◆IL DIVO◆ チャイコフスキー / こどものためのアルバム Op.39 (No.1-12)

≪毎日がコンサートの本番です≫

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Peter Ilyich Tchaikovsky (1840-1893) / Childrens Album 24 Simple Pieces Op.39 No.1-12
URL : http://papalin.yas.mu/W240/#M101

 
  ◇公開日: 2013年2月9日
  ◇演奏時間: 15分42秒
  ◇録音年月: 2013年2月
    上のアルファベットの曲目名をクリックして、
    Papalinの音楽室でお聴き下さい。(視聴・試聴)




ドレミ楽譜出版社の白い表紙の楽譜で、「ドレミ・クラヴィア・アルバム」というピアノ用の楽譜があります。楽譜屋さんに並んでいるクラシック・ピアノ用の楽譜の中でも、背の文字が大きく、ひときわ目を引きます。ピアノを弾かない私も、実は何冊か持っていまして、その中の一冊が、今回演奏した楽譜です。

「チャイコフスキー・ピアノ小品集」と題された曲集で、小品が30曲収められています。その中の24曲が、今回演奏しているOp.39の「こどものためのアルバム」です。私はこれらの作品をピアノの演奏で聴いた記憶はありませんが、楽譜を広げた時に『これはリコーダー・アンサンブルに適していそうだ。』という直感がありました。今迄も、こどものために書かれた色んな作曲家のピアノ作品をリコーダー・アンサンブルで演奏していますが、あまり大きくない子供の手を想定して書かれていて、さらに右手の音も左手の音も、五線から殆どはみ出すことのない音域は、リコーダー・アンサンブルにもってこいです。ということは、音域的には合唱でも行けそうだということです。


さて、チャイコフスキーは多くの傑作を世に送り出していますが、彼のピアノ曲は、技巧を凝らした難曲はごくわずかで、親しみのある小品が多く書かれているようです。彼がピアノに求めたものは、大作のあいまの心のやすらぎだったようですね。小品の数々は、天分の美しい旋律に満ち、品のより感傷や、ユーモアのある楽しさが溢れています。そんな作品たちを、リコーダーで表現してみたいと思います。

まずは全体のちょうど半分に当たる12曲を演奏してみましたので、お聴き下さい。



楽譜は、こちらになります。



曲目

 1. 朝の祈り
    Prière du Matin (Morning Prayer)

    まるでロシアの讃美歌のような素敵な曲です。
    この初めの1曲を演奏して、俄然、全24曲演奏してみたいと思うようになりました。


 2. 冬の朝
    Matin d'Hiver (Winter Morning)

    ロシアの冬の厳しさは、きっと我が家のそれと似ているでしょう。
    しつこいまでの、ドミナント⇒トニックの進行が、長くて辛い冬を表しているのでしょうか。


 3. 小さな騎士
    Le petit Cavalier (Playing Hobby-Horses)

    小さな騎士とは、木馬にまたがった子供のことです。
    こういう曲は、演奏にブレスが必要な管楽器には辛いですが、こんな感じで演奏しました。


 4. ママ
    Petite Mère (Mama)

    原題の"小さなママ"は、おままごとをするお母さん役の子供のことでしょうか。
    リコーダー・アンサンブルですと、それぞれが独自の役割を果たしながらの演奏です。


 5. 兵隊の行進曲
    Marche des Soldats (March of the Wooden Soldiers)

    くるみ割り人形の行進曲を彷彿させる曲ですね。おもちゃの兵隊が元気よく行進します。
    途中の「タッタカタッタ」は、小太鼓の音を表現しているのでしょう。


 6. 病気のお人形
    Le Poupèe malade (The Sick Doll)

    この曲と、第7曲、第9曲は、"お人形"三部作です。
    人形を病気にさせて、死なせて、新しい人形を手に入れるというのが、ちょっと恐ろしい。


 7. 人形のお葬式
    Enterrement de la Poupèe (The Doll's Funeral)

    というわけで、お葬式です。ショパンの葬送行進曲によく似ています。
    人形の死因を考えたのですが、病死ではなく、事故死だと思うのです。


 8. ワルツ
    Valse (Waltz)

    "お人形三部作"の間のホッとする曲でしたので、オクターブ上げて明るく演奏しました。
    ドラクエの結婚ワルツに似ているなと感じましたが、時代的にはこちらが先ですね。


 9. 新しいお人形
    La nouvelle Poupèe (The New Doll)

    新しいお人形がやってきました。
    このお人形は、結構移り気ですね。転調の激しい曲ですもの。


 10. マズルカ
    Mazurka (Mazurka)

    マズルカはショパンで有名なポーランドの踊りですが、ロシアでも踊られていたようです。
    ちょっともの哀しい感じのする曲でした。


 11. ロシアの歌
    Chanson russe (Russian Song)

    Comodoと書かれていますが、これは"気楽に 適当に"という意味のようです。
    大きな3拍子の曲ですが、後半には2拍子も登場します。ロシア音楽の特徴の一つです。


 12. 農夫の歌
    Chanson du Paysan (The Harmonica Player)

    "農夫がハーモニカを奏している"という副題がついてますが、アコーディオン風の楽器?
    ほぼトニックとドミナントだけの変な曲です。リコーダーは8パート必要です。



使用楽器 (A=440Hz)

   ソプラニーノ      キュング         ローズウッド
   ソプラノ         モーレンハウエル   グラナディラ
   アルト          メック           オリーヴ
   テナー         メック           ボックスウッド(オトテール)
                全音            チェリー
   バス          ヤマハ           メイプル
   グレートバス     キュング         メイプル
   コントラバス      キュング         メイプル





Papalinの多重録音で、お聴き下さい。m(_ _)m



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