◆IL DIVO◆ フォーレ / 小ミサ曲 (1881)

≪毎日がコンサートの本番です≫

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G. Faure (1845-1924) / Messe Basse pour voix de femmes (Soli et Choeur) (1881)
URL : http://papalin.yas.mu/W501/#M004

 
  ◇公開日: 2012年10月3日
  ◇演奏時間: 8分20秒
  ◇録音年月: 2012年10月
    上のアルファベットの曲目名をクリックして、
    Papalinの音楽室でお聴き下さい。(視聴・試聴)




フォーレのミサ曲は、有名なレクイエムだけかと思いましたら、
通常文によるミサ曲もあるのですね。Messe Basse、小さなミサ曲
というタイトルがつけられています。小さなという理由は、グロリアも
クレドもないからでしょうか。

アンドレ・メサジェとの共作の『ヴィレルヴィルの漁師のミサ』(Messe des pêcheurs de Villerville, 1881-1882)を改作したもののようです。作品番号はついていません。

いいじゃないですか、この小ミサ曲。フォーレらしい和声の推移が見られますし、非常にお洒落です。レクイエムよりもきびきびとしていて意外ですけれど、このミサ曲も好みです。

女声による合唱曲なのですが、歌唱部分はソロと合唱から出来ています。ソロを向かって左に、合唱をセンターから右に配置してみました。恐らくこの低音が欲しかったのではないだろうかと思う終止音を勝手に足して歌っています。アルト・リコーダーを使って吹き上がるようなことなく、テナー・リコーダー以下の低音楽器で演奏できるオルガン・パートもフォーレらしい落ち着きがあって素敵です。(^-^ )

リコーダー奏者が4~5人、歌い手が4人、教会にさっと集まって演奏できたらいいですよね。



楽譜はこちら(IMSLP)を使いました。Benedictusの歌詞が誤植です。



伴奏での使用楽器 (A=440Hz)

   テナー         全音          チェリー
   バス          ヤマハ        メイプル
   グレートバス     キュング        メイプル
   コントラバス      キュング        メイプル



Papalinの多重録音で、お聴き下さい。m(_ _)m



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この記事へのコメント

ichi
2012年10月15日 12:16
演奏会なんかで聴かせるにはちょうどいいパッケージですね。ほんと、OBOGで歌い手を想像してみて、生できいてみたいなぁと思いました。もちろんアンサンブルの中で音を聴けたら最高ですね。
Papalin
2012年10月15日 20:35
◆◆ 生できいてみたいなぁ・・・

ichiさん、ありがとうございます。
そう、生で演りたいですね。指揮者が必要だとして、10人集まればできちゃうんです。先日フォーレのレクイエムを歌ってきました。小さなオーケストラでしたが、合唱が200人近いと、音楽の質が変わります。私はやっぱり音楽家全員の音が聞こえるようなサイズの音楽が好きなんだなと、改めて思いました。そういう意味で、このミサ曲は10人で演奏してみたいですね。ichiさんは観客席ではなく、"中の人"であってほしいと思います。(^-^ )

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