会えましたよーっ!

 この山野草、一度でいいから、見たかったんです!

 以前のブログで紹介しました、山と渓谷社の「山の花 ポケットガイド」に載っている山野草を全部見たのですが、この花が凄く印象に残っていて、いつか絶対に見つけるぞ~と思っていたのです。でも意外と簡単に会うことができました。

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 名前は九輪草(クリンソウ)といいます。数段にわたってつく花を、寺院の塔の上についている九輪に見立てて、こういう名前がついたそうです。これも、漢字を見て、いっぺんで名前を覚えた花です。

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 なんと、サクラソウの仲間なのですね。仲間の中ではもっとも大きい(背が高い)花だそうです。僕はこの娘(こ)に会いたかったんだな~。彼女に会ったら、山野草探しのゴールだと思っていましたよ。僕は彼女のことを、"クィーン・オブ・ザ・サンヤソウ"と勝手に呼んでいました。

 見て下さい、段菊も素晴らしかったけれど、こちらはもっと素晴らしい"ハイ・ティ"が楽しめそうですよね。とても美味しそうなお花です。(笑)


 どこでこのお花に出会えたかといいますと、山梨県北杜市にある三分一湧水という所なのですね。三分一というのは、三つに分けたという意味でして、何はともあれこの写真をご覧になって下さい。

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 水というのは昔から争いの元。ここの湧水は、八ヶ岳南麓に沸く泉でして、かなりの量が沸いていました。当然この湧水の利用をめぐって長年の争いになっていたようです。そこで、戦国の武将、武田信玄が農耕用水として、三つの村に等しく水を分配したことから、この名前がついたようです。ちなみに日本百名水の一つだそうです。

 そうそう、この写真ですが、写真の下の方向から沸いた水が流れてきます。沸いている場所からはほんの10mもないところです。そして、写真上、右、左の三方に均等に水が分かれていくのですね。中にある二等辺三角形をした石によって、上の方向だけ勢い良く流れることがないようにしているんですね。いやはや感心しましたよ。


【写真1】 何人目の恋人だろう? クリンソウ。
【写真2】 水のあるところ、湿ったところ、湿地等に生息します。
【写真3】 三分一湧水の仕組み。

この記事へのコメント

aosta001
2006年05月24日 05:03
Papalinさん、念願の九輪草、見つけられたのですね?
 実は私も、先日の日曜日にこの花を見たばかりでした。、花が大好きで、素敵なアレンジをなさる、少し年上のお友達の庭先でのことでした。
 雑木林に隣接したそのお庭には、たくさんの山野草が「知らないうちに、生えてくる」のだそうです。
なんて、うらやましい!!
aosta001
2006年05月24日 05:05
先日の彼女のアレンジ・メント、最高でした。
 カサブランカを、花瓶から花だけ見える高さに切って、白い水仙、白山吹をその上で軽やかに遊ばせた作品です。
丈のあるカサブランカを思い切り低く、という、意表をついた使い方、白い花だけの清楚なグラデーション。本当にため息が出てしまうような素晴らしいアレンジでした。

 「花は、綺麗に生けてあげようと、こちらが思っているうちは本当の美しさを隠しているの。花が教えてくれるまで待てるようになったのは、ほんとここ最近になってからなのよ。」
 花のアレンジを「お仕事」になさって50年の方です。「山の花は、山に。野の花は野に。それが一番きれい。」
彼女のお庭に「園芸品種」はありません。ほとんどが自生の野山の花です。
 九輪草、玄関先の陽だまりに固まって咲いていました。オレンジ色の蕾が、何段にもなってついていました。まだしばらく可愛らしいこの花を楽しむことが出来そうです。
2006年05月24日 05:53
クリンクリンとした、九輪草。
いいですね~~~~!aosta001
さんのアレンジの話、いこれもまたいいですね。
クララ
2006年05月24日 08:29
え~、三分一湧水に来ていたの?
お寄り下されば良かったのに。
三分一には、いろいろな山野草がありますが、花壇のように植えているのでちょっと残念。ですが、Mamalinさんのブログのようにドロボーもいますから、ロープ張らざるを得ないのでしょうね。
クリンソウ、もう咲いていましたか。
昨年頂いた我が家のクリンソウはまだ赤い蕾です。
自生している花を見たらもっともっと感激します。
入笠山にも咲きますよ。HPを見ると山野草情報が載っています。昨年はスズランの季節に訪れ、辺り一面スズランの甘い香りに包まれました。
このところ「プロジェクトO」の予定が入り私にしては、忙しい日を過ごしています。
明日は(Kとクララの散歩道)ウォーク、三分一集合です。又一日遊びます。
aosta001
2006年05月24日 10:15
クララさん、おはようございます。

 今日は久しぶりに気持ちよく晴れましたね。
素晴らしいwaliking日和です。
いっぱい、いっぱい楽しんできてくださね。また素敵なお話を聞かせていただけることを、楽しみにしています。

