◆IL DIVO◆ J.クリーゲル 「メヌエット」 【1984年録音】
J.Krieger / Menuett
URL : http://papalin.yas.mu/W103/M003/
◇公開日: 2007年1月24日
◇連続演奏時間: 1分16秒
◆録音日: 1984年1月 (22歳)
◆上記の英語の曲目名をクリック
して、Papalinの音楽サイトから
お聴きくださいませ。 <(_ _)>
2曲目に演奏したこの曲も、小学生時代の音楽のH先生にもらった「ソプラノ・リコーダーのための25の小品集」に載っていた曲です。当時は「な~んだ、へっちゃらじゃん!」って吹いていたと思います。まだ人生の辛さ、恋の切なさなんて知らない頃でした。
Papalin : ソプラノ・リコーダー
小倉先生 : ピアノ
★ 後づけ 補足 ★
ヨハン・クリ-ゲルはドイツの作曲家で、お兄ちゃんから音楽の手ほどきをうけました。グライツ(テューリンガーヴァルト地方)の宮廷の楽長や教会のオルガン奏者などをやりながら作曲をしましたが、作曲家として有名になっちゃったので、同時代のヘンデルも彼のことを当時の最高の作曲家の一人として一目置いていたようですね。
当時の音楽の代表選手でもあるこの曲は、今様のメロディーに和音の伴奏をつけた和声音楽と違って、対位法(メロディとメロディとが重なり合って響き合う)で作曲されています。ここではピアノ伴奏だけですが、ピアノの低音部のラインと、通常は通奏低音の弦楽器で重ねて弾かれるメロディーに対して、もう一つのメロディー(こちらがメインです)がリコーダーで演奏されます。
さてPapalinの演奏もそうですが、リコーダーの演奏では同じメロディーがリピートされた時に、2回目には装飾音をつけて演奏します。このような装飾音は楽譜には書かれておらず、演奏者が当時の流行を考えて飾りをつけて演奏する習慣になっていました。装飾のセンス、更には演奏者のセンスが試される曲とも言えます。(笑)
お聴き下さい。
【 クリーゲルが生まれた ドイツ テューリンガーヴァルト地方 】
【写真】 1984年 後輩の成人式に 付き添いで (22歳)
この記事へのコメント
哀愁を帯びたメロディー 宝石のようにちりばめられていくソプラノ・リコーダーの音色 恋のせつなさしらなかった小学生の時には絶対この音色は出せなかったでしょうね。後半の5連符に高まる感情と最後長く伸ばした音の余韻に酔いしれました。
よかった、よかった。
お金のないときは、この曲を聴いて、酔っぱらって下さいませ。(笑)
簡単な音符の曲って、聴かせるのが意外と大変なのよ。まだまだ恋の刹那、修行が足りんね。
凄い人たちを見つけてしまった。嬉しいやら、あきれるやら。とにかくワクワクしてしまいました。
音楽データの質と量、凄いですね。
とても一度に全部は聴けないので、時々訪れて聴かせてもらいます。一つ楽しみが増えた、そんな感じです。ありがとうございました。
クリーゲルという作曲家の名前も初めて聞く名前。
フランドルの画家にブリューゲルという人がいましたがやはりフランドル方面の方なのでしょうか。
恋に面やつれして青ざめている、どこか寂しげで哀しげなメヌエット。
>当時は「な~んだ、へっちゃらじゃん!」
この「当時」とはこの楽譜を頂いたという小学生のころのことでしょうか。リコーダーを吹くことが嬉しくてたまらなかったPapaplinさんが、この曲を演奏している楽しげな表情を想像しました。
その「当時」から10年余りの年月を経て、「人生の辛さ、恋の切なさ」がちょっぴり身に染みたのでしょうか。
Papalinさんの演奏に涙の苦さ、甘さを感じてしまいました。
あ~見つかっちゃった!
はじめまして。
と言いますか、実は僕はbaccoreさんがメンバーの一員でいらっしゃる「積志リコーダーカルテット(SRQ)」の隠れファンでして、随分と前からホームページにはちょこちょこお邪魔していたのですよ。ですので初対面のような気がいたしません。(笑)
しかしSRQさんは素晴らしい!
