◇Ukulele◇ ウクレレ登場!
我が家の楽器が また 増殖しました。
栗コーダーカルテットの楽譜集に載っている曲を,端から演奏しようとすると、決して避けて通ることの出来ない楽器があるのです。鍵盤リコーダーのアンデスはリコーダーで代用するとしても、これは代用できないなぁ。そう、ウクレレです。
子供の頃の我が家には、私が生まれたときにはもういなかった、舶来モノ好きの祖父が買い求めたと思われるドイツ製の足踏みオルガンやウクレレもあったのですが、一部はなぜか民族資料館に嫁入りしましたし、また引越しを重ねるうちに行方知れずとなってしまったものが殆どです。今となっては惜しいことをしたと思うのですが、子供の頃の私は、自分の家にあった楽器には殆ど興味を示しませんでした。きっとそれらはおもちゃの延長線上にあったモノだったのでしょう。
さて、Q3HDを買った馴染みの楽器屋さんに行き、いつもの店長さんに相談です。
ぱ 「栗コーダーカルテットって知ってる?」
て 「あぁ知ってますよ。まさか、ウクレレ?」
ぱ 「そう。まともに音が出る一番安いのちょうだい。」
て 「キットで作る4千円弱のもありますけど、それを買うんだったら、
5千円弱のこちらをお勧めします。一応、上のモデルと作りは同じです。」
ぱ 「じゃぁそれ。」
て 「ありがとうございます。教則本とかが付いているセットもありますが・・・、
要らないですよね。(^_^;)」
ぱ 「(^-^ )」
中には20万円もする楽器が展示されていましたが、これで充分です。
さて、ギターは弦が6本ありますが、ウクレレは4本。
調弦は、どうやら、ソドミラらしいです。しかも、音の高さで言うと、
ソ↓ド↑ミ↑ラということのようです。楽器全体で、たった6度しかない狭い範囲です。
私は発見しました。
この音の間隔は、ギターの高音からの4つの弦の調弦を、4度上げたものだということを!
逆に考えれば、コードを5度下げたギターの運指で弾けるはずだと。
簡単に弾くには、この考え方で全く問題ないことがわかりました。
しかし、こうした変換方法を習得してしまうことによって、
逆に、普通に(素直に)修得できないという問題が生じます。
他の楽器を知っていることの弊害かもしれませんね。
実際に、いきなり曲を演奏するときには苦労しました。
ウクレレにはない、ギターの5弦・6弦に指が行ってしまうしね。(^_^;)
というわけで、正真正銘の、五十の手習いですわ。
こちら(カントリー・ロード)が初挑戦の曲です。お恥かしいですが・・・。
栗コーダーの曲集を進めて行ったら、出ない音(低い音)が書かれているではありませんか。アイネ・クライネ・・・です。何と、Lo-Gという、第1弦をオクターブ下げる弦があるのだそうな。ほほう、これなら音域も1オクターブを越えて、表現の幅が広がりますね。更に、高い音も出ないぞ! お~、それはフレットが足りないんだ。高価な楽器だと、高音部にもう何フレットかが用意されているのですね。そんなことは全く知りませんでした。栗コーダーカルテットさんは、さすがに高価な楽器を使っておられるようです。
えーい、フレットなんかなくたって、演ってやるぞい! ということで、テキトーに弾きまくっております。(^_^;)
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この記事へのコメント
・・・普通のアンサンブルだと思って聴いていますが、こういうのを録音しようとしたら、ウクレレが先になるんですか?設計が巧妙すぎて思惑どおりなのかもわかりません。
mariさん、ありがとうございます。
栗コーダーカルテットの楽譜には、アンデスは既に生産終了とありました。ネットではまた見かけるのですが、在庫分があるのかしら。
夏合宿は、派手になりそうですね。(o^<^)o
ichiさん、ありがとうございます。
す、す、鋭いところを!!!
ギターと5度違うので、ウクレレがコードではなくて、メロディになったときは大変です。仰るように、どこを押さえたらいいか、瞬間的に探しまくりの連続で、ダメだと思ったら、ある1本で全ての音を弾きまくっています。(^_^;)
この曲に関して言うと、最初に録音したのはリコーダーの旋律です。
ウクレレではきっと破綻するだろうと思ってね。