◆IL DIVO◆ 交響曲第7番 第1楽章 / ベートーヴェン

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画像
Beethoven / Symphony No.7 1st movement
URL : http://papalin.yas.mu/W219/M007/

  ◇公開日: 2010年06月05日
  ◇演奏時間: 5分28秒
  ◆録音日: 2010年6月 (49歳)
   上のアルファベットの曲目名を
    クリックして、Papalinの音楽サイト
    からお聴き下さい。(視聴?・試聴?)



自家用車の Car Navigation & Car Audio の HDDに、
常時500曲が収録されていまして、
車に乗ると、これらが順番に流れてきます。

当然、Papalinの自演の曲が入っている(大部分はそう)のですが、
この曲がかかると、いつも残念に思っていたのです。
もっと正確言うと、第2楽章が始まるときに、そう感じていました。

曲の調というのは、単発の一曲でない限り、
とても大事なことだと思っています。
こうした楽章モノや、組曲などは、全部で一つの物語を構成しているから。



というわけで、機会があったら、録音し直そうと思っていました。
以前使わせて戴いたSRQさんの楽譜は、第一楽章単発の楽譜でしたので、
G-Durで書かれていました。それはそれで全く問題ありません。

原調はA-Durです。
ポケットスコアの小さな音符を追いかけるには、歳をとりすぎました。
そこで、何をしたかと言いますと・・・

SRQさんの楽譜を見ながら、2度上の音を演奏しました。

疲れました。(^_^;)
それでも曲を知っているから、
まだマシなのですけれどね。

昔の音楽家だったら、そんなことは当たり前のようにやっていたでしょう。
だって、街(にある教会のオルガン)によってピッチが違う時代だったのですから。
これを芸当と呼ぶか、芸術の一旦と見るか・・・。



再録音となりますと、意識しない限り、演奏時間は短くなるようです。
前回の録音は、M017として、この場からはお引取りいただきましたが、
同じ短縮版の楽譜を使って、演奏時間は14秒(4%)短くなりました。

四重奏の楽譜ですが、2度上げたことにより、
楽器はアルトを含めて5本を必要としました。
最後の数小節は、僕が勝手に1オクターヴ上げました。(^-^ )


大勢のPapalinたちによる多重録音にて、お聴き下さい。 <(_ _)>


楽譜は こちら を使わせて戴いてます。


使用楽器

  アルト      メック        黒檀製
  テノール     ゼンオン       桜製
  バス       メック        楓製
  グレートバス   キュング       楓製
  コントラバス   キュング       楓製




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この記事へのコメント

P2
2010年06月07日 23:06
なるほど1楽章の最後の音が2楽章の最初の音を誘っていますね。とても自然です。調性は重要ですね。たとえ音域が足りなくてもできるということ。そういう拘りがPapalinの音楽というわけですね。それぞれの楽器がほどよく鳴っていてリコーダーらしい響きがします。
ichi
2010年06月08日 13:55
言われなければ、何にも気がつかない私でしたが、聴き比べをしたら一目瞭然です。第二楽章とのコントラストも見事です。演奏自体も良くなったと思います。
一発取りもいいけど、時々ある再録を聴くたびそう思います。
でも残念なCDはこれからも、大事に聴かせてもらって、そのたびに残念がろうと思います。
Papalin
2010年06月08日 21:14
◆◆ 音域が足りなくてもできる

P2さん、ありがとうございます。
そこが、仮想アンサンブル劇団:パパルテットの良いところです。(^_^;)

リコーダーは、7種類揃えますと5オクターブを越えますから、チェンバロといい勝負です。チェンバロやオルガンのようなウルフもなければ、フルートのような楽器のバリエーションに乏しくもなく、理想的な楽器といえるでしょう。

ベートーヴェンの交響曲シリーズ、実は気に入ってまして、最近は就寝時に、5~9番をかけ流しています。
Papalin
2010年06月08日 21:28
◆◆ 第二楽章とのコントラストも見事

ichiさん、ありがとうございます。
賛辞は殆ど引用しないシャイなPapalinですが、これは引用させて戴きました。音楽はつながり、時間のつながり、それを大切にする芸術ですから、全楽章演奏するときには、調性は大事だと思います。老婆心に繰り返しますが、SRQさんの第一楽章単発の楽譜は、あれで良いのです。

> そのたびに残念がろうと思います。

供養のほど、宜しくお願い致します。できたら、ラベンダー香のお線香がいいです。

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