◆IL DIVO◆ ラッソ / 聖ペテロの涙 (1-4)
≪毎日がコンサートの本番です≫

Orlando di Lasso (1532-1594) / Lagrime di San Pietro (a7)
URL : http://papalin.yas.mu/W060/#M204
◇公開日: 2012年7月9日
◇演奏時間: 8分35秒
◇録音年月: 2012年7月 (51歳)
上のアルファベットの曲目名を
クリックして、Papalinの音楽サイト
からお聴き下さい。(視聴?・試聴?)
ラッソの「聖ペテロの涙」を演奏します。
21曲全てが7声で書かれているようです。
7声ともなりますと、音はかなり厚くなります。
個人的には、最後の終止音に第3音はあまり
多用しないでほしいなぁとも思いますけれど、
高音声部と低音声部の掛け合いの場面では7声という厚さが活きていますね。
今回、冒頭の4曲を演奏してみて感じたことですが、4フィートのリコーダー・アンサンブル(S・A・T・Bによるアンサンブル)って、本当に難しい。リコーダー・アンサンブルを行なう人達って、本当に難しいことに取り組んでいるのだなぁと思います。リコーダーは誰でも音の出る楽器。でも本当は難しい楽器・・・。
今回はソプラノが2パートあったためか、差音の渦の中に放り出されて、かなり苦戦しました。柔らかな響きにしたいと思って、ソプラノだけキンゼカーを使ったことも、難しさをより上げてしまいました。キンゼカーは全体的にピッチが低い上に、私がまだ"正しい運指"を身につけるに至ってないことが原因です。つまり、演奏力が稚拙です。この曲集を使って、キンゼカーのソプラノの練習をさせて戴くことをお許し下さい。
前回のラッソの記事の★5つをコピペして作ったので、★5つのままです。(^_^;)
そのうちに、★4つ、★3つに下がるかもしれませんが、そうならないように頑張るつもりです。(^-^ )
楽譜はエオリアンさんからお借りしました。
1."Il magnanimo Pietro"
2."Ma gli archi"
3."Tre volte haveva"
4."Qual'a l'incontro"
Papalinの多重録音で、お聴き下さい。m(_ _)m
使用楽器 (A=440Hz)
ソプラノ モーレンハウエル キンゼカー
アルト メック オリーブ
テナー 全音 チェリー
バス ヤマハ メイプル
グレートバス キュング メイプル
コントラバス キュング メイプル
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この記事へのコメント
ichiさん、ありがとうございます。
そうでしたか、晩年の作品なのですね。
2つ前のブログに戴いたコメントですが、こちらにコピーさせて戴きました。私がこのブログを書くのをサボっていたことが原因ですね。
エオリアンさんの楽譜のサイトを見ましたら、「聖ペテロの涙」は21曲とも難易度1でした。これを見たときに、以前の私だったら『簡単な曲がだらだらとずっと続いて、忍耐力がもつかなぁ』と感じていたことでしょう。しかし今は『アンサンブル力が試されそうな曲だぞ』と、逆に身構えるようになりました。テクニック的に簡単な曲ほど、神経を使うようになりました。ピロピロ系の曲は、すっ飛ばせばそれなりになるものですが、こうした曲は誤魔化しが効かんのですわ。(^_^;)