◆IL DIVO◆ 「イエスよ、私は主の名を呼ぶ」

J.S.Bach / "Ich ruf zu dir, Herr Jesu Christ"
URL : http://papalin.yas.mu/W206/M002/
◇公開日: 2007年6月10日
◇連続演奏時間: 2分17秒
◆録音日: 2007年6月 (46歳)
◆上記の英語の曲目名をクリック
して、Papalinの音楽サイトから
お聴き下さい。(視聴?・試聴?)
Noraさんからリクエストを戴いた曲。バッハのオルガン曲だそうだ。
右手、左手、足だから、リコーダー三重奏で演奏できた。
ちょっと粘り過ぎたかな。イメージ違ったらごめん、Noraさん。
リコーダー演奏:大勢のPapalin ( Alto / Tenor / Bass )
この記事へのコメント
こんにちは。
リコーダー演奏によるBWV639、個人的な感想ですが、もしかしたら原曲のオルガン演奏よりいいかもしれません。
パイプに空気を送って音を出すオルガンと、リコーダーの音色が似ているのは当然なのでしょうが、こうして聞いていると、リコーダーの方が澄んで透明感のある音のように思います。
そしてその分、旋律が美しく浮かび上がってきます。
優しく絡み合い、戯れるかのようなアルトとテノール。それにも増して美しいのが、バスリコーダーの響きです。
オルガン演奏ですとペダルによるバス・パートはあまり目立たないような気がしますし、正直そんなに美しいと思って聞いたことはありませんでした。
でも同じ通奏低音のパートがバス・リコーダーで演奏されると、深く、ときに内省的な響きとなって、まるで違うもののように聞こえてきます。
以前私のブログで、Noraさんと何度かこの映画と音楽について、コメントのやり取りをしたことがありました。
Noraさんにとっては特別の曲なんでしょうね。
バッハは通奏低音がいいですね。
高音のトリルも冴えてます。すごい!
aostaさん、ありがとうございます。
このバスリコーダーが曲者でして、アルトリコーダーの1オクターブ下の音がでる楽器で、運指もアルトリコーダーと基本的には同じなのですが、それだと音程がめちゃくちゃなんです。だから一音一音、正しい音程に近づくよう、運指を工夫しています。でも残念ながらそれによって音がくぐもってしまったりします。痛し痒しといったところでしょうか。
相変わらずタンニングが強すぎますね。もっと舌の上でミルキーを転がすようなタンニング(?)ができるといいのですが・・・。
aostaさん、ありがとうございます。
この曲にNoraさんが入れ込んでいらっしゃるのは何故なんだろうと思って、お二方のホームを家宅捜査したところ、その理由がわかりました。Noraさん青春の思い出の曲だったのですね。そして映画でも使われたことを知りました。僕はその映画を知らないので、ニュートラルな状態で、Noraさんから戴いた楽譜からのイメージで吹いてみました。
まーささん、ありがとうございます。
通奏低音、どうやって吹いたらいいのか、わからないままでしたが、本当はインテンポを守るべきなのでしょうね。右チャネルにパンを振ったテノールのアルペジオは、ルバートでもいいかと。でも、バスのインテンポの範囲内でルバートすべきなんでしょうね。
トリルは、バロックの約束事は逸脱していまして、専門の知識のある方からはお叱りを戴きそうですが、いつものインスピレーションで演っちゃいました。でも、まーささんに気に入って戴けたようで、嬉しいです!
すばらしい演奏を聴かせていただいて、心から感謝いたします。ありがとうございます。
この曲は、わたしなどよりも、
リパッティやタルコフスキーを始めとする、錚々たる音楽家や芸術家たちにとって、特別な音楽だったようです。
そして、若いバッハ(と言っても30近く)が、希望に燃えて書いた青春の音楽です。
もちろんわたしも大好きでしたが、この演奏を聴かせていただいて、ほんとうに特別な音楽になりました。
感謝の言葉、感想等、とても書きつくせません。
近いうちにきっと、あらためて、さまざまな思いを記事にさせていただきたいと思っています。
aostaさんやまーささんがおっしゃったことの繰り返しみたいになってしまいますが、
テノールとバスがこんなに自由に、生き生きと自分の歌を歌っている演奏を、わたしはこれまで聴いたことがありません!
そして、その中で、ほんとうに自由にはばたくコラール旋律・・・・。
繰り返しの際のあざやかな装飾に、Papalinさんのリコーダー吹き魂を見させていただきました。
どこの専門家が文句を言っても、バッハはきっと大喜びでしょう!
aostaさん、アルトとテノールが、このように歌い交わすような演奏は、ほとんど無いんですよ!
