◆IL DIVO◆ 「ゴールトベルク」から 第30変奏
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Variation 30
URL : http://papalin.yas.mu/W218/M988/
◇公開日: 2009年01月09日
◇演奏時間: 1分54秒
◆録音日: 2009年01月 (47歳)
上のアルファベットの曲目名を
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第30変奏です。
クォドリベットというのは、いくつかの歌を同時に歌って即興的にハーモニーを作るものです。
僕が使った楽譜の序文によりますと、バッハ一族 --- すなわち音楽家たちなのですが --- は、盆か正月かは知りませんが、年一度集まってはお喋りを楽しみ、ワインの酔いがまわってくるとクォドリベットを歌って楽しんていたようです。
この集まりというのは終始音楽を中心としたもので、当時の慣わしからスタートは聖歌の合唱だったようです。しかし、この敬虔なオープニングとは裏腹に、こっけいで卑猥な歌詞を持ついわゆる俗歌を、その時の気分でしかもいくつかの歌を重ねて歌ったようですね。モーツァルトなら容易に理解するところですが、あのバッハが!です。人間らしくていいですよね。(^-^ )
使用楽器
アルト・リコーダー メック:黒檀
テナー・リコーダー 竹山:楓
テナー・リコーダー 竹山:楓
グレートバス・リコーダー キュング:楓
コントラバス・リコーダー キュング:楓
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この記事へのコメント
今晩は Geminiです
Var25他でコメントさせてもらったのは何時間前でしたでしょう?--たしかに、いい塩梅(あんべえ)に酔いながらのことでしたが、まあ普段並み…
その時にクォドリベットに言及しましたが、そのレスポンスがこんなに早いと、(今も、いい塩梅ですが-スミマセン)随分長期に二日酔でもしているのかという錯覚に…
☆☆人間らしくていいですよね
この曲には、GGの演奏を連想する人が多いと思いますが(-私も)、チェンバロのAnthony Newmanの録音(1971.1.11)を聴いた事があるでしょうか?実は他の変奏の印象はそれ程ないのですが、30番は格別で、各反復でバスを重複させ、まるでロックのよう…この私も一度はロックバンドをしたいな、と思わせるような-
いつもの事ながら、ありがとうございます
Geminiさん、ありがとうございます。
30番・・・事前に期待のコメントを頂戴していましたので、プレッシャーでした。でも演奏しだしたらすぐ忘れました。クォドリベットとは何かを知っただけで、気持ちが楽になりますね。
Anthony Newmanの演奏が聴けるサイトを見つけました。1971年のものかどうかはわかりませんが、確かに個性的です。しかもグールド(1981)よりも前に、こんな演奏が存在していたのですね。ちょっと驚きました。
30番のほかに、回帰のアリアの演奏もちょっとだけですが聴けました。試聴ではむしろこちらの方が印象が強く、独自の和音を使っているのですね。
みなさんのために、URLを貼りますね。
15、16曲目です。
Geminiさん、ありがとうございました。