 自生している九輪草、見たことがあります。
雑木林の、そこだけぽっかりと開けた陽だまりで、木漏れ日に揺れていた九輪草の一群れ。こうした思いがけない出会いの嬉しさ!
山暮らしの大きな喜びのひとつですね。
2006年05月24日 19:25
◆◆ 知らないうちに生えて... aostaさんへ

 なんともうらやましい。クリンソウは、水に近いところ、それもキレイな水の傍でないと出来ないはず。そういう環境の中にお住まいということですね。しつこいですが、なんともうらやましい。
2006年05月24日 19:29
◆◆ 白い花だけ... aostaさんへ

 読みながら、これってホワイトだけじゃんって思っていました。清楚、清潔、純粋、見たかったなぁ。

 そのお方、悟りの境地に達したのでしょうか。素晴らしいお話でした。
2006年05月24日 19:31
◆◆ いいですね~~~~! takasiさんへ

 クリンソウ、aostaさんのお話、どちらも素晴らしいです。このブログ、読者の皆様から教わることばかり。ためになります。
2006年05月24日 19:36
◆◆ 自生している花... クララさんへ

 え? あれって自生しているから材木で地面より高いところに歩道を組んでいたのではないの? 植えたものだとしたら、Papalinはちょっと悲しいです。自生している姿、僕も見てみたいです。

 そういえば、ロープが至るところに張られていましたね。日本人にはもはやモラルという言葉はなくなってしまったようです。

PS:えへへ。以前連れて行って頂いた例のニホンサクラソウの生えてたところにも、行きましたよ。
クララ
2006年05月25日 06:57
aostaさん、おはようございます。
久しぶりのすっきりした青空!
唐松のみどりがより濃くなったようです。
しかし、5度!薔薇の蕾が気になります。

◆◆PS:えへへ Papalinさんへ
桜草無くなっていたでしょう?
もっと沢山群生しているところ見せてあげたのに・・・
ベニバナイチヤクソウも咲き出したし・・・
先日は類葉ショウマもみつけたし・・・
これからは景色よりも地面を見て歩く季節になりました。
今日のウォーク〈12km〉はいつかご案内した観音平の防火帯で昼食の予定です。ピーカンのこのお天気で、権現岳(八ヶ岳)と北岳を交互に見ながらのランチタイム。本日のコースリーダーとしては青空を見上げてほっとしています。
2006年05月25日 22:34
◆◆ 山暮らし... aostaさんへ

 故郷にずっと住んでいると、故郷の良さがわかりません。他の土地で暮らしてみて、故郷の良いところが見えてきます。これは何も故郷でなくても構いませんが。
2006年05月26日 07:06
◆◆ 桜草無くなっていた... クララさんへ

 ありましたよ。以前連れて行って頂いたときに見つけた大きな岩の右側に、数株残って咲いていました。ちょっともうピークは過ぎたようでした。

 昨日は朝は0℃でしたが、いいお天気で、ハイキング日和でしたでしょうね。コースリーダー・・・・・格好いいですね。右手に旗なんかもって、タイトスカートにお帽子姿で案内するのですか?
aosta001
2006年05月27日 07:30
一緒に出かける予定があって、友人をお迎えにいきました。
時間が少し早かったので、彼女はまだ支度の真っ最中。彼女を待つ間、ご主人がお庭を案内してくださいました。
 「これから、クリンソウが満開になりますよ。」
さまざまな色のキリンソウが群落のように集まって咲いています。オレンジ色や少し暗い赤の花に混じってひときわ目を引いたのが、ほとんど白と言っていいような淡い淡いピンクの花。
なんともいえない色です。うっとりするような淡いピンクです。

その後ろには日本サクラソウの名残の花たち。
近くの木陰にはイカリソウ。これまたみごとに広がって、蕾をつけています。
「この辺りはスミレノの宝庫だから。」と指差されたところには野生のスミレが地面が見えないほど、一面に繁茂していました。ついこの間までは、満開のスミレで紫色の絨毯、今は緑の絨毯のようです。

皆自然にお庭に生えてきたものを、少し植え替えただけということなのですが、ここには、なんの無理もありません。それぞれが、あるがままに咲いている。本当に心安らかにな自然のお庭。
 庭と一緒に深呼吸したくなるような庭でした。
2006年05月27日 12:16
◆◆ 心安らかな自然のお庭... aostaさんへ

 いいですね。手を入れなくても色んな花が咲いてくれたら、いいですね。

 僕も、ブログをはじめて、もっというとつい最近から草花に興味をもって見ていますが、スミレやサクラソウやイカリソウって、たくさんあるんですね。まだまだ自然に囲まれて生きていると思っていいでしょうか。我が家の敷地内にも、スミレは沢山生えています。

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