◆IL DIVO◆ モーツァルト 「ソナチネ」 【1984年録音】
W.A.Mozart / Divertiment
URL : http://papalin.yas.mu/W103/M004/
◇公開日: 2007年1月26日
◇連続演奏時間: 8分23秒
◆録音日: 1984年1月 (22歳)
◆上記の英語の曲目名をクリック
して、Papalinの音楽サイトから
お聴きくださいませ。 <(_ _)>
モーツァルトの演奏は、アレンジものでない限り、リコーダーで演奏されることはまずありません。この曲は"リコーダー用"の楽譜を使って演奏していますが、元は、2本のクラリネットと1本のファゴットのために書かれたディベルティメントです。どうしてそれがソナチネと呼ばれるのか・・・旧東ドイツの安価な楽譜には何も書かれていないので、よくわかりません。
実は、ここまでの3曲は、演奏会後に小倉先生のレッスン室にて再録音したものです。といいますのは、演奏会当日、千葉は大雪が降りました。その影響もあったのか、小倉先生の体調が宜しくなく、座っていても眩暈がされるという状態でした。そこで、再録音となったわけです。
それにしても、モーツァルトの音楽って、聴く分には楽しいのですが、演奏するとなると難しいですね。のちにミサ曲を2曲(戴冠ミサ曲とレクイエム)もリコーダーで演奏することになるなんて、この頃は思いもしませんでした。当たり前か・・・。(笑)
Papalin : アルト・リコーダー
小倉先生 : ピアノ
★ 補足 ★
上に書きましたように、この曲は3本の管楽器のために作曲されていますので、ピアノで演奏しているパートは、2本のリコーダーで演奏することも可能でしょう。それにしても、同じ3本の管楽器での作品である、ベートーヴェンの3重奏曲とは随分趣がことなりますね。
この曲を、いつか3人で演奏することもあるでしょうか。
ちなみに楽譜には、もう一つ同じ編成でのソナチネが載っています。
お聴き下さい。
【 モーツァルトの生家 オーストリア ザルツブルク 】
【写真】 花と鼻 (22歳)
この記事へのコメント
ソナチネ、可愛らしく軽やかなモーツァルトらしい曲ですね。
第二楽章ラルゲットのアルト・リコーダー、なんて柔らかくあたたかく夢見るように響くのでしょう。
ピアノ伴奏とリコーダーのバランスもいいですね。
ぴたりと息の会った気持ちのいい演奏です。
なんとなく、風に舞うリボンを連想するような曲でした。
本文にありました、リコーダー3本での演奏になると、雰囲気もまた変わるのでしょうね。
もっと柔らかで軽みのある演奏でしょうか?
演奏が実現する日の来ることを願っています。
aostaさん、本当ですか?
思わず2楽章を聴き返してみました。
まぁ・・・そうですかね。(笑)
昔の録音を○十年ぶりに聴き直してみると、いろんなことに気づきます。このモーツァルトでは、普段殆どないピアノとリコーダーという組み合わせでして、ピアノのスタッカートと競ってみました。歯切れの良いスタッカートはピアノと相性が良さそうです。