名曲に隠されたコード
ダヴィンチ・コードのパクリです。
今日発売の『レコード芸術』も、流行を追いかけるようになったのねって感じです。作曲家と作品にまつわる様々な謎:コードを特集していました。
その中で、モーツァルトの謎:ジュピター音型について...。(昨年流行った、ホルストの惑星:平原綾香の歌のジュピターではありません)
モーツァルト作曲 交響曲第41番「ジュピター」。この最終楽章の第一テーマが、CDFE、つまり、ド~レ~ファ~ミ~という4つの音からなります。
彼の最後の交響曲の最終楽章で使われたこの音型、実は彼の最初の交響曲(第一番)の第二楽章で、ホルンに出てくるのです。まだ小学校低学年のモーツァルトです。この4つの音の伴奏は、第41番では、C→F6→G7→Amなのに対して、第一番ではC→Dm7→G7→Cと、ちょっと異なるのですが、主音はCDFEで同じなのですね。
これは意図したものなのでしょうか、それとも偶然のことなのでしょうか。
ドラマティックなお話が大好きな僕は、意図的と思いたいところです。
モーツァルトの曲には、他にも、このド→レ→ファ→ミが隠されています。といっても音ですから堂々と演奏されますけれど。ド~レ~ファ~ミ~という旋律を、ちょっとだけ頭においておいて下さい。いつかモーツァルトのほかの曲でも見つかりましたら教えて下さいね。
【写真1】 ブルー・ガーデンがブルーになってきました。
【写真2】 大好きなロベリアの寄せ植え。
今日発売の『レコード芸術』も、流行を追いかけるようになったのねって感じです。作曲家と作品にまつわる様々な謎:コードを特集していました。
その中で、モーツァルトの謎:ジュピター音型について...。(昨年流行った、ホルストの惑星:平原綾香の歌のジュピターではありません)
モーツァルト作曲 交響曲第41番「ジュピター」。この最終楽章の第一テーマが、CDFE、つまり、ド~レ~ファ~ミ~という4つの音からなります。
彼の最後の交響曲の最終楽章で使われたこの音型、実は彼の最初の交響曲(第一番)の第二楽章で、ホルンに出てくるのです。まだ小学校低学年のモーツァルトです。この4つの音の伴奏は、第41番では、C→F6→G7→Amなのに対して、第一番ではC→Dm7→G7→Cと、ちょっと異なるのですが、主音はCDFEで同じなのですね。
これは意図したものなのでしょうか、それとも偶然のことなのでしょうか。
ドラマティックなお話が大好きな僕は、意図的と思いたいところです。
モーツァルトの曲には、他にも、このド→レ→ファ→ミが隠されています。といっても音ですから堂々と演奏されますけれど。ド~レ~ファ~ミ~という旋律を、ちょっとだけ頭においておいて下さい。いつかモーツァルトのほかの曲でも見つかりましたら教えて下さいね。
【写真1】 ブルー・ガーデンがブルーになってきました。
【写真2】 大好きなロベリアの寄せ植え。
この記事へのコメント
こんばんは。
痛み、そんなにひどくないようで、不幸中の幸いです。庭? 当然出てますよ。 寝ても、覚めてもです。
お手伝いしてくださるスタッフのみなさま。最初はネットでという方が何人かいらっしゃいます。ネットの力はスゴイですね。そしてこれも素敵な縁ですね。来年はgarden日記さんもお出掛け下さい。高原の梅雨は、雨が降ると寒いですよ。
ギルシャ神話ではゼウスと呼ばれ,ローマ神話ではジュピターと呼ばれる、雷を自由に操りすべての神々の頂点に立つ最高神。
その絶対的な神の名を冠したモーツアルトの41番。
その名がいつ、誰によって名づけられたのかは知らないのですが、この雄大にして、明朗な生命力に満ちた曲を聞くとこの名前のほかは考えられないほど、似つかわしい名前だと思います。
あの、ト短調の40番に続く、モーツアルト最後の曲がこの41番「ジュピター」
流麗にして悲痛なまでに美しいト短調の直後に、まるで対照的なハ長調で書かれたこの曲、20代の頃、良く聴きました。
輝かしい大きな力に包み込まれるような曲。
ギルシャ・ローマ建築の感性されたシンメトリーを思わせる完全性と雄大さとが、波のように体中に満ちてくる曲だと思います。
この、モーツアルトの全作品の一つの締めくくりとも言えるこの曲に、彼の最初の交響曲で使われたテーマが再び現れる・・・
これはモーツアルトが意図的にしたことなのでしょうが、不思議な暗示を感じてしまいます。
まだ「小学校低学年」の年齢でしかないモーツアルトが、すでに自身の最後の交響曲の印象的なモチーフを”用意して”いるのです。
これが「天才」たる所以なのでしょうか。
驚くべき、そして恐ろしいほどの才能だと思います(感嘆)!!!
