◆IL DIVO◆ ラッソ / 6声のモテット・10声のマドリガル
≪毎日がコンサートの本番です≫
Orlando di Lasso (1532-1594) / Motet (a6), Madrigal (a10)
URL : http://papalin.yas.mu/W060/#M203
◇公開日: 2012年7月8日
◇演奏時間: 12分
◇録音年月: 2012年7月 (51歳)
上のアルファベットの曲目名を
クリックして、Papalinの音楽サイト
からお聴き下さい。(視聴?・試聴?)
ラッソのモテットとマドリガルを演奏しました。
昨日から目の調子が悪く、楽譜がぼやけます。
調子の良いとき、つまり普段は、楽譜をA4横に、
2ページ分印刷するのですが、昨日はA4縦に
1ページを印刷しました。それでもよく見えません。
転んでも唯では起きない人。一つ気づきがありました。目が悪いと、その分、耳がよう働くということです。頼るのは耳しかないなと思った途端、いつもより遥かに耳が研ぎ澄まされた感じがしました。これは良いことなのか、良くないことなのか、判断がつかないでいます。
10声(5声×2)のマドリガルは、今朝たった今演奏しました。目の見え方は相変わらずなので、スコアをA4縦で5枚並べて演奏しました。"朝のラッシュ"ならぬ、"朝のラッスス"だな。などと、他愛もないことを考えながら。
久々の★5つです。(^-^ )
楽譜はエオリアンさんからお借りしました。
Papalinの多重録音で、お聴き下さい。m(_ _)m
使用楽器 (A=440Hz)
ソプラノ フェール パリサンダー
モーレンハウエル グラナディラ
アルト メック オリーブ
テナー 全音 チェリー
メック ボックスウッド
バス ヤマハ メイプル
グレートバス キュング メイプル
コントラバス キュング メイプル
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この記事へのコメント
聞きながら昨日の自分の息の悩みどころが1つ見えました。自分が出している音を耳を澄ませて聴く、それを浸りたい音の流れにのせていく…そんな気持ちが昨日はなかった(ーー;)…。不安が先立つ時には、最も基本に立ち返って「流れに浸ろう」と思って息を入れることにします。
今朝Papalinさんの演奏を聴かせてもらえてよかった(#^.^#)、ありがとうございました。
視神経はとても細やかなところだから、どうかお大事にして下さい。
アルト笛さん、ありがとうございます。
偶然、アルト笛さんのお役に立てたようで、何よりです。
アルト笛さんが苦しんでおられた件とは異なるかも知れませんが、私がよく「メンバーの音を良く聴いて演奏しようとするのは、間違いである」と言っていることについて、ここで書かせて戴く事をお許し下さい。
これは全く自分の経験から導いたことなのです。
相手の音をよく聴こうとする時に、自分が無意識のうちにとっている行動なのですが、自分はやや控えめに音を出して、相手の音を聴こうとします。これってハモらないんですね。自分が必ず音程が低くなってしまいます。それともう一つの理由は、相手も大して信用ならないということです。プロなら話は別でしょうけれど、長3度の音程まで意識しながら、より正しい音程で演奏している人は、そうはいないと思います。だから、相手の音に合わせて演奏するのは間違いである・・・というのが、やや詭弁に聴こえるかもしれませんが、今の私の結論であることには変わりありません。
では何を信じるか? それは、頭の中で鳴っている音です。その音に合せに行くのです。これを全員が全うすれば、ハーモニーの美しいアンサンブルになる筈です。私の最近の多重録音の目標は、そこにもあります。(^-^ )
目、大事にします。ありがとうございます。
Papalinさんの表現はときとしてとても大胆なのでどきっとしますが、そのたびに目からウロコです。なるほどと思いました。結局自分の音が聴けていなければ“合奏”することが難しいわけですから。
大縄跳びで、テンポよく回る大縄になかなか入れない子は縄の動きばかりを見ている様子が目に浮かびました。
"朝のラッスス"というのを聞いて、ラッススから、ボクなりに考えるとはなしに考えていたことをはなすと、ラシシという音形に付点がついたら、ラッシシにナリマスネ・・・青森の人が歌ったら、それはラッススになるのか?そんなところです。人それぞれにくだらないことに頭を使っているということがわかります。
ichiさん、ありがとうございます。
ラッソ、お気に入りのようで、何よりです。
ラッソは、ラテン語をはじめ、ヨーロッパ各国の言葉でモテットやマドリガルを作曲しているようです。それも言葉の意味は当然、抑揚にも拘ってだそうです。音楽的には、6声の3曲目のような、ちょっとおちゃめなんだけど演奏者(歌手も器楽奏者も)泣かせの曲もあります。
10声のマドリガルは、2つの合唱隊のために書かれた曲です。実音ですと、両方とも8フィート・アンサンブルとなるのですが、第1合唱隊の方を4フィート・アンサンブルにすることによって、リコーダー・アンサンブルとしては音に広がりが出ました。(^-^ )
P-san、ありがとうございます。
私は、人に誤解を与えてしまうような書き方が得意(?)でいけません。わかっていながら書いているですが・・・。
アンサンブルは、和音が美しくなければいけない。でも仲間に合せに行ってはいけない。結果として合っていることが一番! このことを私が実践しようとして経験的に身につけたことが「メンバーの音を良く聴いて演奏しようとするのは、間違いである」でした。例えば曲の最後の長い音。音を出してから、ハーモニーが美しく決まっていることを耳で確認して、演奏しながらそれを実感して楽しむ・・・これが理想です。(^-^ )
大縄跳びのお話、いいですね。
ichiさん、ありがとうございます。
聖ペテロの涙に関しては、たった今、ブログを書きましたので、そちらの方でコメントへのお返事を書かせて戴きました。
そうでしたか、青森の方だとそうなるのですね。青森に限らず、そういうことって、この辺りでもあります。子供の頃は、東京の人の"ひ"と"し"の発音にも驚いたものです。
> 人それぞれにくだらないことに頭を使っている
まぁ、それも良しとしましょう。人生の一瞬です。(^-^ )