◆IL DIVO◆ 「こきりこ節」

Songs of Kokiriko / Japanese Traditional
URL : http://papalin.yas.mu/W702/M003/
◇公開日: 2007年5月15日
◇連続演奏時間: 2分36秒
◆録音日: 2007年5月 (46歳)
◆上記の英語の曲目名をクリック
して、Papalinの音楽サイトから
お聴き下さい。(視聴?・試聴?)
ネットで試聴していたら、耳から離れなくなってしまった。
楽譜を書いてみた。好きなようにアレンジしてみた。吹いてみた。
「こきりこ節」は、富山県の南端にある合掌造りの小さな村、世界遺産となった五箇山に伝わる、日本最古の民謡だそうな。ここで、「こきりこ節」の演奏と踊りの映像を見ることができる。
こきりこ節 民謡
筑子の竹は七寸五分じゃ 長いは袖のかなかいじゃ
窓のサンサはデデレコデン はれのサンサもデデレコデン
向いの山をかづことすれば 荷縄が切れてかづかれん
窓のサンサはデデレコデン はれのサンサもデデレコデン
去年の冬、訪れた。
この記事へのコメント
習って以来、口ずさんだりしていました。
友だちは、みんなキライと言ったけど
好きだったなぁ。
その教科書の譜面どおりにインプットされたのに、
後日ほかでみる譜面は微妙に違っていて、悩んだものでした。
Papalinさんのおかげで、伝承されているメロディーとほぼ間違いないということがわかって嬉しかった!
でも、このスタイルは、ちょっとびっくり。
あたまのなかに鳴っていた、あえかなイメージとはかなり違ってました。
Papalinさんのアレンジは、モダンで、シャープ。
すきっとする感覚ですね。
Suzukaさん、ありがとうございます。
名は体を表す。類は友を呼ぶ。
*o_ _)oバタッ
リンクのサイトで読んだのですが、この歌が永年の眠りから覚め、世に広く出たのは、昭和のはじめとのことです。それまでは、本当に細々と伝承されていたのですね。Suzukaさんも書かれているように、音楽の教科書で取り上げられたのは、僕も微かな記憶の中にあります。学生の頃、リコーダー・アンサンブル用に編曲された楽譜も見たことがあります。演奏した覚えはありませんが・・・。
今回、楽譜をおこそうと思って気づいたこと・・・所謂西洋音楽の楽譜では書けない音楽だったってこと・・・。僕の演奏も、所詮、似て否なるものに他なりません。
アレンジついては、偉大な先人たちが行ってきたようなものと同じぢゃ、つまらないじゃないですか・・・。なんてね。(o^<^)o
Papalinさんでしか出せない山里の味わいですね。
Papalinさんの演奏を聴きながら、思わず一緒に歌ってしまいました(笑)
さりながら・・・
この印象的なメロディをいとも簡単にご自分のスタイルにアレンジしてしまわれるPapalinさんとはいったい何者??
beingreenさん、ありがとうございます。
旅で訪れたときには、こきりこ節の、「こ」の字も、その関係を知らなかったのですが、あることで知ってから、あの風景を目にしてきたことが、この曲に対する今まで以上の特別な感情をもつことに繋がりました。『あの何もない山あいの村でなぁ・・・。』って。
「山里の味わい」、嬉しいです。
aostaさん、ありがとうございます。
「いとも簡単に・・・」では決してないですが、フリーチャージの楽譜作成ソフトが重宝しておりまして、頭に浮かんだ音を、おたまじゃくしで書いていきますと、その通り演奏でしてくれるんですよ。だから、僕のいい加減な頭の間違いもちゃんとその通り演奏してくれて、すぐ直せるというわけです。
ちなみに、3番(ってわかります? 初めて四重奏で演奏されるテーマのところです)は、最初は普通に短調のアレンジにしたのですが、そいつを残したまま、長調のアレンジに大変更したんです。その方が、盛り上がっていく感じがして・・・。
昔々、リコーダーでも演奏しましたが、
しの笛を買って、吹いてみたこともありました。
なんかのどかで、癒される旋律なんですよねえ。
Papalinさんの演奏もまた超Goodでした♪
マルセリーノさん、ありがとうございます。
あぁ篠笛ですか、いいですね。
リコーダーは、そうは言っても西洋の楽器。篠笛だと、より郷愁を誘うのではないでしょうか。マルセリーノさんの篠笛での演奏、是非聴かせて戴きたいなぁ。
(ё_ё)
昨夜遅く、気のおけない友達から「ブレスの位置が違う」とご指摘を受け、ずっと気になっていたものですから、今朝ソプラノだけ再録音致しました。歌詞に沿った正しいブレスの位置を楽譜に書き込んだのですが、そこで吸い忘れちゃって、結局フレーズ全部、ノンブレスになってしまいました。
(o^<^)o クスッ
写真のメガネは、例のメガネですか?
何を付けても、味わいのある、いいお顔ですね。
takasiさん、ありがとうございます。
あはは。これは去年の写真なので、楕円の単焦点近眼レンズです。最近益々高木ブーさんにそっくりです。
。・゜゜⌒(TOT)⌒゜゜・。
でも民謡独特の発声を聞くと自分のノドまで詰まってくるようでイヤでした
リコーダーの純粋で素朴な音色のみのほうがいいわね
unaさん、ありがとうございます。
本当ですね。(^-^ )
でも、民謡の歌い手の方は、あの発声で喉をつぶさないのですから、やっぱり理にかなっているのでしょうね。僕の大好きなブルガリアン・ボイスなんかもまさに地声。ベルカントの発声だけが"歌声"ぢゃないんですね。
usi3さん、はじめまして。
そして、ようこそお出で下さいました。
僕も、歌は歌ってなくて、ここでは器楽演奏なので、歌詞については詳しくなくていけません。ただ、このブログ本文のオレンジ色の"ここ"という文字にリンクを貼ったサイトを見てみますと、これが五穀豊穣を願う歌であり、お百姓さんの労を労う歌のようですので、決して悲しい歌ではないことはおわかりかと思います。楽しい歌でもないような気がしますね。
♪袖のかなかいじゃ♪
なんて、ちょっとおどけた歌詞で面白いです。
そうだ、右のURLから行けるようにしましょう。
usi3さん、ありがとうございます。
独唱ですよね。しかも民謡。僕が最も苦手とするジャンルです。こぶしとか、回るんでしょうか。演歌のこぶしと違って、民謡のこぶしはとっても芸術的に感じます。
> 「貴方の唄は楽譜通りで…」
きっと尊敬されていらっしゃる先生でしょうから、こんなことを申し上げてはいけないのでしょうけれど、この曲は元々楽譜なんてなくて、人から人へと、長老から若人へと、口伝で伝えられてきたものでしょう。だから、楽譜から離れてもいいんですよと先生は仰りたかったのではないでしょうか。
もし僕が先生からそう言われましたら、そしてそれは合唱ではなくて独唱でしたら、次のレッスンでは、楽譜を離れて、思いっ切り気持ちよく歌っちゃうかもしれません。僕はまだ青いです。(笑)