◆IL DIVO◆ ワルツ イ短調 「遺作」 / ショパン
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Nocturne No.21 / F. Chopin
URL : http://papalin.yas.mu/W214/
◇公開日: 2009年12月5日
◇演奏時間: 3分42秒
◆録音日: 2009年12月 (48歳)
上のアルファベットの曲目名を
クリックして、Papalinの音楽サイト
からお聴き下さい。(視聴?・試聴?)
僕はショパンの曲をあまり知らないんだなぁ
・・・ということに気づきました。
この曲は耳覚えありません。
CDも、ポリーニと、アシュケナージと、ピリスと、
古いところでは、ミケランジェリくらいしか持っていないと思います。
それだけ持ってりゃ、充分かもしれませんが。
JASRACの著作権利用の処理をするときに、
楽曲のエントリーを検索するのですが、
このタイトルの曲は見当たりませんでした。
ショパンの遺作・・・って、なに? でも、いい曲だなぁ。
テナー・リコーダーが、むせび泣いています。
釣られてソプラノも、上のEまで出して、痺れてますね。(^_^;)
★使用楽器★
ソプラノ モーレンハウエル グラナディラ製
アルト メック 黒檀製
テナー メック 柘植製
グレートバス キュング 楓製
コントラバス キュング 楓製
お聴き下さい。 <(_ _)>
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この記事へのコメント
P2さん、ありがとうございます。
ポーランド人だから、ポーランドで生活していた・・・のではないのですね。ポロネーズにしても、それは望郷の念から生まれた音楽だった・・・ということですか。なるほど。
本文に書いた疑問、調べればわかるのかも知れませんが、ショパンの「遺作」はワルツですか?
確かにこの曲はワルツとは言いながらワルツではない。思えばポーランドの踊りマズルカを連想させる音の運びを感じます。ショパンがウィーンにやってきた頃、ウィーンはワルツの全盛期でショパンも華やかなワルツを作曲したのでしょうが、ちょうどその時ポーランドで革命が起きワルシャワは陥落。だからポーランドという国はなくなってしまった。そんな中でこのワルツは生まれたのかもしれません。ポーランド人は危険と見られていたということもありますし未発表作品として埋もれていたから遺作となった。そんなところでしょうか?
大国にはさまれた小さな国の運命は悲しいものでショパンはポーランドに帰りたくても国としてのポーランドがなくなってしまった。ショパンの望郷というよりもショパンはポーランドそのものを音楽に託していたような気がします。本物のマズルカを踊れる人なんてもう存在しないということですね。
来年、ショパンは生誕200年。ということはメンデルスゾーンとは一才違いです。ポーランドもユダヤもその文化は実在しない。芸術の中にのみ生きることができる。そこに永遠を感じます。
遺作ということについてですがショパンの未発表作品は他にも沢山あってショパンはすべて処分するように遺言を残したのですが友人達の手で出版されたようです。
P2さん、ありがとうございます。
その話は知っていました。この"ワルツ"も、その遺稿の中の一つというわけですね。
祖国ポーランドとともに、世に出ることなく埋もれさせることを決めた。そんなショパンが痛々しいですね。
> 芸術の中にのみ生きることができる
私と私の音楽そのものです。(^_^;)
> 大国にはさまれた小さな国の運命
日本人には、ポーランドやユダヤの人々の本当の気持ちは理解できないでしょう。祖国がなくなる、そんなこと派、日本人は考えたこともないでしょう。少なくとも、第二次世界大戦下の時代を除いてですが。