彼の「交響曲弟一番」。
もう一度、心して聴いてみたくなりました。
まるで夜空にちりばまられた星々のようですね。
最後の曲、ではなく最後の交響曲でしたね。
今日、久しぶりに美容院に行き髪を切ってきました。ずいぶん頭が軽くなった気がしていたのですが、軽くなった分、中身もぼんやりになってしまったみたいです(哀)
ゼウスとジュピターは同一の神だったのですね。モーツァルトのジュピターを聴くと、僕は何か宇宙的な感覚に陥ります。シンプルにして、宇宙的・・・そんな言い方が適切かどうかわかりませんが、とにかく壮大なコスモスを感じます。
また貸してちょうだい・・・・・ということですね? はい、わかりました。聴いて探して下さい。ホルンです。
ロベリアも色々な色がありますが、僕はこの深い青、深海の色のロベリアが大好きです。このお花は、お刺身で言ったら"つま"として使われることが多くて、僕はそれに不満をもっています。ロベリアもかすみ草も、大好きなのです。
では、オープンガーデンの日には、更に美しくなられたaostaさんにお会いできるのですね。反対に、僕は髭面が日に日に濃くなってます。
好きな話題なのでコメントさせていただきます。
ドレファミと言えば、ブラームスの交響曲もそうですね。
彼が残した4つの交響曲は、1番から順番に
ハ短調、ニ長調、ヘ長調、ホ短調です。
ブラームスは完全主義者で、天才ベートーベンを
意識するあまり交響曲第1番の完成が晩年になったと
言われています。
そんなブラームスですが、このCDFEのつながりで、
モーツァルトも意識していたのではないかと
言われたりするようです。これも偶然ではないかも?
と、こういうお話大好きです。
また遊びに来させてもらいますねん。失礼ー。
いらっしゃ~い。
ようこそPapalinワールドへ。
ブラームスのみならず、CDFEという進行を作品に忍び込ませた作曲家は何人かいます。ブラームス、彼は別名ベートーヴェンの第十交響曲の作曲者と言われますね。書いたのは40歳前半だったように思います。僕も、まだ書けるかしら。
当方、めちゃ歓迎です。またお越し下さい。
ごめんなさい、つまらない知識をひけらかしたりして。
今色んな記事見せていただいておりました。
自分もリコーダーを愛する人間なのですが、
その他にもとても共感致しました。
無伴奏チェロ組曲の最低のミの音に感動しました。
自分も以前あの音を出そうと頑張ったのです。
無理でしたが。
今、プーランクの男声合唱曲聴かせてもらっています。
綺麗な声ですね~。
私もプーランクやらヒンデミットの男声合唱曲の
一人多重録音を試みたことがあったのですが、
こんなに綺麗にまとまらなかったです。
バラ園も素敵ですね。
こちらも今度ゆっくりと見たいと思います。
今日のところはおやすみなさいませ。
お返事遅くなってすみません。
リコーダー、お好きなんですね。合唱も、一人多重録音も、そして庭もお好き...。Papalinと似てますね。リコーダーはどんな曲を演奏されるのでしょう。Papalinは、もう下り坂を転げ落ちるようで...。
また是非お寄り下さいね。