◆IL DIVO◆ ヘンデル / 王宮の花火の音楽
≪生演奏を公開しています≫

George Frideric Handel / Music for the Royal Fireworks HWV351
URL : http://papalin.yas.mu/W194/#M351
◇公開日: 2011年12月24日
◇演奏時間: 15分48秒
◇録音年月: 2011年12月 (50歳)
上のアルファベットの曲目名を
クリックして、Papalinの音楽サイト
からお聴き下さい。(視聴?・試聴?)
以前、ayaさんとyuriさんとで、3重奏版を演奏しました。
その楽譜をそのままお借りしていますので、
多重録音してみようと思いました。
でも折角なので、オーケストラ版でやってみようと、
お世話になっているIMSLPの楽譜を使ってみました。
演奏開始1時間で後悔しました。
最初の曲である序曲は、前半の繰り返しを省いても7分半と長い上に、何と15パートもありました。イギリスでの初演では、当時の王ジョージ2世の意向を汲んで、勇壮な響きを出すため管楽器と打楽器のみで演奏されたようなのですが、ヘンデル自身は弦楽器を使うことを強く主張したようなので、今回私が使った楽譜は弦楽のパートも含まれたものでした。それが災いしました。(^_^;)
それでも、2曲目のブーレーや、最終曲のメヌエットI(私はメヌエットIIの間にメヌエットIを挟んで演奏しましたが)は、こじんまりしたアンサンブルでの演奏が好みなので、小さな編成で演奏しました。それぞれの曲に変化があって面白いと思います。
そうそう、以前モーツァルトの交響曲第41番を演奏したときに、ティンパニのパートを省略して惜しい思いをしましたので、今回はちゃんと登場させました。低音が補強されますし、ティンパニのパートは必須ですね。
例によってヴォイス・チェンジャの調子が良くないので、コントラバス・パートは実音より1オクターブ高い音で演奏しました。すなわち生のコントラバス・リコーダーの音ですので、リアルのアンサンブルと同じにしました。
各曲で使用楽器が異なりますので、オーケストラの各パートをどのリコーダーで演奏したかも含めて書いておきましょう。といいますのは、この組曲、リコーダー・アンサンブルでもオーケストラ譜(もちろんパート譜があります)でそのまま行けちゃうからです。IMSLPに掲載された楽譜の音がおそらく間違っていると思われるところがいくつかあり、修正しながら演奏した部分もありますが、ところどころで変な音が鳴っています。あらかじめ謝っておきます。
楽譜は、IMSLPから借用しました。
Papalinの多重録音で、お聴き下さい。m(_ _)m
曲目 と 編成(左からの並び順)
1. 序曲 Ouverture 【15重奏】
Ob1 Ob2 Ob3 Timp Hrn1 Hrn2 Hrn3 Trp1 Trp2 Trp3 Vn1 Vn2 Vla Vc(Fg) Cb
2. ブーレー Bouree 【4重奏】
Ob1(Vn1) Ob2(Vn2) Vla Vc(Fg)
3. 平和 La paix 【7重奏】
Hrn1 Hrn2 Hrn3 Vn1(Ob1・Trp1) Vn2(Ob2・Trp2) Vla Vc(Fg)
4. 歓喜 Rejouissance 【8重奏】
Trp1(Hrn1) Trp2(Hrn2) Trp2(Hrn2) Timp Vn1(Ob1) Vn2(Ob2) Vla Vc(Fg)
5. メヌエット I II Menuet I II 【10重奏】
Ob1 Ob2 Timp Trp1(Hrn1) Trp2(Hrn2) Trp3(Hrn3) Vn1 Vn2 Vla Vc(Fg)
オーケストラの楽器 と 使用したリコーダー
Ob1 A・T
Ob2 T
Ob3 T
Hrn1 T・B
Hrn2 T・B
Hrn3 B
Trp1 A・T
Trp2 T
Trp3 B
Vn1 T
Vn2 T
Vla B・GB
Vc(Fg) CB
Cb CB
Timp CB
使用楽器 (440Hz)
アルト メック オリーブ
テナー メック ボックスウッド(オトテール)
全音 チェリー
バス ヤマハ メイプル
グレートバス キュング メイプル
コントラバス キュング メイプル
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