阿波の國 徳島 3月16日 (4)

暗い屋内展示から、外に目をやると・・・


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印象派の代名詞、モネの大睡蓮。もう一工夫欲しかったなぁ。(^_^;)

今回の徳島の旅は、権兵衛さんの突然の訃報で同行できなかったaostaさんを連れて行くことでもありました。キリスト教に留まらず、さまざまな世界の宗教、そして絵画、音楽、文学に詳しいaostaさんに、ここを是非見てもらいたい・・・そういう思いがありました。

出かける前に調べておいたテーマ展示の解説ツアー、レンブラントのレクチャに参加しました。光を強く意識した彼の画風は好みです。説明を受けながら代表作の数々を観て回ったのですが、aostaさん曰く、「あの方は、ギリシャ神話とキリスト教を全く混同しているわ。私の方が正しい説明ができます。」確かにそうでした。しかも一枚の絵だけでなく、何枚もの絵の解説において混同されていました。正しくありませんでした。無料のレクチャとはいえ、知る人が聞いたらそれは恥ずかしいことです。反省していただきたいです。

さて、レンブラントの名画の数々を見て回って、最後の展示がレンブラントの自画像のコーナーでした。画家にとって、自画像は恐らく何の収入にも結びつかない、いわば僕の音楽演奏のようなもの。(._・)ノ コケ それなのに彼はよくまあこれだけ描いたものだと思うくらいの数がありました。説明員さんいわく「この絵を全部見ようとしたら、何箇所もの美術館を訪れないと見られません。」それは確かです。徳島の人~、これだけでも3150円の価値がありますよ~。

ここに僕が気に入った3枚の自画像を掲げます。20代と思われるもの、油の乗り切った50歳の頃、そして晩年の60代。僕は真ん中の自画像が一番好きです。


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さて、これで終わるとPapalinらしくないということで、
こんなトリッキーな作品もごく僅かではありましたが見られました。


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他にも沢山紹介したいのですが、そろそろ美術館を出ましょうか。
車を小一時間分ほど走らせますと、徳島駅に着きます。駅前のホテルにチェックインして、夜はすんごく庶民的なお店(でも徳島の駅前です!)で、地魚をたらふく戴きました。ご機嫌のPapalinでござりまする。


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まだまだ続きまっせ。

                              つづく (3月27日 記)

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この記事へのコメント

2008年03月28日 00:47
レンブラントの自画像の変遷というテーマひとつだけで何冊もの本が書けるらしいですよ。特に心理学者には興味深いテーマらしい。
こういった単独の自画像もそうですが、宗教的色彩の強い作品において自分を登場させていることもあります。
このとき彼が自分に演じさせた登場人物によって、当時の彼の心情、置かれていた状況を、400年近い時代を隔てた私たちが感じ取ることができる・・・凄いことです。(音楽にも通じるものがありますね。)
正直言って、レンブラントの画風は私の好みからは完全に外れています。それにもかかわらず、彼の作品はたえず私の心を強く動かします。のちほどTBさせてくださいませ。
2008年03月28日 00:53
あれ?TBなしの仕様にされてます?
ご興味をお持ちのかたはURLからどうぞ
放蕩息子のたとえ ~レンブラント「復活のキリスト」 序章 補足~
2008年03月28日 17:03
aostaさんも行かれたのですね!
確かにaostaさんがご覧になったら、すぐに間違っていることがわかるでしょうね!
ああ、兵庫県にいたころはすぐに行ける距離だったのに・・・。
一度は行ってみたいです。
Papalin
2008年03月29日 12:19
◆◆ 自分を登場させていることもあります

Fu Shuseiさん、ありがとうございます。
色々な絵、色々な画家で、絵の中の画家に出会いますね。大抵において、それは主人公とはかけ離れたところに配置しています。面白いです。

ちなみにカラヤンはオペラを映画仕立てにして撮影しているのですが、その映像の中に、ほんのちょい役というか、何にも役なんてない、ただの街の人々の一人・・・として登場していたりします。通じるものがありますね。
Papalin
2008年03月29日 12:23
◆◆ 放蕩息子のたとえ・・・

Fu Shuseiさん、ありがとうございます。
はい、見て来ましたよ。
放蕩息子のお話は色んな示唆に富んでいると思います。僕にはお父さんのような受け入れ方はできないかもしれませんけれど。

TB外しています、すみません。
あまりにひどいものが多すぎるのでやめてしまいました。(^_^;)
Papalin
2008年03月29日 12:37
◆◆ 兵庫県にいたころは・・・

Ceciliaさん、ありがとうございます。
確かに、近いところっていつでも行けると思うから、リストの最後の方になっていたりしますよね。そう思って、私も県内を散策した時期もありました。30代の頃は海外ばかり旅をしていましたが、日本を知らないことを痛感し、徐々に回っています。でも行ききれないですね。観光だけでなく、土地の人とも触れ合いたいから、その分時間がかかるのかも知れません。それは海外旅行でも同じでした。

