◇Rocorder◇ リコーダーの増殖

我が家のリコーダーが また 増殖しました。

5月1日に、良い働きをしたと家族に誉められたので、
5月2日に、ご褒美を頂戴しに上京しました。


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【 新装オープンした銀座ヤマハを見上げる 】



新しくなった銀座のヤマハ。
建物は垢抜けましたね。

試奏室は奥行きのあるお部屋で、
片面はすべてミラーになっていました。(^-^ )



今回の狙いは、ソプラニーノとガークライン(クライネ・ソプラニーノ)。
今度はモダンピッチのソプラノ・リコーダーです。

今のメックのソプラニーノは、
かれこれ20年くらい経ちましたのでしょうか。

そろそろ音が出なくなってきました。
柔らかい材質の楽器は、この傾向があります。

銀座のヤマハには15種くらいありましたでしょうか、
選んだ7本を試奏させて戴きました。おしるしをつけないように・・・。(^_^;)

今回の選定は早く、一巡したところで迷うことなく決めました。
圧倒的に息が吹き込め、それでいてさほどうるさくない。

あとで持参した測定器でピッチを確かめますと、
意外なことに、この楽器が一番低めに演奏できます。
他の楽器はA=445前後のものがありました。
意外でしたね。

それと、このどっしりとしたフォルムが気に入りました。
キュングのアルトは馴染めずにいたのですが、
この楽器は気に入りました。良さそうです。
箱も思いがけずカワユイです。


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【 キュング ソプラニーノ クラシカ 3208 ローズウッド 】





ガークラインは、同じくキュングの2つがありました。
間隔の狭いホールは問題ありませんでしたが、
僕には、高いAの音が出せませんでした。
これだと、ソプラニーノと高音域が同じになってしまいます。
ならば必要ない・・・と、あっさり諦めました。

試奏室から、ショウケースのあるところに戻りまして、
他の楽器を眺めていましたら、「お、SUZUKIの415Hzがある!」
なかなか会えずにいたのです、この楽器。
「これも試奏させて下さい。」

試奏室に入って、暗譜していた曲を吹いてみますと、
いい。すごくいい。CDで聴いたことのある音がします。
一緒に音を聴いていたaostaも絶賛!


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【 スズキ ステンズビーモデル バロックピッチアルト 】


危惧していた息の抵抗感も少なく --- 抵抗が少ない楽器が僕の好み ---
申し分ありませんでした。

ただし今回は想定外でしたので、恐る恐るaostaの顔を覗き込むと、
にっこり微笑んでいるではありませんか!

ということで、惚れ買い! 大人買いです。


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素晴しい楽器が仲間入りしました。
僕は楽器をコレクションしているのではなく、
僕の演奏に最も適する楽器を探し続けています。
きっと満足することでしょう。


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実は、同じモデルのモダンピッチの製作をお願いしてあります。
そちらは秋に出来上がる予定です。
Papalin仕様で、ある依頼をしています。
そちらも、以前にも増して楽しみになってきました!

(^-^ )


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この記事へのコメント

nyankome
2010年05月03日 10:44
リコーダーもいろいろな種類がありますが、リュートやアーリー・ギターもそうです。
懐が許せばどんどん増殖しそうです。(^_^;)
Papalin
2010年05月04日 07:59
◆◆ リュートやアーリー・ギターもそう

nyankomeさん、ありがとうございます。
いい楽器を見つける目(耳)というのは、やはり経験も必要ですね。好みももちろんありますが、何か良いのかを聞き分ける耳は、やはり経験で育つところもあるように思います。一吹きして、こんなにほれ込んだ楽器も珍しいです。
ichi
2010年05月05日 22:28
大人買い・・・なんて素敵な言葉でしょう。ピーターに怒られるかもしれませんが、唯一大人になって良かったと思える瞬間ですね。

さて、今の気持ちは慣用句に例えるとどれでしょう?

1.海老で鯛を釣る
2.一石二鳥
3.棚からぼたもち
4.石の上にも三年
5.渡りに舟
6.一期一会
7.瓢箪から駒
8.仏の顔も三度
9.苦あれば楽あり
・・・
Papalin
2010年05月07日 06:31
◆◆ 慣用句に例えると

ichiさん、ありがとうございます。
ずっと探していた楽器に巡り会えたので、一番近いのは6番と3番かな。高価なぼたもちでしたけれどね。
(^_^;)

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