倭 (日本的な植物との出会い)
クララさんに誘われて、森林浴、自然林の散策をしました。
お天気が心配でしたが、クララさんとaostaさんのどちらかが晴れ女のようで、写真撮影に最適な曇りの日となりました。
(1)クララ宅の裏に生えている「ヤブレガサ(破れ傘)」
その名の通り、破れた傘でした。これは若い株。段々と傘を開いていくようです。ですので、これは少し時間が経った状態ということになりますかね。大きくなると、葉っぱもシャンとして、2~3枚になり、お花をつけるそうです。クララさんのご主人が、人に踏まれないようにと、収集されている丸い石でもって囲ってありました。大切にされている思いがよくわかります。
(2)やっと見つけた「ニホンサクラソウ(日本桜草)」・・・4/30訂正
散策といっても、大した距離を歩いたのではなく、足元のお花や植物を眺めながら、ゆっくり小一時間ほどいたでしょうか。ご主人が「あそこに群生している」と仰る場所に連れて行って下さったのですが、なんと、土を掘り起こした跡がいくつもいくつも。その痕跡を見て、クララ博士は「これは素人さんの仕業だわ。」と仰っていました。咲いているのは一輪も見つからなかったのですが、Papalinが見つけました。大きな岩の地面との境になる見難いところに一輪だけ咲いていました。5弁の花弁が何とも可愛いですね。まるでハートが5つあるみたい!
サクラソウの花言葉は、純潔・無邪気・清らかですって。だから、Papalinが見つけるわけだ~。(?)
(3)Papalinが初めて認知した「ヒトリシズカ(一人静)」
素晴らしい名前を冠した花ですね。初めて知りました。
今日同行させていただいたのは、フタリシズカデナイ方でしたが...。あ、また怒られそう。フキノトウを見て「これは随分トウが立っているね。」と言ったら、視線が冷たかったもんなぁ。○ララさんには案内して頂いたのに、それをaoさんと「フタリ・・・」なんて言ったら罰が当たるよな。くわばらくわばら。以上ここまでは一人静ならぬ独り言でした。
それでもって、これはやっと地面から顔を出して、これから成長するところなのです。見えている紫色の茎は成長するにつれて緑色に変わるようです。わずかに顔を覗かせている花穂が一個で一人、花の清楚さを静御前にたとえて命名されたようです。昔の日本人って、本当にロマンティストだったよな~。みんながみんなPapalinみたいだったんだ~。言わなきゃいいものを...。
(4)八ヶ岳に多くの種類が自生しているという「スミレ(菫)」
八ヶ岳一帯は、多くの種類のスミレがあることで有名なんですってね。知りませんでした。恐らく山梨県側ではないかと思うのですが、これは勘であり、保証できません。
写真のスミレは、スミレという名のスミレ、もしくはノジスミレだと思います。山を案内される方が、僕みたいな素人に山野草を説明する際に、「これはただのスミレです。」って言うと、「タダノスミレ」ってメモする人がいるんですって。(笑) いや、笑えません。
八ヶ岳周辺のスミレについて特集している地味だけど素晴らしいWebサイトを見つけました。写真のスミレの名前を調べようとしていて出会いました。
(5)透き通るような真っ白な「サクラ(桜)」
帰り際に、里に下りて、谷戸城址の桜を見物させて頂きました。様々な種類の桜が植えられていましたが、Papalinには、どれが何なのか、皆目解りません。ちなみに、長坂のスポーツ公園には、やはり多くの種類の桜が植えられていますが、そこはちゃんと名札が幹に掛かっていて、良心的でした。
この桜、もう葉っぱも出ていて、誰にも愛でてもらえなくなってしまったのかもしれませんが、僕に「ここにいますよ。」って声をかけてくれました。見上げると、この曇り空と一体になった、それは純粋な純白なこの子達がいるではありませんか。一番綺麗に撮ってあげるからねって、パシャ!
