ネウマ

ヨーロッパの教会音楽として
誕生したとされるグレゴリオ聖歌。
癒しの音楽として、一時、日本でも
ブームになりました。
当時は楽譜なんてものはなく、
口頭で聖歌を伝承していたのですが、
9世紀になると、記号を使った楽譜で
伝えるようになりました。 その楽譜がネウマ譜と呼ばれます。
今の五線譜と違い、1本の譜線しかないもの、そしてこの写真(15世紀のグレゴリオ聖歌の楽譜)のように4本の譜線によるものがあります。
この楽譜の読み方ですが、1時間くらいの合唱講習会で修得でき、すぐに歌えるようになったのですが、すぐに忘れました。(笑)

こちらは、車山高原に
現れた雪形:"寝馬"。
稜線部分が胴体。
首を右に、足を右下方に
投げ出して寝そべる
"馬"が見えますか?
《クリックして拡大してね》
僕は、馬というよりも、ちょっと細めの"オオアリクイ"に見えるのですが・・・。
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Excerpt: たまには、「お、音楽やってんじゃん」という話をしようかな♪ Weblog: ねこまっくの日誌 racked: 2007-03-07 20:57
この記事へのコメント
うん、私もオオアリクイに見えます。
寝馬はそちらでは定番の雪形なのですか?
ねこまっくさん、わかってくれてホッとしました。ありがとうございます。
寝馬の雪形、実はつい最近になって、地元紙で知るところとなりました。へ~って感じです。例年よりもかなり早いお目見えのようです。したがって、これはpapalinオリジナルではございません。
ぺこ <(_ _)>
やっぱりオオアリクイだよね。(笑)
とみすけさん、今年は雪がないですよ~。スキー場だけはかすかに残っているかもしれませんが、ちょっと寂しいですね。
何かの講習でネウマ譜の読み方を習ってキリエを歌って、読み方をわすれてしまいました、いっしょだ。
見えますよね。(^-^ ) ニコッ
なんであんな大きな身体をしたオオアリクイがちっちゃな蟻を食べるのでしょう。クジラもそうですけど、不思議ですよね。
ネウマ譜、実践の機会がないと、すぐに忘れてしまいます。でもきっと思い出すのも早いでしょう。再履修かも知れませんが・・・。
万物を創造し給いし神には、精緻な宇宙的秩序、予め定められた法則のイメージがあったのではないでしょうか。
そしてこのネウマ譜に記された音楽にも、そして後の五線譜に記されたバッハの音楽にも、数学的に美しい数学的秩序が感じられます。
数学どころか、算数の段階で二の足を踏んでいた私「数学的美しさ」というのもおこがましいのですが・・・
もっとも、グレゴリオ聖歌なんかは、こういう楽譜だって事は、聞いてましたが。あの響き大好きです。グレゴリオ聖歌の響き。
天文学、物理学、数学、そして音楽。
ギリシア以来、これらは四大学問だったようですね。音楽だけ"学"でないところも面白いです。まぁこれは日本語においての話ですが・・・。
昔、ある音楽家に言われましたことがあって、忘れられないのですが、「音楽に長けている人は、数学が得意な人が多い」
いいですか、"多い"ですよ!
落ち込みませんように。
( _ _ )/' チリーン
沙羅さん、
うろ覚えですが、楽譜はルールブックです。あの時代とて、極めて明快なルールによって記されています。ですから今でも記譜のルールさえ知れば完璧ですもっとも、一本の線だけのネウマ譜では、音の高さが明確ではないので、再現にはルール外の知識が必要となります。
四線しかないというのは、人間の声による音楽が対象であり、当時の様々な旋法も、音域は狭いものであったため、これで充分だったようです。(ちょっと不安な知識ですが・・・)
単旋律の音楽の美しさ、政治的・宗教的な色はさておいて、断トツなのが、グレゴリオ聖歌と君が代だと思っています。