◆IL DIVO◆ 12. 不規則な拍子
≪毎日がコンサートの本番です≫

Die Vier Weltalter Der Musik (Walter Wiora) 12. Irregular rhythm
URL : http://papalin.yas.mu/W708/#M012
◇公開日: 2012年12月27日
◇演奏時間: 44秒
◇録音年月: 2012年12月
上のアルファベットの曲目名をクリックして、
Papalinの音楽室でお聴き下さい。(視聴・試聴)
第12節の譜例のタイトルは、「不規則な拍子」です。
著書では、第4の時代、すなわち、
Ⅳ.技術的世界的産業文化の時代
地球上のすべての国々に広がった技術および産業文化の時代における音楽。
それは一種の「万国博物館 universales Museum」のように従来のすべての文化
遺産を結集し「世界的公衆」を前にして、技術、作曲、研究などをいっそう発展させ、
国際的な演奏生活を遂行する。
になりますが、その中で著者は西洋音楽の歴史について、こんな風に述べています。
非人間化がどこまで進んでいるかということは、そのいろいろに異なる様相を概観するまでは明らかにはならないのである。まず第一に、演奏者の代わりに機械を用いるということがある。家庭で歌ったり演奏したりすることは少なくなっているのである。1500年頃や1800年頃の時代とは違って、今日の前衛派は一般の音楽愛好家のために音楽を書いておらず、また彼らの作品はほとんどの場合、アマチュアにとっては難しすぎて魅力がないのである。新しい作品の多くは専門の音楽家を要求しているが、これらの作品で音楽家が果たす機能は単に部分的なものであって、その人間性の全体を含んではいないのである。
ここで掲載されたインドとトルコの音楽を演奏してみますと、音楽は癒されるもの、調和あるもの、規則に則ったもの・・・そうとは限らないものであることがわかりますね。
演奏は、オクターヴ・ユニゾンの練習になりました。
オクターブで演奏しただけで暖かく感じるのは、一つ前の曲との対比ゆえかしら。
曲目
1. インド(3+2+2)
India (3+2+2)
2. トルコ(3+2+2;+3+4)
Turkey (3+2+2;+3+4)
使用楽器 (A=440Hz)
ソプラノ モーレンハウエル グラナディラ
アルト メック オリーヴ
テナー 全音 チェリー
バス ヤマハ メイプル
Papalinの多重録音で、お聴き下さい。m(_ _)m
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