◆IL DIVO◆ メロン・シャンソン集 (No.31-35)

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画像
"Mellon Chansonnier"(c.1470)
URL : http://papalin.yas.mu/W063/M009/

  ◇公開日: 2010年5月29日
  ◇連続演奏時間: ???
  ◆録音日: 2010年5月 (49歳)
   上のアルファベットの曲目名を
    クリックして、Papalinの音楽サイト
    からお聴き下さい。(視聴?・試聴?)



もう30曲を演奏したとな。
そんなに演奏したという感じは、僕の中にはありません。
きっと同じ曲を演奏したとしても、
「これは初見演奏だ・・・」くらいなものです。

初期のルネサンスといいますか、中世後期といいますか、
その時代の音楽って、そういう音楽なのですね。
ルネサンスも後期になりますと、「ひばり」のような
印象的な作品が出てきます。

まだわからないので、まだ続けています。



大勢のPapalinたちによる多重録音にて、お聴き下さい。 <(_ _)>


楽譜は こちら を使わせて戴いてます。



曲名 / 作曲者 / 楽器編成


  31. Se je fayz dueil (a3) / Guillaume le Rouge / T/T/T
  32. De tous biens plaine (a3) / Hayne van Ghizeghem / B/GB/CB
  33. Dona gentile (a3) / Guillaume Dufay A/T/T
  34. Il sera pour vous conbatu / L'ome arme (a3) / Morton / S/T/T
  35. Tout a par moy / L'ome arme (a3) / Walter Frye / S/T/T


  ソプラノ     フェール    薔薇製
  アルト      メック     黒檀製
  テナー      全音      桜製
  バス       メック     楓製
  グレートバス   キュング    楓製
  コントラバス   キュング    楓製





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この記事へのコメント

ichi
2010年05月29日 17:51
ルネサンスの白い世界にずっといると黒い世界が懐かしくなるんじゃないでしょうか?31の後半の繰り返しは何のためにあるんでしょうか?そんなことを考えることもなく、全く別のことに頭が働いていたりします。
この時代の曲は自然な風景に似ていると思います。田園風景でもいいし、雑木林でもいいんですが、どこにでもあるような特別な景勝地でない自然です。時に心地よく決して不快なものではありませんが、ここはどこか?と言われて、鮮明に記憶に残っているようなものでは決してありません。漠然とした雰囲気だけが残る不思議な音楽です。歌詞がのるとまた違ってくるんでしょうね。
Papalin
2010年05月31日 20:58
◆◆ どこにでもあるような・・・自然です。

ichiさん、ありがとうございます。
このコメントを読ませてもらいながら、僕は、フランスはよくしらないので、北ドイツの田舎の風景が目に浮かびました。麦畑を区切る一本のオフロードの道沿いに生えるポプラ並木が見えます。農機具は全部、木製です。大八車のような運搬車さえも。

今回の楽譜、僕はあまり楽譜に拘りませんでした。繰り返し記号を省いて演奏したのも感覚、繰り返したのも感覚。フェルマータを省いたのも感覚、フェルマータを伸ばしたのも感覚。

写譜だからとか、そんなことは関係なく、あるとすればたった一つの知識、当時の楽譜が、作曲家の意図を忠実に伝えるための手段としてあったのではないということ。だから、僕は楽譜のようなものから音楽を感じ取っているんですね。意識的に音を変えてみたところもありますし、楽器編成ししても、エオリアンさんのアレンジ譜と違って然りだと思っています。

面白い56曲でしたよ。(o^<^)o

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