◆IL DIVO◆ バッハ / コラール集 No.251-300
≪毎日がコンサートの本番です≫
J.S.Bach / Choral (Breitkopf number by Kirnberger and C.P.E.Bach) (6)
URL : http://papalin.yas.mu/W237/#M906
◇公開日: 2012年2月26日
◇演奏時間: 36分11秒
◇録音年月: 2012年2月 (51歳)
上のアルファベットの曲目名を
クリックして、Papalinの音楽サイト
からお聴き下さい。(視聴?・試聴?)
一夜明けてまた、バッハのコラールです。
今日は251~300番を演奏しました。
一人で初見大会をやっているようなものですが、
2日で100曲がちょうど限度のようです。
50曲をひとまとまりとして演奏してきた順番から
しますと、今度は8フィート・コンソートの出番なので、
その通り、モダンピッチの8フィートで演奏しました。
バッハのコラールの演奏を始めたときには、当初のブログでも明らかなように、10曲ずつ続けて演奏しては、その都度ネット公開をしていました。一方、昨日は、(15曲演奏+公開)を2度繰り返し、(10曲演奏+公開)を2度繰り返して50曲を演奏しました。(演奏+公開)を計4サイクル行なっていました。
でも、このサイクルの数が疲労度に比例することを感じました。4サイクル目に至りますと、どっこいしょという気持ちになります。そこで今日は、(15曲演奏)⇒(珈琲&煙草)⇒(20曲演奏)⇒(珈琲&煙草)⇒(15曲演奏)、そして一気に50曲をネット公開・・・という手順を踏みました。始める前は、25+25の2サイクルを考えたのですが、それは集中力がもたないだろうと予測し、止めました。最初の15曲が調子良かったので、次は20曲を連続演奏したのですが、硬い椅子に座りっぱなしで演奏しているので、最後のコントラバス・リコーダーのパートを演奏する頃には、お尻がごわごわになってしまいました。(^_^;)
さて、15曲とか20曲とかを連続して演奏するということは、まずトップのテナー・リコーダーを持って、連続して演奏し、
それが終わったらセカンドのバス・リコーダーで1曲目からまた続けて演奏する、それをグレートバス、コントラバスまで繰り返すということです。この方法で一番難儀なのが、一曲演奏したあとに、数秒で始まる次の曲の調性(長調か短調かも含めて)を瞬間的に頭に叩き込むことです。前の曲を引きずっていると、運指はおろか、ハーモニーの作り方を失敗します(瞬間的に、第3音等を判断しなくてはなりません)ので、いかに都度つど頭をリフレッシュできるかが肝要です。この集中力を維持するのが、20曲連続演奏がリミットということかも知れませんね。ハーモニーを瞬間的に判断するには、パート譜は使えません。コラール演奏でずっと用いている鍵盤用の大譜がとても役立ちます。自分がいま担当している(演奏している)音が、ハーモニーの中の第何音なのかを見ながら演奏できます。何人かでリコーダー・アンサンブルをするような場合も、こうした譜面で演奏する機会があれば、是非ともお勧めです。
バスとグレートバスは、楽器が詰まったり、ブロックが膨張したりで大変でした。2日続けての酷使はまずいと思いました。その点、ウィンドウェイが広い(≒音程が結構めちゃくちゃな)全音のテナー・リコーダーと、コントラバスは詰まることはありませんでした。このテナー・リコーダーは、かつて一度も音が詰まったことがない強靭な楽器です。一方のコントラバスは結露が激しかったですね。2曲ごとに水抜きをしていたように記憶しています。それでも音が詰まることはありません。早く暖かくなるといいですね。
楽譜は、IMSLPから借用致しました。
Papalinの多重録音で、お聴き下さい。m(_ _)m
使用楽器 (440Hz)
テナー 全音 チェリー
バス ヤマハ メイプル
グレートバス キュング メイプル
コントラバス キュング メイプル
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この記事へのコメント
以下のブログで紹介記事を勝手に書きました。
http://d.hatena.ne.jp/toumeioj3/2012022
≪毎日がコンサートの本番です≫のお気持ち
頭が下がります。
tpimeioj3さん、ありがとうございます。
ブログを拝見しました。また、沢山の稚演奏をお聴きいただきましたことを感謝しております。穴があったら入りたくなりました。恐縮です。
世の中には、作曲家の頭の中で鳴っているオリジナル楽器による演奏こそが音楽であり、アレンジものや、楽器編成の異なるものは異物と考えられる方も多かろうと思います。私もオリジナルが素晴しいと思う演奏も多々あります。ですが極論しますと、バッハの作品をピアノで演奏することに意味があるのかとか、モダンピッチのオーケストラで演奏したものはオジリナルと呼べるのかとか、ややこしいところに埋没してしまいます。どこまでを許せる範囲とするのか、それは人それぞれでしょうけれど、私の場合は、難しいことは考えず、"聴いて心地よいもの"が音楽だと思っています。ですので、交響曲やピアノ曲も、リコーダーで演奏してしまいます。それを心地よいと感じられるかどうかは、お聴き下さる側に全て委ねております。
tpimeioj3さんのサイトを拝見し、その読書量に驚きました。質も量も求めたいお気持ちかとお察しします。妻(aosta)とも繋がりがありましたようですね。世の中狭いですね。(^-^ )
> ≪毎日がコンサートの本番です≫のお気持ち 頭が下がります。
つい最近変えた文言ですが、お気づきだったこと、嬉しく思います。
どうも、ありがとうございました。