◆IL DIVO◆ ヴォーン・ウィリアムズ / リコーダー組曲
≪生演奏を公開しています≫

Ralph Vaughan Williams (1872-1958) / Suite for Recorders (Suite for Pipes)
URL : http://papalin.yas.mu/W241/#M016
◇公開日: 2011年10月9日
◇演奏時間: 11分37秒
◇録音年月: 2011年10月 (50歳)
上のアルファベットの曲目名を
クリックして、Papalinの音楽サイト
からお聴き下さい。(視聴?・試聴?)
グレイソンさんから、メールを頂戴しました。
彼が作曲した「リコーダーのための四重奏曲」は、このヴォーン・ウィリアムズ(以下VW)の「リコーダー組曲」に感化され、意識的に似せて作ったと仰っています。だから私の作品としてはかなりコンサバティブなんだとも。
グレイソンさんによりますと、VWは竹製の笛のために、この組曲を書いたようです。そして、その楽譜は現在は絶版のようだと。まして日本では手に入るまい、ということで、グレイソンさんが持っておられる楽譜をわざわざ送って下さいました。Papalinの演奏を楽しみにしていると。(^_^;)
やっとの思いで演奏しました。この曲は私には難しすぎます。特にFinale(Jig)は、テンポ180とありますが、無理! 160でもアップアップでした。グレイソンさんいよりますと、ルッキ・スターダスト・カルテットが何年か前に録音しているとのことですが、私は聴いたことがありません。きっと疾走するのでしょうね。
楽譜ですが、戴いたのはパート譜のみでした。スコアは見当たらないようです。もしオックスフォード大学出版局が絶版しているようだったら、日本で欲しがっている人に再配布してもいいよと仰って下さってますので、もしご要望がありましたら連絡を下さい。
曲は非常に個性的です。私は、グレイソンさんの四重奏曲の方がより親しみやすく、メロディックであると感じます。彼に言わせると、VWの作品の方がより牧歌的だとのことですが・・・。グレイソンさんの四重奏曲は、IL DIVO Papalinのページのすぐ上にありますので、演奏の良し悪しは別として、聴き比べてみるのも面白いのではないでしょうか。
グレイソンさんの作品同様、こちらもなぜか415Hzで演奏しました。
そうそう、VWって、"ヴォーン・ウィリアムズ"が姓なんですって。
知りませんでした。(^_^;)
楽譜は、IMSLPにはありません。
Papalinの多重録音で、お聴き下さい。m(_ _)m
曲目
1. Intrada
2. Minuet
3. Valse
4. Finale (Jig)
楽器編成と使用楽器 (415Hz)
ソプラノ 竹山 メイプル
アルト メック ボックスウッド
テナー 竹山 メイプル
バス ヤマハ メイプル
《10/15追記》
グレイソンンさんが、この演奏を聴いて下さったようです。
感想を頂戴しました。嬉しいけど、ちょっと恥ずかしいので原文で。
Dear Tetsuya,
I did enjoy your performance of the Vaughan Williams. I have not heard it played that well for years since the Amsterdam group used to perform it. I am off to a summer school next week. I have got some new music by J. J. Fux and Schmelzer to try out.
Have a look at these attachments - it is a modification of the Zelenka Lamentations for tenor and small orchestra scaled down to 4 recorders. I have a version for treble x 2, bass, great bass too........
Martin.
というわけで、新しい曲も頂戴しました。ゼレンカです!
楽譜を下さるのは、本当にありがたいことです。
また演奏しなくっちゃね。(^-^ )
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この記事へのコメント
そのときはアルトを必死にふきました。
アルトのパートしかわたされてませんでしたので、今になってあーもう一度この曲をブレーメンでふいてみたいとおもいました。
うっとり。
サワコさん、ありがとうございます。
こんな難しい曲を演奏されていたのですね。
私は、パート譜だけを戴いたので、4声部重ねてみて初めてどういう曲なのかを知ることができました。それでそのままアップしてしまっていいのかなという思いもありますが、IL DIVO Papalinの99%くらいはそんなですので、すみません。(^_^;)
是非ブレーメンで、リアルでもう一度演奏して下さい!
そのときのリーダーがきっと忍耐づよかったのでしょう。
どの曲もそれぞれにきれいでその音色をきいたら本当にふきたくなりました。
ありがとうございました。
ふいてみたいです。
その前に目の前の演奏会の練習をしなくては!!
ジーグは速いテンポで合わせるのはほんとうに大変。苦労しました。最近ではフランダースが録音しています。彼らの生演奏は残念ながら聴きそびれました。
元々はバンブーパイプのための曲ですよね。このパイプというのはリコーダーと違ってD管G管なのでは?とか思っていたのですが、どうなのでしょう?
サワコさん、ありがとうございます。
リーダーは、この曲をどうしても演奏したかったのでしょうね。
並々ならぬ情熱を注いでアンサンブルに仕上げたのでしょう。
> ふいてみたいです。
是非とも!
クープさん、ありがとうございます。
ご家族でこの曲をアンサンブルするなんて、凄過ぎます。家族だったら、お互いに色んな要求を気兼ねなくできそうで、いいですよね。
VWがリコーダーのための曲を書いていたというのが、私にとっては、まずもって驚きでした。そうですか、フランダース・カルテットも演奏しているのでしょうね。彼らによる、お酒の空き瓶での演奏をネットで聴いた(見た)ことがあります。ルッキとはまた違って、フレンドリーな感じがいいですね。楽譜を探したのですが、見つかるには至りませんでした。
バンブー・フルート、まだお目にかかったこおはないのですが、大分に製作者がいらっしゃるようですね。柔らかい音がするのでしょうか。
それで、どっちに住んでみたいかというと、グレイソンさんの方かな。親しみやすいというか、明るい雰囲気で、近所づきあいもうまくいきそうですね。
ichiさん、ありがとうございます。
ふむふむ、なるほど。
いつものことながら、演奏してこうしてネットにアップしてから、じっくり何度か聴くと、曲の印象も変わってきます。最初は、グレイソンさんの親しみのあるメロディ、ハーモニーが心地よかったのですが、このVWさんの曲も味がある、そんな気がしてきました。僕は最近は(といっても極最近ですが)こちらの曲をよく聴いています。(^-^ )
kanamiさん、ありがとうございます。
是非、演奏されますことを願っています。いい曲です。
楽譜ですが、グレイソンさんから再配布の許可を戴いておりますので、メール添付の形でお送りしたいと思います。ブログ本文に書いてあります通り、パート譜のみになります。
ブログトップ(URL⇒)のメルアドまで、メールを下さい。
メルアドが見つからないのですが、ここにのせてもらえませんか?
kanamiさん、ありがとうございます。
papalin (a) yas (dot) mu
それぞれ、@と.に変えて下さい。