富山を後に・・・
笹川むもんさんの、今年の干支にちなんだ作品。
これは葉書に印刷されたものでしたが、
それでもこのネズミ、今にも動き出しそうです。
笹川むもんさんのお宅にお邪魔して、実は蛾の作品より、
もっと先に目に飛び込んできた作品がありました。
それがこれでした。
まず、3つの目にやられました。食い入るように僕を見つめてる。
そして手にとって、あちこちの角度から、この彫刻を眺めさせて戴きました。
どの角度から見ても、これは素晴しいお顔をしています。
南アジアの仏の世界の顔でもあり、西洋の表情も見せ、日本的でもある。
う~ん、唸ってしまいました。
3つの目もさることながら、この口が何とも素敵で、気に入ってしまいました。
僕は、むもんさんに初めてお会いしたときから、
むもんさんという人間のお人柄とその作品にものすごい興味を懐きました。
そしていつの日か、僕がこれだっていう作品と出会うことがあったら、
僕の手に届く範囲でですが、むもんさんから作品を戴こうと考えていました。
そして、この作品との出会いがまさにそれだと思ったのです。
下世話な話で恐縮ですが、僕はこういう世界の相場と言いますか、
一体幾らで作品を手に入れることができるのか、全く知りません。
しかもむもんさんは、毎年新作がコンクールで優勝されるような
才能と実力のある方です。少々いやかなり僕はビビッていたのですが、
むもんさんのお宅を去る間際に、勇気を出して聞いてみました。
「むもんさん、僕は全くの素人ですが、この先もし僕がむもんさんに
何か作品をとお願いしたら、一体僕はどのくらいのお金を用意したら
実現できるのでしょうか?」
「ひょっとして、これ気に入ってもらったのかなぁ。」
「ええ、この子との出会いは、何か運命的なものを感じました。」
「だったらいいよ。Papalinさんに喜んでもらえたなら××で。」
大体のお値段をご存知のたたぬくんが驚かれていました。僕も驚きました。
正直、その何倍ものお値段を想像していたので・・・。
僕は「本当ですか?」と喜びを大きな身体一杯に表現していたと思います。
「今日持って帰ったらいいよ。」
「本当ですか? じゃぁ戴いて帰ります! とても嬉しい。」
ということで、また素晴しい出会いをしてしまいました。
我が家のどこに飾るかは、とっくに決まっています。
一緒にお昼ご飯を食べに行って、そこでお別れしました。
帰りの道は、5つの目でということになりましたよ。(^-^ ) ニコッ
そういうわけで、今年のお正月は何とも言い表し難い、
僕にとっては忘れられない旅となりました。
一年前の正月は悲惨だったからね。(^_^;)
今年は本当に良い年にしたいと思います。
そしてそれは神頼みなのではなく、自ら切り開きたい。
そんなことを思いながら、よくして下さった富山を後にしました。
実は、たぬくん宅には、去年のお盆にも行かせて戴きました。
盆と正月にお邪魔するなんて、まるでここが実家のようです。
ねこちゃんも見送ってくれました。フ~ちゃんだけ?ク~ちゃんだっけ?