今日のブログのタイトル。「和」と悩みましたが、やっぱり「倭」がいいです。
【写真1】 ヤブレガサ
【写真2】 ニホンサクラソウ
【写真3】 ヒトリシズカ
【写真4】 スミレ
【写真5】 サクラ
お天気が心配でしたが、クララさんとaostaさんのどちらかが晴れ女のようで、写真撮影に最適な曇りの日となりました。
(1)クララ宅の裏に生えている「ヤブレガサ(破れ傘)」
その名の通り、破れた傘でした。これは若い株。段々と傘を開いていくようです。ですので、これは少し時間が経った状態ということになりますかね。大きくなると、葉っぱもシャンとして、2~3枚になり、お花をつけるそうです。クララさんのご主人が、人に踏まれないようにと、収集されている丸い石でもって囲ってありました。大切にされている思いがよくわかります。
(2)やっと見つけた「ニホンサクラソウ(日本桜草)」・・・4/30訂正
散策といっても、大した距離を歩いたのではなく、足元のお花や植物を眺めながら、ゆっくり小一時間ほどいたでしょうか。ご主人が「あそこに群生している」と仰る場所に連れて行って下さったのですが、なんと、土を掘り起こした跡がいくつもいくつも。その痕跡を見て、クララ博士は「これは素人さんの仕業だわ。」と仰っていました。咲いているのは一輪も見つからなかったのですが、Papalinが見つけました。大きな岩の地面との境になる見難いところに一輪だけ咲いていました。5弁の花弁が何とも可愛いですね。まるでハートが5つあるみたい!
サクラソウの花言葉は、純潔・無邪気・清らかですって。だから、Papalinが見つけるわけだ~。(?)
(3)Papalinが初めて認知した「ヒトリシズカ(一人静)」
素晴らしい名前を冠した花ですね。初めて知りました。
今日同行させていただいたのは、フタリシズカデナイ方でしたが...。あ、また怒られそう。フキノトウを見て「これは随分トウが立っているね。」と言ったら、視線が冷たかったもんなぁ。○ララさんには案内して頂いたのに、それをaoさんと「フタリ・・・」なんて言ったら罰が当たるよな。くわばらくわばら。以上ここまでは一人静ならぬ独り言でした。
それでもって、これはやっと地面から顔を出して、これから成長するところなのです。見えている紫色の茎は成長するにつれて緑色に変わるようです。わずかに顔を覗かせている花穂が一個で一人、花の清楚さを静御前にたとえて命名されたようです。昔の日本人って、本当にロマンティストだったよな~。みんながみんなPapalinみたいだったんだ~。言わなきゃいいものを...。
(4)八ヶ岳に多くの種類が自生しているという「スミレ(菫)」
八ヶ岳一帯は、多くの種類のスミレがあることで有名なんですってね。知りませんでした。恐らく山梨県側ではないかと思うのですが、これは勘であり、保証できません。
写真のスミレは、スミレという名のスミレ、もしくはノジスミレだと思います。山を案内される方が、僕みたいな素人に山野草を説明する際に、「これはただのスミレです。」って言うと、「タダノスミレ」ってメモする人がいるんですって。(笑) いや、笑えません。
八ヶ岳周辺のスミレについて特集している地味だけど素晴らしいWebサイトを見つけました。写真のスミレの名前を調べようとしていて出会いました。
(5)透き通るような真っ白な「サクラ(桜)」
帰り際に、里に下りて、谷戸城址の桜を見物させて頂きました。様々な種類の桜が植えられていましたが、Papalinには、どれが何なのか、皆目解りません。ちなみに、長坂のスポーツ公園には、やはり多くの種類の桜が植えられていますが、そこはちゃんと名札が幹に掛かっていて、良心的でした。
この桜、もう葉っぱも出ていて、誰にも愛でてもらえなくなってしまったのかもしれませんが、僕に「ここにいますよ。」って声をかけてくれました。見上げると、この曇り空と一体になった、それは純粋な純白なこの子達がいるではありませんか。一番綺麗に撮ってあげるからねって、パシャ!
