◆IL DIVO◆ トスティ 「四月」

Aprile / F.P.Tosti
URL : http://papalin.yas.mu/W903/M008/
◇公開日: 2007年4月30日
◇連続演奏時間: 2分55秒
◆録音日: 2007年4月 (46歳)
◆上記の英語の曲目名をクリック
して、Papalinの音楽サイトから
お聴き下さい。(視聴?・試聴?)
毎月、その月にちなんだ歌を歌おうと、少し前に決心しました。
2月に、3月を先取りして、「三月のうた」を歌いました。
3月に、4月を先取りして、この曲を歌う予定でしたが、予定で終わりました。
そして4月も終わってしまいました。
ちょっと遅れてしまいましたが、決心はまだ有効です。
Aprile Parole di Rocco E. Pagliara
Non senti tu ne l'aria
il profumo che spande Primavera?
Non senti tu ne l'anima
il suon di nuova voce lusinghiera?
E l'April! e l'April!
E la stagion d'amore!
Deh! vieni, o mia gentil,
su' prati 'n fiore!
Il pie trarrai fra mammole,
avrai su 'l petto rose e cilestrine,
e le farfalle candide
t'aleggeranno intorno al nero crine.
E l'April! e l'April!
E la stagion d'amore!
Deh! vieni, o mia gentil,
su' prati 'n fiore!
四月 詞 : ロッコ・E.パリアーラ
春が撒き散らす香りを
大気の中に感じないか。
新たな誘いの声が
魂の中に聴こえないか。
四月だ、 四月だ、
恋の季節だ。
さあ、おいで、花咲く野に、
ああ私の優しい女(ひと)よ。
貴女が董のあいだに足を運び、
薔薇とアヤメの花を胸に飾れば、
真白い蝶は黒髪の回りを
飛び回るだろう。
四月だ、 四月だ、
恋の季節だ。
さあ、おいで、花咲く野に、
ああ私の優しい女(ひと)よ。
この記事へのコメント
「四月」とても素敵なうたですね。
トスティの曲は「セレナータ」くらいしか聴いたことがありませんので、この曲は初めてです。
でも、びっくいするほどPapalinさんのリリカルなテノールにぴったり!
春の花野に恋人を誘う歌詞も,今の季節に相応しい甘く明るく,希望に満ちた歌詞ですね。
流れるような旋律は、優しい春の風を思わせます。
のびのびと輝く高音にも無理がありません。
きっと、Papalinさんご自身も、楽しまれ愛しんで歌われたのではないかしら。
早速「私のお気に入り」に入れておきましょう!
aostaさん、ありがとうございます。
いい曲でしょう? 信州は春が遅いから、一ヶ月遅れでも許してもらえるかなという甘えをもってのご披露です。(笑)
僕はリコーダーのタンニングが苦手と同じで、早口ができないから、こういう曲は苦手です。でも、四月の到来、春の到来に負けました。
こうしてアップさせて戴くたびに、課題を持って歌うようになってきました。今回は、伴奏に合わせに行かないこと(リードすること)と、"e"の音に木を配ってみました。
腰痛など、おかげんはいかがでしょうか。
なんだかまぬけな感じで恐縮ですが、春の間ずっと、この録音を楽しませていただきましたので、とりあえずお礼だけ。
ほんとうにpapalinさんの明るい歌声がぴったりで、すばらしいと思います。
トスティは名前をも聞いたこともなかったのですが、図書館で調べて、CDまで借りてしまいました。
おかげさまで、音楽の世界が、どんどん広がっていきます。
Noraさん、ありがとうございます。
ご無沙汰していてすみません。たまにお伺いして、バッハのお話を読ませて戴くのですが、読み逃げしています。毎回大作ですね。
そんな、バッハに非常に造詣の深いNoraさん。クラシック全般に関して、あの知識量だったらどうしましょうと思っていたのですが、トスティのお話を聴いて、ちょっとホッと致しました。私の母の時代は、女学校で歌った西洋の歌の代表格がトスティだったと聴きました。美しい旋律はどれをとっても素晴しいです。
IL DIVO Papalinの狙いといいますか、こんな風に使われたらいいなぁと思うのは、まさに音楽の世界がこのサイトを通じて広がることです。ドラクエも、ピーターパンも。(笑) 嬉しいです。