操レスの姿勢であることは、これまたご承知の通りです。その中で、クラシック音楽の最前線の情報、それはもちろん文字情報もありますが、音楽演奏そのものの情報を入手しているのが、主として、音楽之友社の月刊誌「レコード芸術」です。世の中20年も前にレコードからCDに変わっているのに、いまだにこの名前に拘っているあたりもマニアの端くれとしては好感が持てます。モームページとしてのコンテンツは、ごくごく当たり前の(正直言うとつまらない)ものなのですが、雑誌は違います。もしかしたら、無料のホームページを見せて、雑誌を買いたくなる気にさせて、雑誌(税込1250円)の売り上げで稼ぐという意図が働いているのかもしれません。当然か・・・。(笑)
この雑誌に、毎回CDが付録で一枚ついてきます。最新号(3月号)のCDがこれです。コンテンツは、最新発売された音源から、社が推薦するものを、30前後、さわりを聴かせてくれるのですね。これが実に優れものなのです。

クラシック音楽といえども、1ヶ月に発売される音源は、CDだけでも数十~百くらい、当然外盤も含んでということになりますが、外盤は主なものだけだから、全世界では数百のオーダーかもしれませんね。この中の30曲(CD30セットと言っていいかと思います)が聴けるのです。各曲は抜粋ですから時間にしたら2分程度だと思いますが、この2分で充分なのです。もっと言ったら、出だしの10秒でもいい。それだけで僕の琴線に触れるか否か、わかります。惹きつけられるものって、出だしの2~3秒でわかりますね。本当に楽しいCDです。これが毎月出るのですからたまりません。
さて、僕はこうして、クラシック音楽のマーケットをリサーチしているのですが、娘がね、僕と似たようなことをしているのです。
彼女は金銭感覚が良く言えばしっかりしていて(結構ケチで、修学旅行に持っていったお小遣いを残して帰ってくるような娘なのですが)、本当に欲しいものにしかお金をつぎ込まないのです。それはとてもいいことだと思っています。その彼女、やっぱり好きな音楽のリサーチをちゃんと決めて実行しているのです。しかも、お金のかからない方法で。
そう、FM放送です。NHK-FMで毎週放送される「ミュージック・スクエア」という番組です。この番組は月~金まで放送されるのですが、金曜日には、いわゆる売れ線のヒットチャートを流してくれるのです。日本の歌です。これをエア・チェックして、そこから、お気に入りの歌をみつけ、着歌にする、そのアーティストの他の曲も聴きたいと思ったら、アルバムの情報をゲットし、吟味し、必要だと思ったら買う・・・・・当たり前といえば当たり前なのですが、これは実に効率のよい、経済的な方法なのですね。
蛇足ですが、娘は、外国アーティストを掘り出す名人でもあります。同じように何らかの方法で事前に情報をゲットしているものと思われますが、マイナーなバンドなんかもちゃんと見つけますよ。これはきっと母親似です。母親は娘の年頃にはハードロックにご執心で、レコード屋さんで、ジャケットが気に入ったらLPレコードをゲットしてしまうという、かなりのギャンブラーだったようです。そこへいくと、我が娘は、確実にハズレのないものをゲットする私に似ました。(笑)
文才に難があって、話があっちこっちに飛んで恐縮ですが、そういえば昔、お小遣いが潤沢になかった僕も同じことをしていました。土曜日にやはりNHK-FMで、ポップス・ベストテンと歌謡曲のベストテンの番組が組まれていました。それは毎週エア・チェックでしたね。僕はカセット・テープ(60分400円のアナログ録音)でしたが、娘はMD(80分100円のデジタル録音)です。僕はその上に、「FMファン」という隔週発売の雑誌を買って、クラシック音楽はその雑誌の番組表で端からチェックし、聴きたいものはエア・チェックしていました。おかげでお小遣いの大半は、生のカセット・テープと、ほんのたまにレコードにつぎ込まれませした。中学後半から高校卒業までに、カセットテープは4~500本になっていました。(笑)
娘が通学のときに僕の車の中で、一応私の許可を得てかけるMDを聴いていて、そんなことを思いました。というのは、私も今朝聴きたいCDというのをかけながら車通勤をすることがあるものでから、ちゃんと確認してくれます。
父娘(おやこ)だな~って思いました。
似てくれてよかった、数少ない性癖(?)です。
【写真】 音楽之友社の月刊誌:レコード芸術の付録CD モーツァルトだらけ
この記事へのコメント
Papalinさん 親子で似てくれてよかったな~って思えるものがあるって幸せですね。我が家はどうだろう・・・う~ん あまりないような気がするのはなぜ?
