◆IL DIVO◆ 「涙のパヴァーヌ」 【1984年録音】

J.Dowland / Lachrymae pavan
URL : http://papalin.yas.mu/W103/M014/
◇公開日: 2007年1月29日
◇連続演奏時間: 5分4秒
◆録音日: 1984年1月 (22歳)
◆上記の英語の曲目名をクリック
して、Papalinの音楽サイトから
お聴きくださいませ。 <(_ _)>
「涙のパヴァーヌ」
古楽がお好きの方なら御馴染みの曲です。ここでは、ファン・アイク(ヴァン・エイク)のアレンジによる変奏曲でお贈り致します。
この演奏会の2ヶ月前の学園祭で、サークルの片山先輩がこの曲を、同じく宮内さんのギター伴奏で、アルト・リコーダーで演奏されました。とても素晴らしい演奏だったので、僕も楽譜を借りてチャレンジしました。同じアルトではなく、ソプラノ・リコーダーで演奏したところが、Papalinらしい・・・かな?
Papalin : ソプラノ・リコーダー
宮内 透さん : クラシック・ギター
【 ダウランドが学んだ イギリスのオックスフォード大学 】
【写真】 ニヒルなPapalin。還暦Papalin(Jijilin?)。 (22歳)
この記事へのコメント
ダウランドに比べてどちらかと言えば地味な感じの編曲ですね。
でも、その分この曲が持っている哀感がより深くなっているような気もします。
のびやかなソプラノリコーダーの音色。
濁りの無いその音色は、この曲のイメージにぴったりです。
静かな音のない空間で、リコーダーとギターだけがひっそりとささやき交わしているような美しい演奏だと思います。
aostaさん、いつもながら、素晴らしい感性と表現をされます。
ダウランドの郷愁を誘うメロディを、オランダ(だったお思います)の盲目の音楽家ファン・アイク(ヴァン・エイク)がアレンジした版になります。
変奏曲の部分がだらだらと続かないで、きっちり収められていて、僕は好感が持てます。アルト・リコーダーだと、もっと哀愁を帯びた音色での演奏となりますが、敢えてソプラノ・リコーダーで吹きました。それは何故だったかな。この曲のもう一つの魅力、高音部の美しさをより強調したかったのかもしれません。