僕より少し上の年代だと思うのですが、4~5人でもう何十年もアンサンブルをしていらっしゃること、練習が勤務後の夜9時頃から? 練習がはけたら夜な夜な赤提灯に・・・。背広とネクタイでリコーダーを吹く・・・。何ともそそられました。
もちろん、公開されている演奏の録音、自作楽譜の公開、しかもパート譜まで恐れ入りました。どなたかが紹介されていましたが"恐らく日本一のアマチュア・リコーダー・アンサンブル"だって。本当にそう思います。皆さんの演奏を生で聴きたい、見たい、そして一緒に赤提灯へとと思っております。メルーラの四声のカンツォン、お気に入りです。(ラベルのボレロ、編曲して下さい)
ぺこ <(_ _)>
aostaさん、
疑問形の文には真面目に答えるPapalinです。
ヨハン・クリ-ゲルはドイツの作曲家で、グライツの宮廷の楽長や教会のオルガン奏者などをやりながら作曲をしましたが、作曲家として有名になっちゃったので、同時代のヘンデルも当時の最高の作曲家の一人として一目置いていたようですね。
当時の音楽の代表選手でもあるこの曲は、現代のメロディーに和音の伴奏をつけた和声音楽と違い、対位法(メロディとメロディとが重なり合って響き合う)で作曲されています。ピアノの低音部と重なって演奏される通奏低音の弦楽器のメロディーに対して、もう一つのメロディーがリコーダーで演奏されます。
また、リコーダーの演奏では同じメロディーがリピートされた時に、2回目には装飾音をつけて演奏しますが、このような装飾音は楽譜には書かず、演奏者が当時の流行を考えて飾りをつけて演奏する習慣になっていました。装飾のセンス、演奏者のセンスが試される曲とも言えます。(笑)
本文中の「当時」は、小学生の頃のChibilinです。
そして私もpapalinさんの正体を思い出しました。watさんの旧友ですね。mixiを見ればすぐにわかるのですが、鈍感な私はこのページを見つけた興奮からか、すぐに結びつけることをしませんでした。
それにしても長野県恐るべし。なんでこんなに多才な人が多いんだろう。何か理由があるに違いない。
いつの日か、papalinさんと一緒にアンサンブルが出来る日がくると信じて、楽しみにその日を待つことにします。いいですよね。
今も聴きながら書いていますが、リコーダーの音色といい、フレージングといい、とても心地いい。これが6番まで続くかと思うと、やっぱりワクワクする。
私達SRQはすでに平均年齢が54歳を超えました。
年を取ったせいか、同じメンバーでずっとアンサンブルを楽しめる幸せを最近富みに感じます。そんなSRQをこれからもよろしく願いします。
ボレロ編曲の件、主な編曲担当者(SRQのS氏)に言っておきます。
baccoreさん、連夜のお越し、もったいないです。でも嬉しいです。(笑)
6番まで続くということは、チェロ組曲かテレマンのデュエットですね。前者かな? 昔の資産(遺産)で食ってます。(笑)
> watさんの旧友ですね
そうです。同じクラスでした。でも、卒業して30年近くにもなる今になって、あのときの彼の僕に対する気持ちを初めて聴くことができて、ちょっと嬉しいです。
> いつの日か、papalinさんと一緒に
願ってもありません。こちらこそお願いしたいです。ただ私はブランクの方が長いので、皆さんについていけるかどうかです。
> 同じメンバーでずっとアンサンブルを
> 楽しめる幸せを最近富みに感じます。
本当に素晴らしいことです。
SRQさん、尊敬しています。
PS:ボレロ、編曲完成の折には、是非またネットで
mp3で(!) 聴かせて下さいね。(おねだり2)
素敵な音色ですね。綺麗です。
一回目は普通に?
一回目からマニーレンは入れて良いのでは?(^^♪
今度、エコラボクラブのテーマソングを歌わせていただくことになりました。私が作ったお歌です。
宜しければお聴きくださいませ。
http://www.ecolabo-club.jp/song2.htm
天使♪さん、おはようございます。
素敵な歌を聴かせて戴きました。
作詞作曲もなさるのですね。
考えてみますと、別に不思議なことでもないですよね。もう何曲も作られていることでしょう。スマップの、世界に一つだけの花でしたっけ? イメージとして似た感じの曲に思いました。でもこれは天使♪さんでないと歌えないかもしれません。歌うのは素人では簡単ではなさそうです。(笑)
マニーレン・・・・・この言葉を初めて知りました。装飾音という意味ではちょっとばかり入れましたが、一回目から・・・ですか。作曲家に一応敬意を払った結果、一回目は彼を尊重してみました。(笑)
今年のコンサートでは、生歌で聴けそうですね!
(^-^ ) ニコッ
それでこの記事をリンクさせていただきました。
久しぶりに聴いてみて、やっぱり良い音、録音だなあ・・・と思いました。
私のはICレコーダーで部屋の中での録音、何の加工もなし、おまけにリコーダーは安物・・・と比較にならないなあ・・・と思いました。
この演奏素敵ですね。
ピアノ伴奏はロマンティックだと思いました。
Ceciliaさん、ありがとうございます。
演奏がおぼつかない分、機材と効果でカバーしております。Ceciliaさんのメヌエット、素朴な感じで素敵でした。