◆IL DIVO◆ 案山子 / さだまさし

≪生演奏を公開しています≫

画像
Kakashi / Sada Masashi
URL : http://papalin.yas.mu/W901/#M023V07

  ◇公開日: 2010年11月27日
  ◇演奏時間: 4分49秒
  ◆録音日: 2010年11月 (49歳)
   上のアルファベットの曲目名を
    クリックして、Papalinの音楽サイト
    からお聴き下さい。(視聴?・試聴?)



2回目の共通一次試験を
東京商船大学で受験し、
次の日、田舎に帰った。

駅に姉が迎えに来てくれた。
「ちょっと寄っていくところがあるから・・・。」

着いたのは、地元の病院の駐車場。
「お母さんがちょっと倒れちゃって。」
顔面から血の気が引いた。

僕の顔を見た病室の母は、弱々しく笑ったあと、蚊の鳴くような声で言った。
「心配かけて悪いね。」

右半身が全く動かない状態だった。喋るのもおぼつかない。
そんな母を見たのが辛かった。


母はそれから、理学療法士の驚くほどリハビリに精を出し、
何とか日常生活を自力でやっていくほどに快復した。
後に母は言った。
「女があんなじゃ、家が回らないからね。」

母が倒れたあと、初めて書いた"字"は、今でも覚えている。
以前の母の"字"ではなかったが、ちゃんと読めた。
当人は、どれだけ嬉しかったことだろう。

やがて僕は予備校を卒業し、正規学生生活を始めることになる。
母はとうとう一度も、僕の住むアパートにも街にも来られなかったけれど、
手紙は何通ももらった。

母はこの歌がとてもお気に入りだったって、後で姉から聞いた。



楽譜はこちらを使っています。初期の作品ほど収録されているので買いました。


歌詞はこちらが便利です。


使用楽器

  うた          Papalin
  ギター        フォーク・ギター   S-Yairiの中古品
  ピアニカ        鈴木のメロディオン  40年前の楽器




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この記事へのコメント

ちゃみちゃん
2010年11月30日 17:48
3フィンガー奏法、お上手ですね。
私、これ苦手です。というかこれで弾くと歌えなくなります。笑
2010年12月01日 07:18
papalinさんの時代は共通一次の時代なんですね。
一期校,二期校世代の僕の頃は、造船や商船は花形で、
僕のすぐそばにすんでいた、もーやんは、東京商船大学に入学しました。
母一人、息子二人の貧しい家庭でした。
そのご、どうやっているのか、消息が途絶え数十年。年老いたお母さんは、
一人暮らしで、時々、僕のとこに来ていましたが。この数年、そのお母さんも
見えなくなりました。老人ホームに入られたのでしょう。
最後に”息子は、もう死んでいるとおもっています。半島のほうにいるのかも、、、”そう語られた、言葉が耳に残っています。
とてもやさしい、もうやんでした。
いろんなことがあったのでしょう。

Papalinさんの歌声、そんな記憶を呼び覚ましてくれます。
Papalin
2010年12月01日 21:30
◆◆ これで弾くと歌えなくなります。笑

ちゃみちゃん、ありがとうございます。
僕は全てにおいて、我流なので、スリー・フィンガーも、正しいスリー・フィンガーではないんです。"なんちゃってスリー・フィンガー"とでも言いましょうか。

今回の一連の録音は、最初に伴奏を録音して、それに歌を重ねていますので、それぞれに集中できます。一緒だと、僕もどちらかが疎かになります。(^_^;)
Papalin
2010年12月01日 21:42
◆◆ もーやんは、東京商船大学に入学しました。

takasiさん、ありがとうございます。
私は共通一次試験の一期生(?)です。
現役の一年目は信州大学で受験したのですが、東京の予備校に通っていた二年目は、大塚に住んでいたので、「最寄の大学だと、東京大学か御茶ノ水女子大かな?」なんて思っていたのですが、何のことはない、出身高校で開場が割り振られたようで、ちょっと離れたところの商船大学でした。そんなわけで、危うく同窓会になりかけました。(^_^;)

> 息子はもう死んでいるとおもっています。半島のほうにいるのかも

色んな事情があるのでしょうけれど、悲しく思います。
親は亡くなってから、そのありがたさを感じるんですよね。
この歌の主人公とは違いますが、親子間の愛情という点では同質のように感じます。

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