◆IL DIVO◆ チャイコフスキー / 「くるみ割り人形」
≪生演奏を公開しています≫
The Nutcracker Suite "Ouverture miniature"/ P. I. Tchaikovsky (1840-1893)
URL : http://papalin.yas.mu/W232/#M030
◇公開日: 2011年1月3日
◇演奏時間: 20分54秒
◆録音日: 2011年1月 (49歳)
上のアルファベットの曲目名を
クリックして、Papalinの音楽サイト
からお聴き下さい。(視聴?・試聴?)
会心(改心)の作・・・かなぁ。
バロック・ピッチで演奏してしまいました。(^_^;)
原因は簡単なこと。
ひとつ前に演奏した曲が、バロックピッチでの
演奏だったのですが、今回一番先に演奏した
バス・リコーダーの替え管が、そのままだった。
ということで、このシリーズ、8フィートは使えません。
。・°°・(;>_<;)・°°・。
楽譜はらぶしゅーべるとさんから拝借しました。
らぶしゅーべるとさんのサイトに、この曲(アレンジ)の解説が書かれていますが、
"九州の超絶技巧リコーダープレーヤー兼編曲家hiro氏によるすばらしい編曲をいくつか提供頂きました"のhiro氏とは、何と、わっちゃんでした!
Papalinの多重録音で、お聴き下さい。m(_ _)m
曲目
1. 小序曲 Ouverture miniature
2. 行進曲 Marche
3. 金平糖の踊り Danse de la Fee Dragee
4. ロシアの踊り Danse russe Trepak
5. アラビアの踊り Danse Arabe
6. 葦笛の踊り Casse-mposette Danse des Mirlitons
7. 花のワルツ Valse des fleurs
編成 と 使用楽器
ソプラノ 竹山(メイプル 415Hz)
アルト 鈴木(ボックスウッド 415Hz)
テナー 竹山(メイプル 415Hz)
バス ヤマハ(メイプル 415Hz)
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この記事へのコメント
それにしてもわっちゃんとPapalinさんて桑田と清原みたいなスーパー高校生だったんですね。リコーダー界の。
ichiさん、ありがとうございます。
16分音符・・・字を直しておきました。 (^_^;)
「くるみ割り人形」は、恐らくですが、小学生の頃、音楽鑑賞の時間に音楽室で自分の体よりもデカイスピーカーを通じて、かなりの音量でもってレコードで聴いたと思います。あの時代は、音楽から連想する情景というのが、音楽鑑賞教育の一つのキーワードだったと思います。「くるみ割り人形」は"楽しい"。「ペールギュント」は"爽やかなんだけどちょっと恐い"。「四季」は"景色が目に浮かぶ"。そんな稚拙な感想を抱いていたかな?
さて、その"楽しい"はずの「くるみ割り人形」なのですが、演奏はことのほか大変でした。新しいテナーのむちゃくちゃな音程と、特殊運指への気遣いというのも一つの原因でしたし、16分音符のパッセージが、バロックのそれとはやはり違いますので、指がなかなか慣れない・・・そろそろ年齢的な限界も感じてきました。
> それにしてもわっちゃんとPapalinさんて・・・
こんな田舎の高校の同級生ですから、自分たちが特別なんて考えもしませんでしたね。
高校の室内コンツェルト部でリコーダーを共に吹いていた同学年の友達は、僕を含めて5人いました。5人とも先生になどつかず、小中学校の延長線上で自己流で吹いているのですが、北御門なんかを普通に初見で演奏していました。わっちゃんは、バッハの無伴奏フルートなんか平気で吹いていました。そういうのが僕らのスタンダードだったわけですよ。だから上京して都会に出て、全国区になったら、凄い人たちに大勢会えるんだろうなと思っていたのです。
ひょっとしたら僕らがアブノーマル、エクストラオーディナルだったのかも知れませんね。リコーダーの世界も狭いものです。(^_^;)
バレエではそうした怖ろしげな雰囲気が払拭され幻想的なクリスマスのお伽噺になっていて、もちろんそれが楽しいのですが、今回の演奏を聴いていると、そこはかとなく、不思議で妖しい気配が漂ってきます。8フィートの演奏だったらどんな感じになったか、私も気になりますが、バロック・ピッチのチャイコフスキー、悪くありません。
金平糖の踊り、チェレスタで演奏される可憐なメロディーも、リコーダー演奏になると暗闇で聖霊が揺れているような雰囲気。「アラビアの踊り」は個人的に大好きな演奏です。ichiさんの仰るとおり、バスがぼこぼこ言ってるのがたまりません。演奏している方は相当な酸欠状態かもしれませんが。
aosta、ありがとう。
そう。バロックピッチでの演奏が、何故かしっくりくるんだよね。
それは、僕らに絶対音感がないせいだろうか。
それはそれで、便利なこともあるね。
どの曲も、耳が知っている曲なんだけど、演奏する方は大変だった。知っている曲ほど難しいというのは、ここでも再確認されたわけだよ。
遅ればせながら
あけましておめでとうございます
パレストリーナを聴いていたら、
続いて、くるみ割り人形が…
最新のパレストリーナの「教皇マルチェリスのミサ曲」を拝聴して
[これはちょっとコメントしなければ]と思っていると
イキナリ、「くるみ割り人形」が、
パレストリーナのほうはいずれ後日に…
思わず最後まで聴いてしまいましたが、チャイコフスキーは
これを、そもそもリコーダーアンサンブルのために創ったのか
と思うほどでした。
私はリコーダーのテクニックには詳しくありませんが
ホントに素晴らしかったです(感謝!!)。
★★それは、僕らに絶対音感がないせいだろうか。
昔、合唱をしていた時、3・4分の曲をアカペラで演奏するとき、
合唱団が正常な状態では、出発のとき音あわせしても
最後には、半音ぐらいピッチが下がっているのが常態で、
変わっていない(ホントはこれが正しい)、または
上っているときには今日は何があったのかと心配しなければ
ならない--ヘボな合唱団でしたが、
そこに絶対音感のあるひとがいたら大変な苦痛だろうな・・・
何かの本で見ましたが、18世紀か19世紀には
まだAが440Hzという取り決めはなく、
フランスとイギリスでは標準ピッチが半音ほど異なっていて
どちらがどちらか忘れてしまいましたが、
「運命」が別の国ではロ短調に、
「未完成」がそれとは別の国には「ハ短調」に聴こえていたと…
Geminiさん、新年明けましておめでとうございます。
今年も宜しくお願い致します。
パレストリーナのミサ曲が終わって、突然こいつが現れますと、何というかホッとするというか・・・、これは私が感染した現代病かもしれませんね。(^_^;)
私が所属していた合唱団でも、アカペラで音が下がることはしょっちゅうでした。譜面の一段が終わらぬうちにもう下がってる・・・なんてことも。ですからその合唱団では「アカペラの曲は演らない」というのがずっと不文律であったようです。ブルックナーのモテットをやろうと提案したときは「無理」と言われました。でも歌いました。練習を重ねて自信をもって歌えるようになると下がらないんですよね。本番では逆にピッチが上がったり!
そうです、アカペラを一緒に歌ったピアニストは「苦痛」と言ってましたっけ。
ロ短調の運命、ハ短調の未完成・・・そうですね。(^u^)プププ