◆IL DIVO◆ シューマン / 子供のためのアルバム 【第2部 大きな子供のために】 前半
≪毎日がコンサートの本番です≫

Robert Schumann (1810-1856) / Album for the Young Op.68 (2) Für Kleinere (1)
URL : http://papalin.yas.mu/W240/#M112
◇公開日: 2013年2月18日
◇演奏時間: 21分30秒
◇録音年月: 2013年2月
上のアルファベットの曲目名をクリックして、
Papalinの音楽室でお聴き下さい。(視聴・試聴)
第2部には「大きな子供のために」というサブ・タイトルがついています。前半でもピアノのオクターヴ演奏の曲が出てきましたが、やはり少し難しくなっているのでしょうね。相変わらずシャープ系の曲が多いです。シャープ4つのホ長調はリコーダーではちょっと大変ですが、ピアノだとそれぞれの指の長さに鍵盤がちょうどフィットする形になるので、むしろ"易しい調"になるのでしょうね。
さて、この第2部は全部で25曲("冬の時"という曲は1と2がありますので2曲とカウントします)もあります。全部演奏してブログを書くつもりでしたが、演奏にも結構時間がかかっていますので、ちょうど半分の12曲が終わったところで書くことに致しましょう。
ところどころでハッとさせる音も使っていて心憎いシューマンのこの曲集、益々お気に入りです。 (#^.^#)
楽譜は、IMSLPから借用致しました。
曲目
19. 小さなロマンス
Little Romance (Kleine Romanze)
ロマンスは、シューマンが生きていた頃のドイツでは叙情的な歌曲や小さな器楽曲を指します。
いわゆるロマンティックな感じの曲ではありません。むしろ哀しみを背負ったロマンスですね。
20. 田舎風の歌
Rustic Song (Landlisches Lied)
一度聴けば覚えてしまいそうな主題が、これでもかとばかりに続きます。だから田舎なのかな?
一方の伴奏ですが、毎回微妙に変化していきます。派手に演じないところが田舎の良さかな?
21. (題名なし)
(untitled) ((ohne Titel))
曲名がついていません。あれれ、どこかで聴いたことのある主題ですね。そう、これです。
こちらの曲の方が後になって作曲されたものです。シューマン、この主題が好きだったのね。
22. ロンド(輪舞の歌)
Roundelay (Rundgesang)
優雅に楽しく輪になって踊る様が目に浮かびます。正装が似合いそうな、非常に上品な曲です。
ほぼ4声で書かれていますので、リコーダー四重奏曲としてもピッタリな曲かも知れません。
23. 騎手の曲
The Horseman (Reiterstuck)
いかにも馬車の馬の蹄(ひづめ)の音ですね。演奏するのはちょっと大変ですけれど。
こういう風に、情景を思わせてくれるタイトルがついていますと、自ずとテンポも想像つきますね。
24. 収穫の歌
Harvest Song (Ernteliedchen)
18番は"刈り入れ"で、こちらは"収穫"です。お芋かな、それとも家畜かな、ひょっとしたら収穫祭?
エプロン姿のお嬢さんたちが見えます。ホルンの響きを思わせるような音使いをしていますね。
25. 劇場からの余韻
Echoes from the Theater (Nachklange aus dem Theater)
「少し興奮して」との助言があります。子供には刺激的な劇だったのでしょう、劇場を後にしても
興奮まだ冷めやらずといった感じのする曲です。劇場で流れるいろいろな音楽が登場します。
26. (題名なし)
(untitled) ((ohne Titel))
また題名なしの曲です。この曲も4拍子の4拍目から始まる弱起の曲・・・やっぱりシューマンは
「詩人の恋」の一曲目の「美しい月、五月に」(Im wunderschönen Monat Mai)が好きだったんだ。
27. カノン風の歌
Little Song in Canon Form (Canonisches Liedchen)
あまりカノンのようには聞こえませんが、繰り返される音型を見ますと、なるほど"カノン風"です。
演奏の時、冒頭の音を間違えまして、まるで沖縄風に聞こえました。まんざらでもなかったですが。
28. 思い出
In Memoriam (Erinnerung)
どんな思い出でしょう、ちょっと甘酸っぱい音楽です。いずれにしても辛い体験ではなさそうです。
というわけで、オクターヴ上げてソプラノ・リコーダーに活躍してもらいました。実は伴奏が肝です。
29. 異国の人
Strange Man (Fremder Mann)
素直に訳せば見知らぬ人という意味ですが、異国の人のようです。英訳は貧素で味気ないです。
この曲、いいですね。まるで軍隊の行進曲であるかのように演奏してみました。傭兵です。
30. (題名なし)
(untitled) ((ohne Titel))
タイトルの付いていない曲がこれで3曲になりますが、この3つはどれも非常に叙情的な曲です。
この曲も、雰囲気は前述の「美しい月、五月に」を連想させます。バスに泣かせさせました。
使用楽器 (A=440Hz)
ソプラニーノ キュング ローズウッド
ソプラノ モーレンハウエル グラナディラ
アルト メック オリーヴ
テナー メック ボックスウッド(オトテール)
全音 チェリー
バス ヤマハ メイプル
グレートバス キュング メイプル
コントラバス キュング メイプル
サブ・コントラバス キュング メイプル (+エフェクタ)
Papalinの多重録音で、お聴き下さい。m(_ _)m
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