峠越えの手前、降り積もった雪に傾きかけた日が映えて・・・。
地元の農協(^_^;)で買った鰤のお刺身を食べながら、
つらつらとお正月の思い出をブログるPapalinでした。
皆様の心遣いが本当に身にしみた4日間でした。ありがとうございました。
これは葉書に印刷されたものでしたが、
それでもこのネズミ、今にも動き出しそうです。
笹川むもんさんのお宅にお邪魔して、実は蛾の作品より、
もっと先に目に飛び込んできた作品がありました。
それがこれでした。
まず、3つの目にやられました。食い入るように僕を見つめてる。
そして手にとって、あちこちの角度から、この彫刻を眺めさせて戴きました。
どの角度から見ても、これは素晴しいお顔をしています。
南アジアの仏の世界の顔でもあり、西洋の表情も見せ、日本的でもある。
う~ん、唸ってしまいました。
3つの目もさることながら、この口が何とも素敵で、気に入ってしまいました。
僕は、むもんさんに初めてお会いしたときから、
むもんさんという人間のお人柄とその作品にものすごい興味を懐きました。
そしていつの日か、僕がこれだっていう作品と出会うことがあったら、
僕の手に届く範囲でですが、むもんさんから作品を戴こうと考えていました。
そして、この作品との出会いがまさにそれだと思ったのです。
下世話な話で恐縮ですが、僕はこういう世界の相場と言いますか、
一体幾らで作品を手に入れることができるのか、全く知りません。
しかもむもんさんは、毎年新作がコンクールで優勝されるような
才能と実力のある方です。少々いやかなり僕はビビッていたのですが、
むもんさんのお宅を去る間際に、勇気を出して聞いてみました。
「むもんさん、僕は全くの素人ですが、この先もし僕がむもんさんに
何か作品をとお願いしたら、一体僕はどのくらいのお金を用意したら
実現できるのでしょうか?」
「ひょっとして、これ気に入ってもらったのかなぁ。」
「ええ、この子との出会いは、何か運命的なものを感じました。」
「だったらいいよ。Papalinさんに喜んでもらえたなら××で。」
大体のお値段をご存知のたたぬくんが驚かれていました。僕も驚きました。
正直、その何倍ものお値段を想像していたので・・・。
僕は「本当ですか?」と喜びを大きな身体一杯に表現していたと思います。
「今日持って帰ったらいいよ。」
「本当ですか? じゃぁ戴いて帰ります! とても嬉しい。」
ということで、また素晴しい出会いをしてしまいました。
我が家のどこに飾るかは、とっくに決まっています。
一緒にお昼ご飯を食べに行って、そこでお別れしました。
帰りの道は、5つの目でということになりましたよ。(^-^ ) ニコッ
そういうわけで、今年のお正月は何とも言い表し難い、
僕にとっては忘れられない旅となりました。
一年前の正月は悲惨だったからね。(^_^;)
今年は本当に良い年にしたいと思います。
そしてそれは神頼みなのではなく、自ら切り開きたい。
そんなことを思いながら、よくして下さった富山を後にしました。
実は、たぬくん宅には、去年のお盆にも行かせて戴きました。
盆と正月にお邪魔するなんて、まるでここが実家のようです。
ねこちゃんも見送ってくれました。フ~ちゃんだけ?ク~ちゃんだっけ?
峠越えの手前、降り積もった雪に傾きかけた日が映えて・・・。
地元の農協(^_^;)で買った鰤のお刺身を食べながら、
つらつらとお正月の思い出をブログるPapalinでした。
皆様の心遣いが本当に身にしみた4日間でした。ありがとうございました。
(1月14日 記)
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この記事へのコメント
そしてそれを所有できること。
一生のうちにそんな出会いが何度あるか。
なんという幸せ!
そしてこれほどまでに気に入ってもらえるということは、芸術家にとってもきっと最高の幸せ。
だからこその「だったらいいよ、Papalinさんに喜んでもらえたなら××で。」
私がビビビと来た作品は、殆どどこかの美術館の所有です。ルパンIII世と知り合いのヒト、Papalinさんのお友達にいらっしゃいませんか?
Fu Shuseiさん、ありがとうございます。
僕のトヨタ・ディーラーの担当営業さん・・・といっても、もう10年も車買ってないけど・・・は、自他共に認めるルパンのそっくりさんです。最初はそれと気づかなくて、でも雰囲気も誰かに似てるなぁと思ったら、あっはっは、そうでした。
本当によく似ています。まだ30代よ。
ここでコメントもなんですが。``r(^^;)ぽりぽり
「こきりこ」感動しました。すごいいい音です。
実は、今年の演奏会の曲で「冨山に伝わる三つの民謡」の中に「こきりこ」が入っています。もちろん、混声合唱曲ですが。あの音のような、美しい音の合唱にしたいです。
沙羅さん、ありがとうございます。
こきりこ、日本で最古の民謡だとか。土着の香りがプンプンする素晴しい歌です。僕は五箇山には春と夏にしか行ってませんけれど、今回の旅で、その積雪量の多さは容易に想像つきました。あの尖がった屋根でないと、とても雪の重みには耐えられないでしょう。
素敵に歌ってください。
(^-^ ) ニコッ