◆IL DIVO◆ ルネサンスのリコーダー・コンソート

URL : http://papalin.yas.mu/W702/M001/
◇ジャンル: リコーダー、合唱、
多重録音
◇公開日: 2006年02月25日
◇連続演奏時間: 13分21秒
◆録音日: 1998年 (37歳)
◆上記の英語の曲目名をクリックする
と、Papalinの音楽サイトに直行でき
ます。
リコーダーの、リコーダーによる、リコーダーのための演奏・・・そういうのもできるんだぞ、という演奏で始まります。 第一曲、ルネサンス時代のリコーダー合奏曲(元は多分合唱曲でしょう)は、真剣Papalinによる演奏です。ビブラートを一切使わない、ピリオド楽器を用いたかのような演奏です。いかがでしょう。このシリーズは、Papalinの音楽サインカーブが極大値を示した1998年の作品です。長野オリンピックのあった年、7年に一度の日本三大奇祭:御柱祭のあった年でした。
子供の通う小学校のPTAにつかまった年に録音した、実存する学校の校歌。これを IL DIVO で公開することに何の意味があるのかと問われたら、返す言葉がありません。でも、Papalinの可愛い子供たちなので、僕には公開する意味は充分にあります。
第2曲目の校歌は、Papalinによる編曲、演奏です。
みなさまのご感想を、コメント欄に是非書いてください。
【音楽】 甘き思い出 / ピエール・サンドラン作曲 Recorded in 1998
【写真】 1998年 職場の旅行。フェリーに乗った、考えるPapalin。
![]() リコーダー |
![]() 多重唱(合唱) |
この記事へのコメント
このお帽子に似合うのは、リコーダーというよりバグ・パイプでは・・・と一瞬考えたaostaです。
押し寄せるはナポレオンに率いられたフランス軍。迎え打つウェリントン。イギリス軍の戦闘に立って士気を鼓舞するために吹き鳴らされるバッグ・パイプの音。
勇壮にして、どこか物悲しいその音色とともに、ばたばたと倒れていく兵士たち。いつの間にかバグパイプの奏でる音は鎮魂の色合いが濃くなっていく・・・
なぜか朝から、ワーテルローのイメージが喚起されてしまったのはPapalinさんのスコティッシュなお帽子のせい?
第一曲のリコーダー四重奏「甘き思い出」、聞かせていただきました。残念ながら、ピエール・サンドランという作曲者の名前は今まで聞いたことがありませんでした。名前からするとイタリアというよりフランスの人かしらとも思うのですが・・・
曲自体はまさにルネサンス。それ以外の何物でもないあの時代の調べですね。
もの憂げに円陣を組んで踊っている貴人たち。
そのまとう衣装は、金糸・銀糸で刺繍を施された繻子や緞子。または闇を吸い込んだような漆黒のビロード。それぞれが、揺らめく炎のかげろいの中、典雅に円を描きながら、しとやかに舞い踊る有様を想像してしまいました。
美しく、雅びな曲です。
メインで歌っているのはアルト・リコーダーでしょうか?柔らかでいながら輪郭のはっきりした高貴な音です。アルトを支えるのはバス・リコーダー?