Noraさん、ありがとうございます。
果たしてNoraさんのご趣味に合うかどうか、それはちょっと心配だったのですが、何とかボーダーは越えられたようで、ホッとしています。
リバッティもきっとピアノで弾いているのですね。彼が弾くには、その亡くなり方と重なって、辛すぎる曲ですね。甘美なコラールが悲しすぎます。
Noraさん、続いてありがとうございます。
テノールは歌わせましたが、バスの通奏低音も実は歌わせました。八分音符の連続なのですが、どこから見ても同じ八分音符にも、一つひとつに意味があるような気がして・・・。強弱、長短、加速、減速、いろいろありますね。
アルトのコラール旋律。僕はバロック音楽は全てと言ってもいいかもしれませんが、即興と装飾の音楽だと思っているので、多分この装飾は二度とできません。そういう意味で、ミスよりも勢いを取りました。ずっと思いを貯めての一発録音が、僕の場合は大抵一番気に入ります。
それにしてもNoraさん、褒め過ぎです。
さっき、風呂から上がったのですが、背中の真ん中辺りからちょっと上の方が、こそばゆくなってきたじゃないですか。
(o^<^)o クスッ
beingreenさん、ありがとうございます。
beingreenさんのこういう詩的な表現にはいつも唸ってしまいます。素晴しいです。
多重録音のノウハウなんて、一銭にもならないものですが、この曲の場合、通奏低音も、コラール旋律も、ガイドにはなり得ません。そこで、分散和音のテノールをはじめに録音しました。何だ、これならガイドなんていらないじゃん。最初から本番用の録音でいいじゃんと思い、コラール旋律を頭の中で鳴らせて、思いっきり(コテコテに)吹いてみました。そして次がバス。バスお同じ要領です。そして頭の中で鳴っていたコラール旋律を最後に録音しました。
僕も実はバッハの器楽作品のリコーダー・アンサンブルは、beingreenさんと同様の印象を持っていて、殆ど演奏したことがありません。今回、きっかけを戴いて、そういう思いがちょっと変わったかなという感じです。
悠さん、ありがとうございます。
あの~、
セバスちゃんと、高木ブーさんと、Papalinって、
顔が似てません?
*o_ _)oバタッ
AOさん、ありがとうございます。
Noraさんからも、オルガン曲の良さをお聴きしています。今度はAOさんからも。さてどう致しましょう。ドビュッシーのピアノ曲がひと段落しましたので、取り組んでみましょうか。
でも、こうなるんだなんて、おこがましくてさぁ・・・、あは、あはは、あははは。
僕の演奏はON~OFFの中間に無数の表現が存在するなぁ。それをやってみればいいのか。
でも、正直言うと、beingreenさんが上で書かれていらっしゃるように、バッハの音楽はとっても難しいです。そして演奏した後、ものすごく疲れます。AOさんもご経験がおありかと思います。
そう、気合が必要なだけなんですけどね。
(=^_^=) ヘヘヘ
今回この曲を録音しました(→http://vc-okok.seesaa.net/article/85570567.html)。記事でも書いたのですが、録音するきっかけになったのがPapalinさんの演奏でした。ありがとうございます。
あつかましくも(笑)記事の中でリンクをはらせていただきました。
今後ともよろしくお願いします。
たこすけさん、ありがとうございます。
聴かせて戴きました。
チェロの響きっていいですね~。
僕はやってみたかった楽器がいくつかあるんですが、ファゴットとチェロは大好きです。あぁ我が家のチェロが泣いてるな~。
この曲はオルガンでいうところの左手、パートでいうとテノールがとても魅力的です。ナイーヴなのに雄弁で。
たこすけさんのコラール・シリーズ、とてもいいです。全曲達成致しましょう。ライフワークで。
(^-^ ) ニコッ
BWV639に再挑戦しまして、その記事の中でこちらを紹介させていただきました。いつもありがとうございます。
もう二年前になるんですね。久々に聴かせていただきましたが、やっぱりすばらしい。これくらい自由にやれればといつも思います(苦笑)。
たこすけさん、ありがとうございます。
今朝起きて、一番に聴かせて戴きました。
今はちょっと曇っていますが、清々しさを覚えました。
バッハはとりつかれないとやりませんが・・・当たり前か・・・(^_^;) いったん嵌ると大変なことになります。それがわかっているので、なかなか手をつけないことにしているのですが、わかっていても自ら足を踏み入れてしまうことが多いです。(^^ゞ
お互いに多重録音での作品ですが、リアル(複数人)で満足のゆく演奏が出来たら最高でしょうね。