◆IL DIVO◆ 広瀬量平 「イディール(田園詩)」 【1978年録音】
Hirose Ryohei / IDYLL
URL : http://papalin.yas.mu/W204/M004/
◇公開日: 2007年1月16日
◇連続演奏時間: 7分0秒
◆録音日: 1978年7月 (17歳)
◆上記の英語の曲目名をクリック
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第四弾は、ちょっとまじめに、現代曲への取り組みのご紹介です。
NHK-FM(確か、夕べのリサイタル)で、この曲の演奏を聴いたときに、すんげ~な~という思いと、できそうじゃんという思いがありました。1976年に作曲された現代曲でありながら、幸いにもリコーダー・アンサンブルの普及を目的とした低価格の全音リコーダー・ピースから楽譜が翌年発売され、飛びつくように購入しました。
メンバー3人はすぐに決まった記憶があるのですが、バス・リコーダーを吹いてくれる人がなかなか現れず、当時一年生だった"くにちゃん"を強引に引きずり込んで演奏した覚えがあります。彼はまだ純情な思春期を過ごしていたものと思われ、有無を言わさず一皮むいてしまった悪い先輩だったかと、今反省中でございます。
ぺこ <(_ _)>
「田園詩」 ・・・ 僕は欧州それもドイツ~オーストリアの風景が目に浮かびました。牧歌的な雰囲気の中にも厳しさがあるのですが、最後に、楽器の発音部分に右手の指を突っ込んで、左手でアドリブで演奏するように楽譜に指示があるのですが、まさに牧歌のようなPapalinのアドリブ、結構いけますよ。
(=^_^=) ヘヘヘ
お聴き下さい。
リコーダーⅠ : "おとくい" Papalin (ソプラノ&アルト)
リコーダーⅡ : "のりのり" わっちゃん(アルト)
リコーダーⅢ : "ばかテク" すけちゃん (テノール&アルト)
リコーダーⅣ : "ぼ ~ や" くにちゃん (バス)
宜しければご感想を、コメント願います。
【写真】 高校3年生 霧が峰高原の Papalin & Anelin(1978年・・・17歳)
(しまった! 右手にやばいものが写ってる!)
この記事へのコメント
とにかく楽しかった。この曲の演奏。今聞いても生き生きしている。新しく何かを作ろうと溌剌としている。
それに懐かしい「すけちゃん」の演奏。彼もまた室コンにはなくてはならない人物でしたね。同じ広瀬のメディテーションでしたか、彼がリコーダーの頭部管をスポッと抜いて尺八のように吹いている様子、今でも記憶の映像のフラッシュバックに出てきます。
その当時の音源が残ってるってのがまずすごいですね。
合唱人の私は、広瀬といえば「海鳥」「海」そして「ラメント」って出てくるんですが、リコーダーの世界でもたくさん曲を書いてるんですか、知らなかった。
プーランクのフルート・ソナタなんかをちょっと思い出してしまいました。発表年代を思えば、当時はずいぶん前衛的だったのでしょうね。こうした作品に果敢に取り組んだ高校時代、楽しかったでしょうね。
Papalinさんのアドリブ、堂に入ってます♪
そういえば、広瀬は、合唱曲でもクラスターとか、けっこうやりたい放題してましたね。思い出しました。
聴いてみたら全然違う(当たり前ですよね)!
現代曲はほとんど知りません。
でもこの曲は、のどかで暖かなリコーダーの音色と、どこか東洋的な曲想も相まって楽しむことが出来ました。
リコーダーを尺八のように吹いたというすけちゃん。
「メディテーション」ですか?
こちらも是非聴いてみたいのですが・・・(お願い)!
もう長いこと行っていません。
父が元気だった頃はこの季節には毎年車で出かけていました。
一面の金色の花。流れる霧。
懐かしい風景です。
ニッコウキスゲ、花は綺麗なのですがびっしりアブラムシが付いていることが多くて(涙)!!
わっちゃん、なぜか僕らが高校3年生のときのテープだけが発掘されました。その中から何曲かお贈りしています。中には、わっちゃんの独奏で、バッハのパルティータもあるのですが、一応Papalinの音楽サイトなので、それは僕一人で鑑賞させてもらっています。(笑)
そう、すけちゃんなのですが、このイディールの演奏でも聴こえると思いますが、テノール・リコーダーで、下のCisのロングトーンが要求されていて、彼が使った楽器はCis用のキーがない楽器だった。そこで彼は、頭部管をキコキコ回して管の長さを長くして、Dの運指でCisを演奏しました。脱帽です。また管を元に戻すキコキコ音もしっかり聴こえますよ。(笑)
ねこまっくさん、こんばんは。
広瀬量平、当時合唱とは全く縁がなかったPapalinは、リコーダーの曲しか知りませんでした。このイディールはまだ音階があるのですが、ラメンテーションですとかメディテーションという曲は、五線譜に波が書いてあったり、×印が書かれていたりでした。そうですね、やりたい放題ですね。
今思うと、高校生の頃って、結構高度なことをしていたんだなと思いますわ。背伸びも含めて・・・。
残念ながら、メディテーションの録音は残っておりません。というか、僕は、すけちゃんのメディテーション(独奏曲)の演奏の印象がないです。4人のリコーダー奏者のためのラメンテーションという曲があって、これではよくラ~メンしてました。(笑)
彼は独学でフルートも吹けた、天才肌の人でした。あ、まだ存命ですよ。(大笑)
そそ。
よくわかりましたね。
毎年、7月20日頃になると、両親に連れられて見に行ったものです。この花を見るために、大して距離のない有料道路を往復1700円出すのがしゃくにさわったけどね。
さて、世の中には、遠くから眺めた方が良いものがいくつもあります。富士山もその一つ。ニッコウキスゲもその中の一つかもしれませんね。
aostaさんは ・・・ 止めておきましょう。(笑)
遠くから眺めていた方が確かに安全かもしれません。
何か飛んでいくかもしれませんよ(笑)。
痛!
お元気ですか。
都さん、ありがとうございます。
本当に懐かしいですね。今思い出しました。
Anelinが教育実習を僕らが通う中学校でして、確かそのときの受け持ちのクラスがくにちゃんたちのクラスだったのかな。大勢我が家に遊びに来ましたっけ。
このイディール、いまでは想像つかないくらい、きにちゃんの演奏は初々しかったですね。高校3年の3人の先輩(わっちゃん、すけちゃん、Papalin)に囲まれて、当時まだ一年生だったくにちゃん、ちょっと遠慮しちゃったかな。慣れないバスリコーダーだったしね。
Anelinだけど、たまに一緒に音楽を楽しんでいます。そんな記事もありますので、URLを貼っておきます。