今日のブログのタイトル。「和」と悩みましたが、やっぱり「倭」がいいです。
【写真1】 ヤブレガサ
【写真2】 ニホンサクラソウ
【写真3】 ヒトリシズカ
【写真4】 スミレ
【写真5】 サクラ
この記事へのコメント
さまざまな山野草を愛でながらの素晴らしい時間でした。みんなで競うように可憐な花を見つけては、その名前を確認し、Papalinさんはお写真を撮り、清々しい林の中を歩いた素敵なひとときでしたでしたね。
クララさん、またご主人様の博識と、Papalinさんの細やかな感性に、改めて感じ入った時間でもありました。
歩くことってなんて気持ちのいいことだったんでしょう
踏みしめる土の柔らかさ。空の高さ。
一人だったら見過ごしてしまう小さな花の、何とつつましやかなたたずまい。
樹々の芽吹きの美しさ。流れる水の音・・・
大きな包容力に満ちた自然野の中で、ふつふつと湧き上がる喜び。
ワチガイ草、ミツバツチ栗、ネコノ草。
新しい花の名前もたくさん、覚えました
帰り際にはPapalinさん、クララさん大絶賛の「とりはた」さんのジャムも買うことができた最高の一日でした。
なんどでも足を運びたくなる森。
また、お声をかけてくださいね。
ネコノメ草でしたね。
宵っ張りですねぇ。でも早起きのaostaさん。昨日は楽しかったデスね。大して歩いていないので、ダイエットにはなりませんでしたが。
僕は植物の名前を覚えられないので、写真を撮っては、簡単な花のスケッチと、皆さまから教えていただいた花の名前をメモしていたのをご存知でしょう。あのメモ、昼食に訪れたレストランでのハプニングで、どうやらレストランに置いてきてしまったようです。トホホ。なので、解る名前の花だけに...。(裏事情でした)
こんな時間にコメント書いていたら、きっとクララさんに怒られちゃいますね。
花の咲く時期になると、だんだん早起きがひどくなって、これに休みとかなると、さらに早起きになってしまいます。桜の画像、きれいですね~~~!
いやはや何とも言葉がありません。うちのMamalinも、早起きです。正確には、ガーデニングの季節になると、とても早起きです。takasiさんもきっとそうでしょう。お日様が上がっている時間は庭仕事をしたいって。
桜、お褒め頂いて嬉しいです。透けるような花弁、本物はもっと綺麗でしたよ~。
Papalinさん、何時寝ているの?
takasiさんもすごい早起き。
私は早く寝て、ゆっくり起きるタイプです。
お花の訂正を。ユキワリソウとあるのは自生のニホンサクラソウです。ユキワリソウはこの辺りで自生のものは見たことありません。
あと1,2週間もすると、サクラソウのピンクの花がいっせいに咲き出すでしょうね。これからしばらくは八ヶ岳の森から目が放せません。
aostaさんお勧めのとりはたのオリーブオイル、香りが良く、こぱん(おかし売り場に売っているガーリックトースト)にたらして何枚もいただきました。勿論ワインも。
谷戸城址に寄ってみたもの、私の目には、写真撮るほどでは無いと通り抜けようとした時、Papalinさんの「ちょっと止めて」クララ「もう終わりよ、葉桜になってるわ」で写した写真ですね。
さすがの写真を撮られるPapalinさん、目が違うと実感しました。
私もそう思ったのですが、ネットの図鑑で見ると、どうしても花が違うような気がして。逆にユキワリソウの写真にそっくりだったのです。でも今ほかのところを幾つか調べたら、間違いなく、ニホンサクラソウです。直しておきます。ご指摘ありがとうございました。