外食したんです。
その帰りに本屋さんへ寄ったんですが、
嫁さんと長男は車で待機。
僕と次男坊が本屋さんから並んで歩いて
出てきたら、車の中の二人がニコニコ
笑ってるんですよ。
「どうしたの?」って聞いたら、
「二人並んで歩いてる姿は、やっぱり
親子やねぇー(微笑)」だってさ。
確かに次男坊は仕草も僕に似ている。
(親子だから当然と言えば当然だけど)
なんだかくすぐったいような
ささやかな幸せなひとときでしたとさ♪
似て欲しいと思う特長は似ない。似て欲しくないと思う特徴は似る。どうも最近の神様は、人間に試練を与えて下さるようです。
確かに、ささやかな幸せを感じるひと時だったのでしょうね。僕も同じでした。
でも、次男君は、dogachanみたいに背が高くてスマートで...なのですか? それとも、歩き方、仕草がよく似ているのかなぁ。
本日よりHN変えました。(ウソです!)
URLは、僕の'05/09/24のブログ写真。
我が愛する「次男坊」です♪
身長は母親(150cm)に似て、クラスで低い方の3番目ぐらいだそうです。体型もどちらかというとポッチャリ型です。(本人は大きくなろうと、毎日サプリと牛乳飲んでます・・・涙ぐましい努力!)
似てるのは「雰囲気(仕草)」かな?
「顔」は次男坊の方が僕より「男前」です。
(嫁さんに似て・・・えへへ)
なんでやろ?
僕のブログからじゃないと入れないみたい?
えー!どうしよう?
仕方が無いので、とりあえずブログのURL
貼ってみました。9/24の記事を見てね♪
うん、2つめのURLから見させてもらいましたよ。GKのユニフォームがよく似合ってますね。精かんです。背はこれからどんどん伸びるでしょう。お父さんみたいにね。
はい、誰かよりずっと男前ですね。お母さん似でね。(笑)
いい男でしょう?
この写真映りは、中学1年生の割には
精悍な顔つきだと思います。
やっぱり「真剣」に物事してる時って
いい顔つきになりますよね。
Papalinのブログのトップページの
「顔」も、精悍でカッコイイですよ!
ちょっと開くたびに、うっ・と来るものがあります。
アルペンの「皆川賢太郎」くん、カッコイイ!おしい、4位。
本当にいい顔していますよね。特にスポーツしているときって、素晴らしい顔をしています。フィギュアの荒川選手。フリーの演技で最後のジャンプが決ったあとの顔、もうすでに「やったわ~」という表情が表れていました。dogachanの次男君も同じです。あちこちに神経を配っているゴールキーパーの顔をしていましたよ。まだちびちゃんなのに、立派。
残念なのが、自分のそういう表情って、誰かが写真屋ビデオを撮ってくれないとわからないってことですね。(笑)
おはようございます。ちょっとお久し振り? そんなことはないですか。
は~い、お一人様が却下を希望されておりま~す。他にはいらっしゃいませんか~? 2月中の受付となります。
ちなみに、dogachanさまからは、続行のご意見を頂きました。sakuraさんからは、ご心配の心中を明かして頂きました。
さぁさぁ、如何ですか~?
>dogachanさまからは、続行のご意見
あのう・・・
「精悍でカッコイイ」と本当に思うのですが、TOPページでの「続行」は如何なものか、と・・・(笑)
僕らの業界は、ひとりでもお客様がダメ出しすると「禁止」になることが多いです。例えば「お髭」・・・Papalinは僕の職種知ってるけど、ひとりも「髭を生やした人」いないでしょ?