そうそう、私は結構リピーターなんです。
2008年03月30日 07:18
レンブラントの光と影
当地にはレンブラントホールを持つホテルや
オランダをテーマとする、はうすてんぼすがあり、レンブラントの絵に接する機会が多いので、楽しんでいます。aostaさんの説明聞きながら、見てまわれたら、最高でしょうね!
Papalin
2008年04月01日 06:25
◆◆ aostaさんの説明聞きながら・・・

takasiさん、ありがとうございます。
「私、ここに寝泊りして、説明員をしたいわ」そんな風に仰っていましたよ。(^-^ )

いつか長崎に行ってみたい・・・それはやがて30年来の夢となります。(^_^;)
2008年04月01日 21:36
2年越しで果たされた約束、Papalinさん、本当にありがとうございました。大塚美術館、レプリカと判っていてもその技術の素晴らしさ、原寸大による展示、またシスティーナ礼拝堂を初めとする、空間そのものの再現にはただただ圧倒されて、茫然自失。知らず涙が流れるほど、感激したaostaです。
レンブラント作品についての解説では、確かにちょっと気になることがありましたね。それにつきましては改めてコメントさせていただきます。(と言うより、本当はどうしても、それは違いますと言いたい!)
Papalin
2008年04月03日 06:28
◆◆ 茫然自失。知らず涙が流れるほど・・・

aostaさん、ありがとうございます。
私はこの美術館の規模を体感しているので、そうはいってもあるペースで観始めていたのですが、途中でaostaさんが見当たらなくなり、戻ってみたら、うっすら涙を浮かべていらして、私は足でも痛いのか、お腹でも痛いのか、トイレにでも行きたいのか、その理由がわからずうろたえてしまいました。(^_^;)

aostaさんに解説をお願いしてもいいのですが、1時間で10枚の絵が観られるかなぁ。
2008年04月09日 19:27
いっそのことお腹が痛くなってトイレに駆け込めばよかったと本気で思ってしました。女子トイレにどんな絵が飾ってあった見たかった(涙)~~~~

>1時間で10枚の絵が観られるかなぁ。

好きな絵の前でしたら、1時間でも半日でも、いえ、一日中でも居座りたいaostaです。今回は本当に駆け足で回らねばならず涙をのみましたが、来年はしっかり計画を立て、じっくり楽しみたいと思います(強気な鼻息!!!)
2008年04月09日 19:52
さてギャラリートークで気になったこと、ちょっと書かせてくださいね。まず、あれれ?と思ったのは、「目をつぶされるサムソン」の解説。怪力でペリシテ人を悩ませていたサムソンが美女デリラの姦計によって捕らえられ目をつぶされる場面を、ギリシャ神話に基づく話として解説があった時でした。サムソンとデリラの物語はギリシャ神話ではなく、旧約聖書の「士師記」の中の物語です。
また女性の裸体を描く題材として、これもギリシャ神話をテーマにした作品、と紹介されたのは全裸の「バト・シェバ」。このバト・シェバとソロモンの物語もまた旧約聖書はサムエル記によるもの。ちなみにダビデとバト・シェバとの間に生まれた子供が後のソロモンとなるわけで・・・
本来ギリシャ神話とは縁もゆかりもない物語。
レンブラントに限らず旧・新約聖書に材をとった絵画や彫刻はあまたあります。少なくともギャラリートークとして説明をいただけるなら、事前に多少なりとも勉強をして望んでいただきたく思いました。
それにしても、まさか学芸員ではないですよね?せめて善意の、しかしながら勉強不足のボランティアの方だったと思いたいaostaでした。
Papalin
2008年04月12日 08:40
◆◆ 来年はしっかり計画を立て・・・

aostaさん、ありがとうございます。
え、来年も行かれるんですか?
運転手は僕ではないですよね。(^_^;)
Papalin
2008年04月12日 08:48
◆◆ 学芸員ではないですよね?

aostaさん、ありがとうございます。
浅学な僕は解説を聴いたときに、「あれ、サムソンとデリラって、聖書の話だと思ってたけど、もとはギリシャ神話だったんだ!」と思いました。強そうな人が実しやかに嘘を言うと、僕みたいな人は簡単に騙されてしまうということです。そういうことからしても、今回の解説は罪ですね。

貴重なお話をありがとうございました。

            Papalin演芸員より
aosta学芸員どの
lavie
2008年08月03日 19:07
説明員の方の説明には、間違いもあるのですか?
ふうん、私なんか、何も知らないし、かなり素直なので言われたことはそのまま「そうなんだ」と思ってしまいます~。
私の場合、2時間の説明をボランティアの方がされました。要所要所を説明されて、とてもよかったです。
その方は、鳴門出身で今は、東京の方みたいでした。
それこそ、期間限定のアルバイトおばさんかなと思いました。
aostaさんがボランティア説明されるのなら、私は、また聞きに行きます。
トイレの名画は、一つしか見られませんでした。
女性用トイレは、全て個室なので。
もっと覗いてみたいなとは思いましたが。
Papalin
2008年08月05日 22:52
◆◆ 間違いもあるのですか?

lavieさん、ありがとうございます。
その間違いを連発されていた方が専門家ならば、恥じるべき行為です。

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