◆IL DIVO◆ 堀越隆一 / 古い塔の話

≪毎日がコンサートの本番です≫

画像
Horikoshi Ryuichi (1949-) / The Old Tower's Tale
URL : http://papalin.yas.mu/W243/#M011


  ◇公開日: 2012年8月4日
  ◇演奏時間: 4分7秒
  ◇録音年月: 2012年8月 (51歳)
    上のアルファベットの曲目名をクリックして、
    Papalinの音楽室でお聴き下さい。(視聴・試聴)



広島のお友達からリクエストを頂戴しました。
広島は明日、あの日を迎えます。

今日演奏した曲は、堀越隆一さんが、吉澤実さんの依嘱により作曲された、
6曲からなる、リコーダー・アンサンブルのための組曲です。

全てSATB+CBという5重奏の曲なのですが、コントラバスは、バスのパートの抜き出しで
書かれいますので、古典派の時代の管弦楽曲のチェロとコントラバスの関係に似ています。

おそらく、4重奏でも楽しめるようにという配慮だと思いますが、折角だから、
2本の低音楽器には別のことをさせてもらいたいなぁと、個人的には思いました。

地下室に降りる「階段」(3曲目)と、地下室から戻って屋根裏部屋に上る「階段」(5曲目)があります。
地下室には何がいたのでしょう? 面白いですね。



作曲家:堀越隆一さんのツイッターから転載させて戴きます。

リコーダーの響き、佇まいを思い描いているうちに、僕の中に古い塔のイメージが浮かんできました。何故それが建っていたのか理由すら判らなくなるほどずっと以前から街の外れにある古い塔。あなたがその門扉をあけ荒れ果てた中庭を通り、建物のなかの階段を下りそして上っていく。そうすると地下室や屋根裏に古くから棲んでいるものたちが、この建物にまつわる古い物語を語ってくれるかもしれません。

                                     「古い塔の話」解説より




楽譜は、リコーダーJPから発売されています。Amazonでも購入できるようです。



Papalinの多重録音で、お聴き下さい。m(_ _)m



使用楽器 (A=440Hz)

   ソプラノ      モーレンハウエル    グラナディラ
   アルト       メック            オリーブ
   テナー       メック            ボックスウッド
   バス        ヤマハ           メイプル
   コントラバス   キュング          メイプル



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この記事へのコメント

ミール
2012年08月05日 21:17
とても興味深く拝聴しました。これなら4人でもできそうです。Papalinさんには少し残念な感じでしょうけど、その時にはバスでなくコントラバスを使うのはどうでしょ。階段下りたり上がったりするんですね、おもしろいです。 (30分前)
Papalin
2012年08月05日 21:18
◆◆ ミールさん、そうですね、4人ならバスパートをコントラバスで演奏すればいいですね。この作品の作曲に当っては制限事項があったのでしょう。何もなければ、こうは書かれないと思いました。階段はよく考えられて作られています。それを解読して下さいませ。(^-^ ) (14分前)

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