◆IL DIVO◆ ヴィクトリア / 死者のための聖務日課
≪生演奏を公開しています≫

Tomas Luis de Victoria (1548-1611) / "Officium Defunctorum"
URL : http://papalin.yas.mu/W056/#M104/
◇公開日: 2011年3月6日
◇演奏時間: 23分2秒
◆録音日: 2011年3月 (50歳)
上のアルファベットの曲目名を
クリックして、Papalinの音楽サイト
からお聴き下さい。(視聴?・試聴?)
8フィートに、ちょっと浮気をして、
またキンゼカーの4本セットに戻ってきました。
エオリアンさんの楽譜をお借りしていますが、
今現在3曲がアップされているのですが、
解説を読ませて戴くと、これはエオリアンさんにとっての
大切な方の追悼のために、1曲づつ増えているようです。
このシリーズが増えることは、悲しいことのようです。
それから、第1曲目が入っていないのが、
シリーズもの大好きな私にとっては、
ちょっと残念に感じるところでもありました。
また、上記のような背景で楽譜を順次作られていますので、
シリーズとして調が統一されていないことも
ちょっと気になるところではありました。
そこで、この作曲家と曲を教えて下さったエオリアンさんに
敬意を払いつつ、原曲の合唱版の楽譜を一式で使うことにしました。
後期ルネサンスを代表するスペインの作曲家ヴィクトリア(1548-1611)は、今年2011年に没後400年を迎えるようです。スペインにも押し寄せたプロテスタント勢力に対抗するカトリックからの反宗教改革の機運のもと、情熱を傾けて、ひたすら宗教音楽だけを書き続けたとのことです。興味深い音楽家の一人です。
さて、IL DIVO Papalin のサイトの方に、「4フィートのおさらい」と書きましたが、まだ全然おさらいにはなっていません。特にアルトの音が超高いのが気になります。そして2曲目のIntroitusでは、長和音が平均律のような響きになっちゃってます。何でかな。最近、純正律と平均律について考えることがあったからでしょうか。それにしても、第3音の、ここではヘ長調の和音だから、A(ラ)の音が高いのは、本当に気持ち悪いですね。アルト・リコーダーの演奏の仕方を、もう一度練らないといけなそうです。
曲自体は、先に演奏したポリフォニックな3つのミサ曲と違って、縦のリズムが揃う曲ですので、聴き易いかもしれませんね。でも、ポリフォニックな曲は、どのパートを演奏しても、充実感があります。ホモフォニーな曲は、まがいものなら私にも作曲できるかもしれませんが、ポリフォニーは無理だと思っています。ヴィクトリアのポリフォニーは、美しいとおもいます。おっと、これは一つ前のブログの方で書くべきことですね。(^_^;)
楽器がまだ充分鳴りません。購入してまだ間もないですからね。テナーが水分を吸って瀕死状態なので、本当はGradualeはしんどかったのですが、まずはここまでと致しましょう。
楽譜は、IMSPLからのリンク先のこちらから拝借致しました。
このサイトもすごいですね。頭が下がります。
Papalinの多重録音で、お聴き下さい。m(_ _)m
曲目
Oficio de difuntos : 1. Taedet animam meam (Lectio)
Oficio de difuntos : 2. Introitus
Oficio de difuntos : 3. Kyrie
Oficio de difuntos : 4. Graduale
Oficio de difuntos : 5. Offertorium
Oficio de difuntos : 6. Sanctus y Benedictus
Oficio de difuntos : 7. Agnus Dei
Oficio de difuntos : 8. Communio
Oficio de difuntos : 9. Versa est in luctum (Motete)
Oficio de difuntos : 10. Libera me (Responsorio)
使用楽器 (440Hz)
ソプラノ モーレンハウエル キンゼカー・ルネサンス・モデル
アルト モーレンハウエル キンゼカー・ルネサンス・モデル
テナー モーレンハウエル キンゼカー・ルネサンス・モデル
バス モーレンハウエル キンゼカー・ルネサンス・モデル
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