◆IL DIVO◆ キンバリング / リコーダーのためのトリオ集 (4/4)
≪生演奏を公開しています≫
Clark Kimberling (1942- ) / Trios for Recorders (part4/4)
URL : http://papalin.yas.mu/W234/#M004
◇公開日: 2011年6月1日
◇演奏時間: 37分39秒
◆録音日: 2011年6月 (50歳)
上のアルファベットの曲目名を
クリックして、Papalinの音楽サイト
からお聴き下さい。(視聴?・試聴?)
IMSLPに、つい最近登録された
リコーダー・アンサンブル用の曲集、
全117曲を演奏してみました。
非常に楽しかったです。
このパート4(勝手に私が4つに区切った
だけですが)での秀逸な作品は、
Whole Tone Study シリーズでしょうか。
その名の通り、決して演奏は簡単ではありませんでしたが、最後にドミソの和音が出てきて終わるとホッとしますよね。現代曲によくあるパターンなのですが、こうでないと曲が終わりませんものね。
ついでに、こんなところで書くのも何ですが、パート3の特筆すべき曲は、Poem シリーズです。ポエムというと、私の先入観は、ホンワカした詩の雰囲気でした。音楽なら、甘く切なく・・・。でも、キンバリングさんが作曲された曲の"詩"は、内省的で、翳りがあって、混沌としていて、まるでカオスのような詩を連想しました。一本とられました。
しつこいですが、金歯指輪さんの117曲のこのトリオ曲集、良いです。
どうでも良いこと
なのですが、
上の写真の
Papalinですが、
中原中也に似てると
思いません・・・か?
楽譜は、IMSLPから借りました。
Papalinの多重録音で、お聴き下さい。m(_ _)m
曲目と楽器編成
91. Pristine (T・T・T)
92. Sarah's March (S・S・S)
93. Sherrie (T・T・T)
94. Small Birds Sweetly Singing (S・S・S)
95. Song of the Duck Dance (S・T・T)
96. Standing Rock 1 (S・T・B)
97. Standing Rock 2 (S・T・B)
98. Standing Rock 3 (A・T・B)
99. Standing Rock 4 (B・GB・GB)
100. Standing Rock 5 (Sn・S・A)
101. Standing Rock 6 (A・T・B)
102. Standing Rock 7 (B・GB・CB)
103. Sunrise (T・GB・GB)
104. Those Are Not My Interest (T・T・B)
105. Vista (S・A・T)
106. We're All Here (S・T・B)
107. Whole Tone Study 1 (GB・GB・GB)
108. Whole Tone Study 2 (A・A・T)
109. Whole Tone Study 3 (A・A・T)
110. Whole Tone Study 4 (A・A・T)
111. Wildflowers (A・T・T)
112. Wiltshire Meadow (B・GB・CB)
113. Xantippe (A・A・A・大太鼓・小太鼓・ロイヤルチン)
114. Zazziana (A・T・T)
115. Zindrella (S・T・T)
116. Zitherie (T・B・GB)
117. Zuniella (S・T・T・T・GB・GB・大太鼓・鈴)
使用楽器 (440Hz)
ソプラニーノ キュング ローズウッド
ソプラノ モーレンハウエル グラナディラ
アルト メック オリーブ
テナー メック(オトテール) ボックスウッド
バス メック メイプル
グレートバス キュング メイプル
コントラバス キュング メイプル
大太鼓 ジャンベ
鈴 保育園で使ったアレ
鐘 仏壇から拝借しました。別名:ロイヤルチン。(^_^;)
"""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""
この記事へのコメント
あはは、中原中也・・・・そう言えば似ているようで、う、、、コメントが固まってしまった^^;
今からポチッとして聴いてきます~(^_^)v
最初から最後まで、次に何が出てくるのだろうと思わせる作品集だと思いました。一つ一つがその時々の自分の気持ちのようであり、バックミュージックのようであり。ポエムシリーズをカオスのような混沌を感じさせるとおっしゃっていますが、それを多重録音でお1人で表現なさるPapalinさんもすごいです
とても東洋的で、初めてなのにどこかで聞いたことがあるような曲もたくさんありますね。
中原中也に・・・似てはいないな・・・似てません! 絶対に!!
上記、ichiさんの「似てません! 絶対に!!」に一票。
アルト笛さん、ありがとうございます。
あれ、手が止まっちゃいましたか?
本人が似てるって言ってますから、間違いないですよ。(^-^ )
最近はポートレイトがないので、昔のポートレイトを手を変え品を変えで、やりくりしております。m(_ _)m
アルト笛さん、ありがとうございます。
このブログでも、至る所で書いていてしつこいかも知れませんが、音楽って、香りと同じで、長いことずっと忘れていたものを、瞬時のうちに思い起こしてくれる媚薬のようなものだと思っています。一人ひとり全く違う人生があって、同じ曲を聴いても、思い出す、辿る人生は千差万別。その音楽と人生との結びつきがなんとも言えず良いですよね。
キンバリングさんの曲の中で、古くから伝わるメロディに伴奏というか編曲をされたものは、郷愁があって当然かもしれませんが、キンバリングさんご自身が作曲された曲でも、そう感じてしまうのは私だけかなと思っていましたが、アルト笛さんもそうだったのでしょうか。ちょっと嬉しいです。
そうそう、キンバリングさん、私の演奏を聴いて下さって、とても喜んで下さいました。今迄、英語でのメイルのやり取りが続いて、大変でした。
。・°°・(;>_<;)・°°・。
ichiさん、ありがとうございます。
嫌よ嫌よも好きのうち。な~んてね。(^-^ )
aosta、ありがとう。
強く否定されると、裏をかいてしまうんですよね。(^-^ )
ichiさん、ありがとうございます。
ご要望にお応えして、本人の写真も載せました! (^-^ )