こちらもまた深く豊かに響く美しい音色。
聞いていて心が静かにほどけていくような曲ですね。
さすがによくご存知で。仰る通り、スコットランドで購入した帽子です。PapalinはとにかくMcGREGORの柄が大好き。帽子は二つ、ネクタイは一つ、パンツが一本、上から下までMcGREGORで着飾ることができます。
感想をありがとうございます。帽子の感想で終わったらちょっと寂しいぞ~と思っていたので、やっぱり嬉しいですね。
多分、フランスの作曲家でしょうね。僕も名前は知りませんでした。いまだに知りません。(笑)
リコーダー四重奏曲は、上から、ソプラノ、アルト、テノール、バスの4本のリコーダーで演奏される曲が圧倒的に多いのですが、この曲は、トップがソプラノ・リコーダーではなくて、アルト・リコーダーです。aostaさん、目が利くだけでなくて、本当に耳がいいですね。楽器まで当てられるとは、恐れ入りました。
ルネサンス時代の四重奏曲は、各パートの音域が狭くて、オルガンのような響がします。というか、そういう響になるように演奏します。Papalinの一人多重奏の録音の中でも屈指の演奏がこの曲です。この曲で踊ったかどうかはわかりませんが、踊ってもおかしくない調べですね。甘い思いでを舞う。いいですね。
おはようございます。
ルネサンスの音楽というと必ず舞曲のイメージが浮かんできてしまいます。
あの、ゼフレッリの名作「ロミオとジュリエット」の舞踏会のシーンがあまりにも強烈に刷り込まれたせいでしょうか?この映画で音楽を担当したのはニーノ・ロータでしたね。あの、なんともいえない憂愁を含んだ音楽の数々。「ゴッド・ファーザー」でもその音楽は強烈に心に刻まれています。
そのニーノ・ロータが「弦楽のための狂想曲」を作曲し、イ・ムジチ合奏団が演奏しています。
アルバイトが終了した息子が何かお母さんが好きそうな気がしたから・・・と遊びに行った松本で買ってきてくれた中古CD。
レスピーギの「リュートのための古風な舞曲とアリア」、バーバーの「弦楽のためのアダージョ」と一緒にこのニーノ・ロータが入っていました。
つややかな弦の響き、哀歓のあるピツィカート。初めて聴くニーノ・ロータがありました。
間違ってキーインしても、気にしない気にしないといってくださいましたが「狂想曲」と「協奏曲」ではまったく別物なのであえて訂正とお詫びのコメントを・・・
ロミオと...の音楽は、ニーノ・ロータでしたか。甘いメロディの主題歌がとても好きで、中学1年の頃だったかな、一生懸命歌詞を覚えた記憶があります。意味は覚えてないけど...。
ほう、いい息子さんですね。バーバーの曲も、戦場を舞台にした映画(プラトーン?)で使われましたね。
単純なミスなら訂正しなくてもわかりますが、今回のように、両方とも存在するものの場合は、訂正されるのが宜しいと思います。臨機応変に。「協奏曲」・・・わかりました。
戦争映画はあまり見ませんので、この作品も「情報』としてしか知りません。
そうですか、ニーノ・ロータの音楽なのですね。
「ゴッド・ファーザー」での彼の甘くリリカルなメロディー。
確かアル・パチーノ扮するドン・コルレオーネの三男(?)が、生まれたばかりのわが子の洗礼式に立ち会っている場面。荘厳なカトリック教会の内部、神父に祝福され、洗礼を授けられる無垢な赤ん坊。厳粛にそして誇らしげに立ち会う父親役のパチーノ。
画面はオーヴァー・ラップして、パチーノの指示により敵対するグループのトップたちが次々に惨殺されていく狂気と流血のシーン。
かたや神聖な洗礼式、かたや非道な殺人の場面。
ここに、あのニーノ・ロータの美しい旋律が重なっていくとき、救いのない非道を行ないながらも、神を求める人間という存在の恐ろしさに魂が震撼する思いがいたしました。
あのシーンのニーノ・ロータの美しいメロディーとその恐ろしいばかりの効果、忘れられません。
こちらは、aostaさんがお書きになっているように、バーバーという作曲家の作品です。「弦楽のためのアダージョ」・・・これがまた最高にいい曲なんです。好き者のPapalinは、この曲だけが、様々な楽器/演奏者で演奏されたオムニバスCDを持っているくらい好きです。
「プラトーン」の音楽はニーノ・ロータではなくバーバーだったのですね。
確かにそう書いていらっしゃいます。
私の早とちり、ごめんなさい。
でも、このバーバーの曲、本当に美しい曲ですね。
私が始めて聴いたのは合唱曲「アニュス・デイ」としてでした。心が涙で洗われるような曲です。
Papalinさんがお持ちのオムニバスCD聞いてみたいです。
はいはい、お貸しいたしましょう。
こちらは、何度でも泣けますよ~。
「ドヴォ8」もお忘れなく!
aostaさん、私、まだ40代なんですけど、先々が不安になりました。ドヴォ8"も"ということは、ほかに何か約束したんだと。それが思い出せなくて、このブログのコメントを見て、やっと思い出す始末。やばいです、まじで。博士のように、メモを書いて、体中に貼り付けておきましょうか。それか、aostaさんに、毎日書き込んでもらうか、どちらかです。
覚えていらっしゃいますか? (不安)
体中に貼り付ける、書き込む・・・なんだか魔よけのために般若心経を体中に書き込んだ「耳なし芳一」を思い出してしまいました。
そんなこと言いましたか? やっぱりリストを作って頂くか、体中にぺたぺた貼り付けた方が良さそうです。