◆IL DIVO◆ 13世紀 ミンネ歌人(ドイツの歌人)の歌
≪毎日がコンサートの本番です≫
Minnesäng (Germany) 12-14c. : Neidhart von Reuenthal (c1190-c1237) / "Willekommen Mayenschein"
URL : http://papalin.yas.mu/W015/
◇公開日: 2012年11月13日
◇演奏時間: 3分43秒
◇録音年月: 2012年11月
上のアルファベットの曲目名をクリックして、
Papalinの音楽室でお聴き下さい。(視聴・試聴)
中世ヨーロッパの教会を基点とする音楽は非常に複雑で、構成美を追求していったのに対して、同時代のいわゆる世俗曲であるこれらの音楽は、何と開放的なのでしょう。
トルバドゥール、トルヴェールと同じか少し後にかけてドイツに現れたミンネ歌人は、"愛(Minne)"を扱った作品や物語風の作品を残しています。歌詞は宗教的な性格をもつものが多いようです。この時代のドイツの詩は、音節の長短ではなく、強弱のアクセントに支配されていたので、ミンネ歌人の歌に、いわゆる6つのリズム定型を当てはめるのは不適当です。
ここで取り上げたロイエンタールの作品は、まるで日本の民謡のようです。使っている限定した音と、その音のつながりが私をしてそう思わせるのでしょう。やっぱり歌わなくちゃいけませんね。
楽譜は、手持ちのものを使いました。
使用楽器 (A=440Hz)
ソプラノ モーレンハウエル グラナディラ
ギター クラシック中古品
歌 Papalin
Papalinの多重録音で、お聴き下さい。m(_ _)m
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