◆IL DIVO◆ 北御門文雄編 四重奏曲集3「ルネサンス舞曲」 ヴィードマン作品
≪毎日がコンサートの本番です≫
Recorder Quartets 3 Renaissance Dances edited by Kitamika Fumio - Erasmus Widmann (1572-1634) / Dantz und Galliarden (recorded in 2013)
URL : http://papalin.yas.mu/W207/#M014
◇公開日: 2013年4月19日
◇演奏時間: 10分5秒
◇録音年月: 2013年4月
上のアルファベットの曲目名をクリックして、
Papalinの音楽室でお聴き下さい。(視聴・試聴)
北御門文雄さんが編集されたリコーダー四重奏曲集から、
第3集の「ルネサンス舞曲」の演奏に再度取り組み中です。
エラスムス・ヴィードマン(ドイツ語読みではヴィトマン)は、
ドイツの作曲家であり、オルガニストでした。
彼は多作家で、声楽曲や器楽曲を数多く残しています。それらは曲集として出版され、『音楽の気晴らし』(1611)、『音楽の徳の鏡』(1613)、『ドイツ語とラテン語の宗教的モテット集』(1619)、『新しい音楽の気晴らし』(1624)のようなタイトルがつけられています。何となく気さくな人柄を想像できますね。
ダンツ(Dantz)はドイツの伝統的な舞踏で、アルマンド(Allemande)との区別は難しいようですが、その音楽は基本的に四重奏で演奏される舞曲です。一方のガリアルド(Gagliarda 仏語:GaillardeまたはGalliarde、英語読みではガリアード)は、1400年ごろにフランスに普及した舞曲です。急速な3拍子の跳ね踊りで、緩やかな踏み踊りであるパヴァーヌとしばしば組合されて踊られます。パヴァーヌ&ガリアルドの組合せは、後にアルマンド&クーラントの組踊りに追い落とされました。
この楽譜に収められたヴィードマンの10曲の舞曲には、それぞれ女性の名前がついています。ひょっとしたら実在の女性一人ひとりに対する印象かもしれませんね。性格まで描写されているようです。
楽譜は、全音から出版されているこちらを使用しました。
曲目
1. ダンツ「ヨハンナ」 Dantz "Johanna"
2. ダンツ「マリア」 Dantz "Maria"
3. ガリアルド「ヘレナ」 Gagliarda "Helena"
4. ダンツ「マグダレーナ」 Dantz "Magdalena"
5. ダンツ「ソフィア」 Dantz "Sophia"
6. ダンツ「クリスティーナ」 Dantz "Christina"
7. ガリアルド「クララ」 Gagliarda "Clara"
8. ダンツ「シビッラ」 Dantz "Sibylla"
9. ガリアルド「アガタ」 Gagliarda "Agatha"
10. ダンツ「レギーナ」 Dantz "Regina"
使用楽器 (A=440Hz)
ソプラノ モーレンハウエル グラナディラ
モーレンハウエル キンゼカー
アルト メック オリーヴ
テナー 全音 チェリー
メック ボックスウッド
バス ヤマハ メイプル
グレートバス キュング メイプル
コントラバス キュング メイプル
打楽器
Papalinの多重録音で、お聴き下さい。m(_ _)m
「ルネサンス舞曲」の全曲を収めたCDは、こちらからお求め戴けます。
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