僕は「髭」が大好きなんだけどね。
そして、この時期、国○○次です。
「祈る」っていう気持ちがよく分かります。ひたすら何かにおすがりしたくなるような気持ち。
あはは。お一人様、却下にお回り~。
わかりました、僕の気が済んだら、変更を検討してみましょう。あまりにもブログのタイトルと違いますからね。(笑)
そう言われてみると、dogachanの仰る通りです。dogachanのご職業の業界には、髭をはやした人、見ませんね。なるほど~。
僕も、英国帰りの上役からよく言われます。英国人が庭と髭の手入れにどのくらいの時間をかけているか。手入れが出来ないんだったら剃りなさいとまで言われます。あはは。
はいはい、わかりました。お一人様、ご意見に上塗り~。でも、大票田がもうお一方いらっしゃるので、一応ご意見を伺ってみませんと...。
○立二○、日頃の力が充分に発揮されますことをお祈りしています。
>似て欲しいと思う特長は似ない。似て欲しくないと思う特徴は似る。
そうかもしれませんね~。
4月から長男が一人暮らしを始めるので 早めに準備進めなさいっていっているんですけどね~。
一向に進みませんね~。誰に似たんでしょう(笑)
あはは。sakuraさんの特長(特徴?)ひとつわかっちゃった。でも、その気持ちはとってもわかるわけ。僕も旅行は好きなんだけど、ビジネス・トリップでも、プライベートなトラベルでも、持って行くものの準備は、前日の夜中です。成田までは自家用車で早朝にたつことが殆どなので、眠くて敵いません。(笑)
それがまた、Mamalinも娘もそっくりで...。
私にはわからないグループ、音楽が多いです。
まだあまり知られていない、マイナーなグループが好きのようです。
なるべくシャウト系の歌は聴きたくないのですが・・・
それを見つけるの、醍醐味でもあるんですよね。トップ・テンを聴いているうちはだめですが、マイナーな番組を見つけて、そこから人知れずいい曲、いいアーティストを知ること、それも楽しいものですね。
私もlavieさんと一緒に、声を大にして申し上げたいと思います。
先日、何年も会っていなかった友人に会ってちょっと紹介したかった記事があったので彼女のPCを開いたのですが、ドカンと出てきたのがあの「お写真」。
「え、え~?何これ?」彼女の反応はいたって正常だと思います。このブログの「常連」であることは隠して紹介したものの、内心ドキリでした。
常日頃、Papalinさんの言動に慣れているわたしたちならいざ知らず、初めての方にとっては刺激が強すぎる写真だと思います。
早急にご検討くださいますよう、切にお願いいたします。
常連の方々には、みなご覧いただけたようなので、今晩あたり変えましょうかね。美しいものに...。
aostaさんほか、皆様へ。
仕方ない、替えたよ。
これでいい?
見ましたよ。TOPページ。
さぞや「無念」だったでしょうね・・・。
>仕方ない、替えたよ。
この一行に全てが込められています。
なかなか「全ての方々に受け入れられる」っていうのは至難の業、ですよね・・・。
一対一なら許されることでも、「公」となると「苦渋の選択」も仕方の無いこと。
>これでいい?
うーん・・・ちょっと下の絵が違うような・・・。
「リコーダーと手」だけでは、一部の方は、かえって「不気味」に見えるかも・・・?!
いっそ、Mamalinが「愛情込めて」書いたPapalinの「リコーダーを吹くPapalin」のイラストを載せた方が、僕は、良いと思いますが・・・如何でしょう?
dogachanは、すべてお見通しですね。(笑)
でも、数日で替えることは、初めからそうなることを予想していたので、問題ありませんでした。むしろ、次に何をもってくるかでしたね。dogachanのご提案も考えました。やっぱりそっちの方がいいかなぁ。クラシック音楽からリコーダーって連想しにくいから、いっそのこと有名な音楽家の写真でも載せようかとも。
まぁ、また気が向いたら替えますよ。ご心配ありがとうございました。
それも図書館でまとめて何冊かずつレコード芸術をかりてきて、付録のCD聴いてました。
『もうちょっと聴きたい~』とおもうところで余韻を残しながら悲しくも消えていきますね。
最近はhttp://www.bach-radio.com/support.php
のバロック放送をよく利用。
曲名も出てるのでなかなかいいです。
BYちゃっかり主婦
そうそう。これから盛り上がるぞってときに、フェードアウトされちゃうんだよね。でも、付録の一枚のCDで、新譜のCD20枚以上の情報が取れるから、◎です。今年はモ-ツァルトばっかりですね。まぁそれも良しとしましょうか。