◆IL DIVO◆ イケホウト / マ・フォリア

≪生演奏を公開しています≫

画像
Victor Eijkhout (1959-) / Ma Follia (New variations on an old theme for recorder ensemble)
URL : http://papalin.yas.mu/W261/

  ◇公開日: 2011年9月11日
  ◇演奏時間: 3分11秒
  ◇録音年月: 2011年9月 (50歳)
   上のアルファベットの曲目名を
    クリックして、Papalinの音楽サイト
    からお聴き下さい。(視聴?・試聴?)



アラフィフ世代のリコーダー・ファンですと、
フランス・ブリュッヘンが演奏した"ラ・フォリア"に
魅せられたという方が、多いかもしれませんね。

私も、そんな一人です。

"マ・フォリア"という曲名を見ましたら、"ラ・フォリア"と何か関係がありそうだと思いますよね。まさにその通りなのです。作曲者(と呼んでいいのかしら?)が"New variations on an old theme for recorder ensemble"と書かれていますが、その通りの新たな変奏曲です。この魅力的なテーマには、おそらく何百人もの作曲家が変奏曲を残しているのではないでしょうか。そんな中で、この"マ・フォリア"ですが、とっても格好いいのですわ。まぁ騙されたと思って聴いて下さいな。騙されるかも知れませんけれど。もっとファンキーに演奏すべきでしたね、後の祭りです。(^_^;)

ガークラインからコントラバスまで8種類のリコーダーが登場するリコーダー・アンサンブルのためのオリジナル曲は、初めてのような気がします。曲はリコーダーの13重奏ですが、ガークラインとソプラニーノはオプショナルと書かれていますように、最後の変奏にしか登場しません。それもオブリガートですので、なくても良い・・・つまり11人揃えば演奏できますね。


それと、演奏中からテンポが遅すぎたなと感じていた2曲目のPassamezzoですが、この"マ・フォリア"の後に続いて聴いてみますと、しっくり収まっているように思われます。不思議なものです。



楽譜は、Recorder musicから拝借しました。



Papalinの多重録音で、お聴き下さい。m(_ _)m



編成(13重奏)

     1. ガークライン
     2. ソプラニーノ
     3. ソプラノ1
     4. ソプラノ2
     5. アルト1
     6. アルト2
     7. アルト3
     8. アルト4
     9. テナー1
    10. テナー2 (一部、バス持ち替え)
    11. バス
    12. グレートバス
    13. コントラバス


使用楽器 (440Hz)

    ガークライン    キュング         ペアウッド
    ソプラノ      モーレンハウエル   グラナディラ
    アルト       メック           オリーブ
    テナー       全音           チェリー
    バス        ヤマハ          メイプル
    グレートバス   キュング         メイプル
    コントラバス    キュング         メイプル


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この記事へのコメント

アルト笛
2011年09月12日 18:04

すごく面白いフォリアです~!
途中で、えぇ!?どないなってるんやろと思い、あわてて楽譜を開けてもう一度聴き直しました。私には細かい譜を目で追うのがやっとでしたが、しばらく何度も楽しませてもらえそうです(^_^)v
続きにパッサメッツォが流れると、ホントに編曲の続きを聞いているみたいですね。
Papalin
2011年09月13日 06:27
◆◆ すごく面白いフォリアです~!

アルト笛さん、ありがとうございます。
ね、面白いでしょう?

楽譜を見たら、これは例の"ラ・フォリア"のテーマです。いつものことながら、一つひとつパートを重ねていきました。始まって間もなくで4拍子の落とし穴に遭遇し、後半では「なんじゃこの音は?」となったのですが、全部重ねてみましたら、ご機嫌な音になりました。

エイコーさんがアップされている曲、とても良いセンスで作られたり編曲されているなぁと感心しています。既に数曲演奏しましたが、ブログの方が滞っていましてすみません。m(_ _)m
kisibe
2011年09月19日 16:06
アラフィフ世代のリコーダー・ファンです.
とってもとっても面白く聞かせていただきました
Papalin
2011年09月19日 18:28
◆◆ 面白く聞かせていただきました

kisibeさん、ありがとうございます。
kisibeさんは、フォリアが大好きなのですね。以前にもコメントを頂戴した覚えがあります。この"マ・フォリア"、意表をついてくれますよね。

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