◆IL DIVO◆ シューマン / 4つのフーガ 第1番
≪生演奏を公開しています≫

Vier Fugen Op.72-1 / R. Schumann
URL : http://papalin.yas.mu/W213/M151/
◇公開日: 2010年10月2日
◇演奏時間: 1分51秒
◆録音日: 2010年10月 (49歳)
上のアルファベットの曲目名を
クリックして、Papalinの音楽サイト
からお聴き下さい。(視聴?・試聴?)
バス・リコーダーが、腐った!

エオリアンさんのサイトを見ていたら、
シューマンもバッハを手本に、
フーガを書いていることを知りました。
ほほう、ドビュッシーと同じだな。
やってみようか。
いつもの如く、多重録音を始めました。
今回は珍しく、A>S>T>Bの順に重ねました。
『あれ? バス・リコーダーが、音が出ない! きっと夏の暑さでカビたな。』
前にもカビを掃除したことがあります。メックの直吹きタイプのバス・リコーダーは吹き込み口にプリンのようなキャップが付いていて、それで音の出る歌口を吹き込み側と反対にして演奏します。このキャップと本体との間に、カビが生えます。楓のような柔らかい材質は、カビが生え易いのですね。
キャップは綺麗になりました。
変色している頭部管のウィンド・ウェイを掃除したら、なんと、カビと一緒にボロボロになった木が脆くも剥がれ落ちて来るではないですか!腐っちゃってました。腐食した部分をそれなりにキレイに取り除いたら、ウィンド・ウェイ入口が、ポッカリとかなり広がってしまいました。
。・°°・(;>_<;)・°°・。
掃除を終えて、再び楽器を組み立て、恐る恐る吹いてみますと、ボーボー鳴ります。息がものすごく沢山入ります。音色が変わりました。残念ながら、全音のバス・リコーダーのような、決して上品とは言えない音になってしまいました。悲しいです。そして直感的に、音程が変わったのに気づきました。ウィンド・ウェイの入口側がちょっと広がっただけで、こうも変わるものかと、唖然としました。頭部管は、5~6mmくらい抜かないと、演奏できません。5~6mmというのは限界を越えているので、音程のバランスはめちゃくちゃです。自分で決めたこのバス・リコーダーの専用の運指も、リセットして再び設定しなくてはなりません。
ということで、何曲か演奏するしかありません。
そんなわけで、曲は悪くないのですが、演奏は★三つです。
m(_ _)m ゴメンナサイ
使用楽器
ソプラノ フェール 紫檀
アルト メック オリーブ
テナー 全音 桜
バス メック 楓
大勢のPapalinたちによる多重録音にて、お聴き下さい。 <(_ _)>
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この記事へのコメント
ichiさん、ありがとうございます。
計算してみました。年間で15万円を灰にしている勘定ですね。ホントだ、バスリコーダーが買えそうです。
実は、この一週間で、煙草の本数削減行動をとっておりました。止める気は更々ないのですが、減らすことはこの厳しいご時世、経済的面で必要なことです。そしてその施策はいたって簡単で、素晴しい効果が出ています。また報告いたしましょう。
キュングのバスリコーダーですが、メックがダメになった時にはということで、すでに頭には入っております。しかしながら、日本のサイトではユーロが150円以上で換算されるというのが悔しくてなりません。やっぱり送料を負担しても海外サイトで買うべきでしょうかね。思案のしどころです。
Ceciliaさん、ありがとうございます。
かつて旅した際のスナップですが、よくわかりましたね。
平成の大合併で、長野県から岐阜県になりました。
ichiさん、ありがとうございます。
キャップの方ではありません。
ブロックの方でもありません。本体です。
ブログを書いていて、説明力に乏しいなぁと、orzしておりました。
本体の木が腐食して、2mmくらい削れちゃったんですよ。
そうしたら、ぼーぼーと息が入るようになりました。
圧巻なのは、一定の息を流し込んでいるにもかかわらず、自然にビブラートがかかっちゃうわけ。これってフ・シ・ギでしょ? ビブラートが苦手な人には、こういうウィンドウェイの構造を作ればいいのでは? と、特許がらみの発明ならぬ、発見をしました!
> バロックにない少しあかぬけた感じがします。
フーガという形式は、テーマさえあれば出来るわけで、テーマが垢抜けているのか、テーマのこねくり具合が垢抜けているかということですね。きっとシューマンが墓場で喜んでいると思いますよ。(^-^ )