◆IL DIVO◆ モーツァルト / 5歳のときのクラヴィーア曲 (K.1)

≪生演奏を公開しています≫

画像
Wolfgang Amadeus Mozart (1756-1791) / K.1 from Nannerl's Music Book (1761)
URL : http://papalin.yas.mu/W245/#M001


  ◇公開日: 2011年11月17日
  ◇演奏時間: 7分
  ◇録音年月: 2011年11月 (50歳)
   上のアルファベットの曲目名を
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    からお聴き下さい。(視聴?・試聴?)




モーツァルトが残した最後の交響曲を演奏しましたら、予想通り、それなりに気が抜けてしまいました。

それでも、次は何をやろうかと一応は考えていました。交響曲第41番で、次からはティンパニもリコーダーで演奏するぞという反省がありましたので、一つ前の第40番をやってみようかと思ったのですね。そうしたら40番にはティンパニが使われていないのです。なんだかまた気が抜けてしまいました。そんなときに頭を過ぎったのが、『ケッヘル1番って、どんな曲なんだろう』ということでした。幸い楽譜もありましたので、演奏してみることにしました。

ヴォルフガングのお姉さん、ナンネルの鍵盤の練習のために、父レオポルトが用意した音楽帳があります。そこにはレオポルトが作った曲や、他の人が作った簡単な鍵盤曲が含まれているのですが、中にはヴォルフガングが作ったと解釈される作品も追加で入っていったようです。今回演奏したK.1のシーズはそうした曲で、何とヴォルフガングが5歳のときの作品です。それを50歳のおじさんが演奏するのですから、嫌になっちゃいますよね。

K.1aでは、3拍子で始まった曲が途中2拍子になって、また3拍子に戻ります。これが記念すべき(?)、K.1aです。K.1dを聴きますと、出だしの和音が後の彼の作品を彷彿するように感じます。ケッヘル1番を演奏してみてよかったなと思っているところです。

なお、最後の2曲(K.1eと1f)は恐らくトリオ付きのメヌエットとして合体して演奏されるだろうということで、2つをつなげたものを7番目に入れておきました。



楽譜は、WIMAから借用しました。



Papalinの多重録音でお聴き下さい。m(_ _)m



曲目 と 楽器編成

   クラヴィーアのためのアンダンテ ハ長調 K.1a      A・T・GB
      Andante in C, K. 1a
   クラヴィーアのためのアレグロ ハ長調 K.1b        S・A・A・GB
      Allegro in C, K. 1b
   クラヴィーアのためのアレグロ ヘ長調 K.1c        A・CB
      Allegro in F, K. 1c
   クラヴィーアのためのメヌエット ヘ長調 K.1d       S・A・T・GB
      Minuet in F, K. 1d
   クラヴィーアのためのメヌエット ト長調 K.1e        S・B
      Minuet in G, K. 1e
   クラヴィーアのためのメヌエット ハ長調 K.1f       S・T・B
      Minuet in C, K. 1f


使用楽器 (440Hz)

    ソプラノ         モーレンハウエル    グラナディラ
    アルト          メック           オリーブ
    テナー          全音            チェリー
                  メック            ボックスウッド(オトテール)
    バス           メック           メイプル
    グレートバス      キュング          メイプル
    コントラバス       キュング          メイプル



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