◆IL DIVO◆ ワーロック / カプリオール組曲 (テイラー版)

≪生演奏を公開しています≫

画像
Peter Warlock (1894-1930) / Capriol Suite arranged for Recorder Quintet by Stanley Taylor
URL : http://papalin.yas.mu/W213/#M102

  ◇公開日: 2011年9月22日
  ◇演奏時間: 8分44秒
  ◇録音年月: 2011年9月 (50歳)
   上のアルファベットの曲目名を
    クリックして、Papalinの音楽サイト
    からお聴き下さい。(視聴?・試聴?)



以前にも演奏していていますが、
ayaさんから、テイラー編曲の楽譜を頂戴しており、そちらで演奏してみることにしました。

指定はSAATTBの4フィート・アンサンブルですが、8フィートで演奏しました。
なぜなら、原曲の弦楽アンサンブルと同じ高さの音だからです。

5曲目のピオンレが、エオリアンさんのアレンジとは随分違います。こちらの方が原曲に近いです。
このアレンジですと、ゆったりと演奏したくなりますね。



楽譜は、ayaさんから戴きましたが、こちらにありました。



Papalinの多重録音で、お聴き下さい。m(_ _)m



曲目 (カタカナはPapalin付与)

   1. バス・ダンス    Basse-Danse
   2. パヴァーヌ     Pavane
   3. トゥルディオン   Tordion
   4. ブランル      Bransles
   5. ピオンレ      Pieds en L'Air
   6. マタシャン     Mattachins


楽器編成と使用楽器 (440Hz)

    ソプラノ       モーレンハウエル    グラナディラ
    アルト        メック           オリーブ
    テナー        メック           ボックスウッド(オトテール)
    バス         ヤマハ           メイプル
    グレートバス    キュング         メイプル
    コントラバス     キュング         メイプル

    大太鼓(バス・ダンス、パヴァーヌ)     ジェンベ
    小太鼓(マタシャン)              ジャンベ
    鈴(マタシャン)                 保育園で使ったアレ



"""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""



Papalinの一風変わった人生を応援して下さる方、
このボタンをポチッと押して↓下さると嬉しいです。 m(__)m

にほんブログ村 音楽ブログ 楽器・音楽機材へ
にほんブログ村

この記事へのコメント

ichi
2011年09月26日 12:22
前回のが渾身の作で新鮮な輝きのものなら、今回のは充実の作で老成した味わいがあります。8フィートだから老成?ということでなく、ブランルなんかは逆にテンポが上がっているのでは?また、不協和音の箇所も増量(?)しているのではと感じながら聴きました。どちらが好きかと言っても選びがたく、続けて聴いても飽きませんね。ボクの場合、最初にCDで聴いたカプリオールは弦楽だったので、確かに今回の演奏に近い味わいでした。以前楽譜の書き方で、テンポ感がだいぶ変わるということをおっしゃっていましたが、その辺を解説していただけないでしょうか?
Papalin
2011年09月27日 19:56
◆◆ どちらが好きかと言っても選びがたく・・・

ichiさん、ありがとうございます。
このコメントは嬉しいですね。
take2というと、take1の完成度が低いので・・・と思われるのではないかと懸念するのですが(あ、実際にレベルの低い演奏もありました)、今回の場合は、「異なった趣で、異なった解釈で・・・」というのがtake2の狙いでした。ですので、私もどちらが良いとか好みとか、そういうのはありませんね。(^-^ )

> 楽譜の書き方で、テンポ感がだいぶ変わると・・・

顕著なのは、ピオンレですね。

まず端的な違いはスラーの掛け方の違いです。今回の8フィート版で用いた楽譜では、9/4拍子の曲で3~4拍を一つのまとまりとしてスラーが掛かっています。一方のエオリアンさんの楽譜は、小節をまたぐ大きなフレーズに対して一つのスラーが掛かっているのみです。ですので私はエオリアンさんの楽譜のときは、4分音符3つを大きな1拍と捉えて、大きな3拍子を表現しました。

2点目は、ソプラニーノ・リコーダーの使い方です。私が演奏するリコーダー・アンサンブルでは、ソプラニーノが朗々と歌うというのは多分ありません。今回は8フィートの変奏で演奏したので、楽譜にはソプラニーノ持ち替えとありますが、オクターブ下のアルト・リコーダーで演奏することができました。これにより、耳をつんざくような高音の連続がなくなり、弦楽合奏と同じ高さ(つまり心地よい高さ)の音で、朗々と歌えたのですね。

(^-^ ) ニコッ
ichi
2011年09月28日 12:13
は~ん・・・なるほどなぁ
ボクなんかは、絵だとか陶芸なんかを見ている方が、作っている人の気持ちがわかるんだけれども、音楽家は楽譜でそんなことを感じるもんなんですね。
ソプラニーノリコーダーに至っては、言われて初めて気づかされました。
Papalin
2011年09月29日 08:15
◆◆ 音楽家は楽譜でそんなことを感じるもんなんですね・・・

ichiさん、ありがとうございます。
この言い方は、何だかichiさんと私の間にディスタンスを感じさせるような言い方だなぁ。同じ、アマチュア音楽愛好家ぢゃないですか。

ソプラニーノ・リコーダーの使い方は難しいですね。ヴィヴァルディのコンチェルトのような独壇場だったら問題ないのですが、アンサンブルの中では難しいと思います。不思議なのは、415Hzの楽器があるのはまだ頷けるのですが、ヴェルサイユ・カンマートーンの392Hzの楽器もあるんですね。どんな曲でどう使うのでしょう。ピッチが下がる分だけ音色は落ち着くのでしょうか。それでも、ソプラノ・リコーダーの音よりは遥かに高いですよね。
ichi
2011年09月29日 08:47
**ディスタンス・・・
いや、そうではなく見えている人には当たり前のことで、まわりもそう見えるでしょう・・・と思ったら大間違いで、時に言葉にしてもらって違いを実感するのは楽しい発見です。
Papalin
2011年09月29日 21:52
◆◆ まわりもそう見えるでしょう・・・と思ったら大間違い

ichiさん、ありがとうございます。
自分ができることはきっと誰でもできるのだろうなと思っていて、それは違うんだということを、家内からよく聞かされました。そりゃそうですよね。家内ができることの大半は、私にはできませんから。(^_^;)

繰り返しますが、私はアマチュア音楽愛好家です。(^-^ )

この記事へのトラックバック