◆IL DIVO◆ 「アンサンブル東風」 コンサート 2012.7.15(日)
≪毎日がコンサートの本番です≫

"Ensemble KOCHI" Weekend Museum Concert in Suwa City Museum 2012.7.15
URL : http://papalin.yas.mu/W707/M005/
URL : http://papalin.yas.mu/W230/M002/
◇公開日: 2012年5月22日
◇演奏時間: 51分25秒
◇録音年月: 2012年5月 (51歳)
上のアルファベットの曲目名を
クリックして、Papalinの音楽サイト
からお聴き下さい。(視聴?・試聴?)
一週間後に、コンサートを行ないます。
物ぐさなPapalinは、ブログでの紹介も今まで怠っていたという有様です。
物ぐさついでに、コンサートについては、こちらをご覧下さいませ。
コンサートの2週間前に思いつきで5曲を編曲し、それらも演奏してしまうという厚顔無恥です。
本日やっとプログラムの原稿ができましたので、ご紹介させて下さい。入場無料です。(^-^ )
こんな内容のコンサートは、田舎ではなかなか出来るものではありません。
機会を与えて下さった諏訪市博物館と、アンサンブル東風のメンバーに感謝します。
使用する楽譜は、まうかめ堂さん、エオリアンさん、らぶしゅーべるとさんからも借用して演奏します。
この場をお借りして、お礼申し上げます。
"IL DIVO Papalin"では、Papalinによる多重録音で、お聴き下さい。m(_ _)m
【追記1】
地元の信濃毎日新聞に掲載されました
【追記2】
首都圏での練習の際に、アンコールの"Ave Verum Corpus"がどうしても上手く決まらないという声を聴いていました。そこで、コンサート前日の我が家でのリハーサルのときに、これを皆さんにお渡しし、各自の楽譜に書き写して戴きました。何のことはない、長3和音の第3音を、その場でササっと青くマーキングしただけのものです。楽譜は、らぶしゅーべるとさんがアレンジされたものです。
さて、この作業の後の練習では、かつてなかったほど美しいハーモニーが生まれました。メンバーの皆さんもそれを実感して戴きました。短3和音の第3音をやや高めにとるのは、さほど問題なく偶然にもできていることが多いのですが、こうしたゆっくりとした曲をリコーダー・アンサンブルで、しかもSATBの4フィート・アンサンブルで演奏する際には、長3度の関係だけ抑えておけば、ハーモニーという点に関しては、何とかなります。この曲、出だしの2小節が美しくハモっているかどうかで、そのアンサンブルの力量が知れてしまうという、実は恐ろしい曲です。具体的には、Alto2とTenorがこの2小節で上手く主役交替しながら演奏できるかどうかということになります。
ちなみに、私は1曲でも多くの名作に巡り会いたい、演奏してみたいと思って多重録音をおこなっていますので、いちいちこうした時間のかかる準備はせずに、いきなり多重録音します。多重録音しながら、常に長3和音を意識しています。そういう技量が必要だと感じたから訓練しています。だからパート譜では演奏できないのですね。8ページあろうが10ページあろうが、スコアをコピーして全部並べてから演奏します。
私が想像するに、プロのリコーダー・アンサンブルと中級上級アマチュアと呼ばれるアンサンブルのハーモニーの決定的な違いの一つは、こうした長3和音の響きを、どの縦の線をとっても意識しながら(耳をhたらかせながら)演奏しているか否かにあるのではないでしょうか。もっと言うと、こんなことは頭で考えながら演奏するのではなく、動物が息を吸ったり吐いたりするくらいに自然にできないと、その上に乗っかるフレージングや、芸術的な演奏表現なんかできませんものね。(^_^;)
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この記事へのコメント
諏訪市博物館さん、ありがとうございます。
今回の企画展に伴うロビーコンサートのお話を頂戴して、頭に最初に浮かんだ言葉が、"歴史"でした。そこからあっという間にコンサートの概要が固まって、具体的な曲の選定もすんなり進みました。
こんなことを申し上げてはマズイかもしれませんが、今回のTPOでなければ組めないマニアックな内容とさせて戴きました。個人的にはそのことに満足していて、感謝しております。当日は堅苦しくならないよう、トークを交えて進めるつもりです。
