◆IL DIVO◆ 「グリーンスリーブス」 【1984年録音】
J.Dowland / Greensleeves to a ground
URL : http://papalin.yas.mu/W103/M013/
◇公開日: 2007年1月26日
◇連続演奏時間: 5分44秒
◆録音日: 1984年1月 (22歳)
◆上記の英語の曲目名をクリック
して、Papalinの音楽サイトから
お聴きくださいませ。 <(_ _)>
昔のイギリスのグリーンスリーブスのテーマを元に、ダウランドが変奏曲に仕立てたものなのですが、よくもまぁこんなに沢山の変奏ができるものです。いや、本当はもっと沢山できるのでしょうね。その中から選ぶ方が大変なのかも知れません。でも一つひとつ、どれもが素晴らしいですね。
さて、宮内さんのギターですが、当時は当たり前だと思っていたのですが、こうして聴き返して見ますと、彼がいかにギターに長けていたのか、改めて知るところです。殆どの曲を初見で弾きこなしてしまう彼は、一体楽譜のどこを見て演奏しているのでしょう。単旋律のリコーダーだって初見は大変なのに、ギターは6本も弦がありますからね。そして彼の演奏の好きなところは、楽譜に何も指示がなくても、低い音から高い音へグリッサンドで弾くところです。ここぞというときに効きますよね。
Papalin : ソプラノ・リコーダー
宮内 透さん : クラシック・ギター
【 ダウランドはカトリックであったため 一時デンマークで活躍した 】
【写真】 演奏会の日の朝 最後の練習をする若人。 (22歳)
この記事へのコメント
高校時代に買ったブリュッヘンのレコードにあった記憶が・・・・。
いい演奏ですね。(無理なく、余裕があって、自然な演奏 素敵です さすが!)
時代が違いますが、ボーン・ウィリアムスのグリーンスリーブス幻想曲も好きです。
ホルストの第2組曲とセントポール組曲にも具ルーンスリーブスが使われていましたね。
ふくろうさん、ありがとうございます。
Papalinとしては、あれこれ、こねくりまわしたいところでしたが、練習時間もなく、素直な演奏になっていますよね。
ブリュッヘン先生、懐かしいです。レコードに入ってましたか。聴いたことないです。聴いてみたいですね。
緑色の服が似合う男に恋をして、つれなく捨てられた女の恋の歌・・・だったかな?
定かに歌詞を覚えていないのですが、物悲しいメロディーを聴いているとさもありなん、と思えてきます。
でもなんて心に滲みるメロディーでしょう。
ダウランド作曲とはいえもとはイギリスの古謡。
イギリス、それも個人的にはアイリッシュの旋律ってどうしてこんなに胸を打つのかしら。
切々と歌うリコーダー。
密かに胸のうちにとどめておきたい想いのはずが、時として溢れてしまうようなギターの伴奏。
ソプラノリコーダーの演奏なのに、とてもしっとり心深い演奏だと思います。
そうなんですか?!
もしかしてケルト系なのかしら?
この時代カトリック、英国国教会、大陸から入ってきたプロテスタント諸派が入り乱れて、時に争いも起きた剣呑な時代ですね。
デンマークで活躍した、ということはダウランドが国外に逃れなければならないような状況があったのでしょうか。
それとも、ただ単に同じカトリックのデンマークに活動の場を移しただけだったのか・・・
興味のあるところです。
aostaさん、そうだったのですか?
そして、アイリッシュなのですね。
全く存じませんでした。
物悲しい旋律ではありますが、中世の優雅な雰囲気も湛えている高雅な曲だと思っていました。
そうなんです。
彼は敬虔なカトリック信者だったようです。だから国教会の元では暮らせないと、海外に活躍の場を求めて、デンマークに行ったようです。ところがまたイギリスに戻るんですけどね。
ダウランドの音楽は独特の響きがします。そしてリュートとかギターにとても合う音楽だと思います。リコーダーにもですね。
Papalinさんでもそんなこと、あるんだ。
歌詞が、ちょい、女々しいんですよね。
子どもたちが、はじめて合奏した思い出の曲です。
この演奏とはくらべものになりませんけど。
噂をしていたら・・・。
そんなことって、どんなこと?
女々しい女心の恋の歌って知らなかったこと?
そりゃいくらでもありますよ。
僕はアマチュアの器楽奏者です。器楽の楽譜には歌詞はありません。僕らはおたまじゃくしから曲のインスピレーションを得て演奏するのが"通常"ですもの。
興味があって、あとからその曲を調べたら、へ~そうなんだ~ってなるわけ。
グリーンスリーブスは、この古い旋律の方が高雅で好きですね。お子様たちの合奏の録音は残っていないのですか?
しかたがない、男性側からの詞と思っていたのですよ。(白状)
詞 を知 らないので仕 方ありません し...。
シ つこい?