◆IL DIVO◆ 夢みたものは・・・ 【混声版】 / 立原道造・木下牧子
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Tachihara Michizo & Kinoshita Makiko / What I dreamed "Yumemitamonowa"
URL : http://papalin.yas.mu/W903/M021/
◇公開日: 2010年1月23日
◇演奏時間: 2分47秒
◆録音日: 2010年1月 (48歳)
上のアルファベットの曲目名を
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男声合唱だと半音でぶつかってしまうところ・・・、
楽譜通りの混声なら、もっと良い響きになる筈です。
特にピーク的なもののない、穏やかな静かな詩。
音楽的にピークらしいところを作っても、いいものなのか?
そんな疑問を感じながらではありましたが、
もう一つの録音機を使って、take2を録ってみました。
立原道造
若くして世を去った、類稀な詩人。
★パート と 歌手★
ソプラノ Paalina
アルト Papaline
テナー Papalino
バス Papalini
お聴き下さい。 <(_ _)>
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この記事へのコメント
声をあまりはっていないのに、けものが現れてこないのは、どういったテクニックによるものなんでしょうか?表現の幅が広がりそうですね。
ichiさん、ありがとうございます。
そうでしょう? ちょっと"傾向"をつかんだんです。普段は歌も笛も、マイクからちょっと離れて録音するのですが、ヴォコーダーをかまして女声を演じるときには、マイクをかなり近づけます。と言っても、カラオケのようなのは抵抗がありますので、20~30cmくらいの距離で録音します。そうすると"けもの"は現れにくくなるようです。次の曲の方なんて、完璧でしょう?
(^-^ ) ニコッ
立原の言葉には、心地よいリズム、思いがけない転調、豊かなイメージなどの音楽的魅力に溢れていて、声を出して読み上げるたびに、聴こえない音楽を聴いているような錯覚を感じていました。そうした強い思い入れが、最初この曲を聴くことへのためらいのようなものがありました。初めて聴いた時も美しいけれど何か違う、と思っていました。でも二回、三回と聞いているうちに、旋律と言葉が寄り添うようにひとつになり立原の世界として静かに輝いてきたようにた思いました。
旋律とハーモニーは美しい幻。
自らの短かすぎる命を予感していたかのように、幸福を見出した喜びを歌いながらも、諦念の静けさに満ちている言葉たちをひとつひとつ優しく祝福しているような曲。砂金のような哀しみが不思議な明るさの中でひっそりと光っているような曲だと思いました。
言葉は旋律によって強く意識の深くで固定されるものですし、私自身それを恐れた向きもありましたが、イメージそのものは、損なわれることなく、むしろ豊かに広がったように思いました。
一日、このメロディが耳元で囁き立原を感じています♪
aosta、ありがとう。
そういうの、共感します。
本の原作と映画の関係とも似ているかもしれません。最初に出会ったのが本でも映画でもいいのですが、最初に出会ったもので、間違いなく自分の中にイメージができます。そしてそれは好感を抱いていればいるほど、後から出会ったものには違和感を覚えます。
IL DIVO Papalinの功罪は色々ありますが、もし最初に出会ったのが IL DIVO Papalinだったなら、それは運命だったと諦めて戴くしかありませんね。耳につく前に、"正しい"ものを聴いて戴きたいものです。
> イメージそのものは、損なわれることなく
それは救いでした。(^_^;)
P2さん、ありがとうございます。
混声版が、作曲家が意図した音なので、しっくりくるのは当然として、僕はフォーレもバッハもそうですが、混声合唱のいろんな曲を男声合唱で歌っているので、耳がそれに慣れてしまっているせいか、男声合唱版の半音でのぶつかりも心地よかったりします。異常ですね。(^_^;)