先日聴かせて戴いたエンジェルス・ハープのロビーコンサートで、終演に当って"諏訪市博物館さん"が今後のコンサートの予定をお話されました。私たちのコンサートに関しては「とにかく内容がスゴイ、楽器もスゴイ、演奏もスゴイ」と連発され、私は元より、メンバー一同ビビッておりますが、リコーダー好きの片だけでなく、クラシック音楽に興味のある方、何となく音楽の歴史を垣間見てみたいと思われる方に聴いて戴けましたら幸いです。ですので、お言葉は励みとさせて戴きます。私は体調がこのところ優れないのが気掛かりですが、当日はユンケルでも注射して頑張りたいと思っております。
コメント、ありがとうございました。m(_ _)m
http://grappa60.at.webry.info/201207/article_5.html (9分前)
Papalin様のリコーダー合宿に参加させていただいてから、いつか館のコンサートで演奏していただきたいと常々考えておりましたので、このような素晴らしい形で実現することができ、感激しております。何より、合宿のときとはまた違う、皆様の息のあったアンサンブルに驚嘆と羨望と尊敬の念を深く抱いた次第です。
今回は全く御礼ができず、まことに申し訳ない限りでしたが、機会がありましたらぜひまたお越しいただきたいと願っております。
このたびはまことにありがとうございました。
取り急ぎ御礼まで。 (10時間前)
諏訪市博物館さん、ありがとうございます。
今回、貴下のご企画により、このようなコンサートができましたこと、本当に心から感謝致しております。
まずは、今回のような内容のプログラムが、実際のコンサートとして実現できましたことです。和やかなリコーダー・アンサンブルのコンサートを想定していらしたお客様にはどうかなとも懸念致しましたが、皆さまコンサートのタイトルに興味を持たれて足を運ばれた方々でした。ホッとしております。
メンバーからも「何故このプログラムを?」と聞かれましたが、今回でないと、そうはできないと思ったからと答えました。そして皆協力してくれました。一度限りでは惜しいというお話もありました。もっと内容を濃くして、数度に分けたレクチャー・コンサートをという声がありました。熱心に私の話をメモされている方もいらっしゃいました。セイキロスの編曲版が印象的でしたという声を頂戴しました。中世の音楽に感動しました、グノーのアヴェ・マリアでは涙が出ました、斉藤さんの曲がパワフルで驚きました、アンコールのアヴェ・ヴェルム・コルプスが素晴しかった・・・等のお話を伺いました。これらは全て予想外のことで驚きましたが、とても嬉しく思いました。
反省点もいくつかございました。
●何時間でも結構ですというお話でしたけれど、
やはり2時間は長かったですね。
お尻が痛かったというお声も頂戴しました。(^_^;)
●マイクを忘れてお話してしまった箇所が幾つか・・・。
途中で注意して戴きました。すみませんでした。(^_^;)
まだ様々なコンサートが続きますね。
体調管理を怠らないで、夏の企画全体が成功しますように。
ありがとうございました。m(_ _)m
ichiさん、ありがとうございます。
今回の演奏会では、aostaの営業活動によって、多くの方が聴きに来て下さいました。こうしたマニアックな内容であることを事前にご説明し、"西洋音楽史"に興味を持たれた方が会場に足を運んで下さり、嬉しく思いました。
一般的に言いますと、地方でこうしたプログラムをリコーダー・アンサンブルで行なうことはありえませんので、それに関しては賛否両論あったかも知れませんけれど、皆と同じような内容では・・・という思いもあります。
Nさん、親身になってバックアップして下さいました。毎週末に、それも土日あるいは金曜日の夜までコンサートが続くという、私としては信じられない過密スケジュールを一人でこなしています。倒れないと良いのですが・・・。
元気ですよ。ヾ(@^▽^@)ノ
ここに受けてしまいました;;
楽譜を載せて下さってありがとうございます!
Papalinさんの楽譜の方が 前奏がはっきり分かって良いですね! 私はこの曲が分からなかったのです; のっぺりしていると思っていました。でも こんなもんかなんて思っていました; 違いました; 知らないだけでした;
色々と教えて下さって ありがとうございました! これからも どうぞよろしくお願いいたします
たまきさん、ありがとうございます。
たまきさんが、近々、Ave Verum Corpusを合わせたい旨を書かれていたのに反応したのでした。楽譜を見ると、たまきさんが仰るように"白い音符"の多い、ゆったりとした曲ですが、これがなかなかどうして。素人のリコーダー・アンサンブルで、上手いなぁという演奏には殆ど出会わないのが実情です。たなきさんがもう一つ選ばれていた「今こそ別れ」も然りです。有意義な集まりになるといいですね。(^-^ )