さて、お礼が遅くなってしまいましたが、クララさんとクララパパさんには、本当にいろいろお世話になりました。ご案内頂いた上に、とれたてのタラノメを沢山頂き、早速夕食で酢味噌で頂きました。使ったお箸は、クララパパさんお手製のダイエット箸。桜の小枝で作られたのですよね。枝が曲がっていて食べにくいので、嫌がおうにも食べる量が減るからという理由で命名されたようですが、全然問題なく食べられました。同じく桜を磨いた箸置に。頂いた苗はMamalinが喜んでいました。
こんな場所で恐縮ですが、お礼まで。
そうでした。無理を言って止めて頂いて、たった一枚撮った写真です。上手いこといったみたいで、嬉しいです。光をお友達にすると、こんな絵が切り取れるんです。
夫が、今日、お散歩好きのご近所さんを連れて行ったところ、昨日のあの場所のサクラソウ無くなっていたそう。堀あとがさらに増えていたとか。
しかし、山野草はしぶといですから、又増えてくれると思います。
山野草の特定は本当に難しいのですが、葉を見るとユキワリソウとサクラソウはまったく違います。名前を知りたい植物の写真を撮る時は、葉や全体像も一緒に撮るようにしています。それでも解らない程、にたかよったかだらけですけどね。
え~、だってあれはまだ一輪しか咲いてなかったよね。これから円座のように咲いていくんでしょう? それを見たかった人は大勢いるでしょうに。でもこれが今の日本人のモラルってことですよ。しかも大人のモラル。
はい、薔薇の写真を撮って、Mamalinに「これ何ていう薔薇?」と聴くと、同じことを言われました。「花だけじゃなくて、葉の色や形、樹形、大きさ、植わっている場所、いろんなもので判断するから、Papalinの好きなド・アップ写真だけじゃわかんない~。」 はいはいってぇんで、2005年からは必ず2枚(花の写真と樹形のわかる写真)は撮るようにしています。
わかっていただけました? 嬉しいです。Papalinはバッハさんが大好き。だから、Papalinのブログには、隠された秘密があるんです。どこに何を隠したか、忘れちゃうんですけれどね。(涙)
タダノスミレは、実際よりも濃い目に現像してみました。コントラストをつけたかったですね。さすがはsakura師匠。
余談:これだけ皆さんがこの花の名前を書いてくださると、絶対に思い込んじゃう人がいますよ。今回は、aostaさんは、大丈夫だと思いますが。(笑)
読みは同じですが意味するところが微妙に違う「和」と「倭」。Papalinさんのこだわりを感じます。
サクラソウ、もって行かれちゃったんですか?
ちょっとというより、とても哀しいです。
一番最初に花をつけながらあの目立たない場所でひっそりと、でも誇らしげに輝いていたあのサクラソウ。
持って行かれてしまったことは、もうどうしようもありません(ため息)
せめて新しい場所で元気に根付いてくれることを祈るしかありませんね・・・
先日、紫色のヒマラヤサクラソウを分けていただいたのを皮切りに、今日はまた別の方から白花のサクラソウをいただきました。
白は弱いからなかなか増えなくて、と持ってきてくださった小さな二株。どこに植えましょうか。
ピンク色の「ニホンサクラソウ」も、林に繋がるご自宅の庭に群生しているそうです。
こちらはまだ小さ過ぎるから、もう少し待っててね、とのこと。
春って、いろんなお花を頂いたり、差し上げたりのとっても嬉しい季節です♪
お優しいですね。許せません。
でも、心のどこかに、僕も大好きなあの花(秘密)を見つけたら、掘り起こしちゃうかも...という邪心があります。僕も、何ら変わらない日本人の大人のモラルの持ち主かも。だめだね。改心しないとね。(笑)
その通りです。特に高原の春は遅いので、一気にやってきますよね。待ちわびていたからね。余計に感動が大きいです。