◆IL DIVO◆ 北御門文雄編 四重奏曲集3「ルネサンス舞曲」 スザート作品

≪毎日がコンサートの本番です≫

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Recorder Quartets 3 Renaissance Dances edited by Kitamika Fumio - Tilman Susato (c1500-c1562) / Three Dances (recorded in 2013)
URL : http://papalin.yas.mu/W207/#M016

 
  ◇公開日: 2013年4月20日
  ◇演奏時間: 4分58秒
  ◇録音年月: 2013年4月
    上のアルファベットの曲目名をクリックして、
    Papalinの音楽室でお聴き下さい。(視聴・試聴)




北御門文雄さんが編集されたリコーダー四重奏曲集から、
第3集の「ルネサンス舞曲」の演奏に再度取り組み中です。

ティルマン・スザートは、どこの生まれかはっきりしていない
ようですが、オランダで音楽出版者として活躍しました。この曲集にも登場するファレーズも出版業者で、彼とは親交が厚かったようですね。出版業だけなく、彼はトランペットやフルートなどの器楽奏者でもあったようです。また彼は熟達した作曲家でもあり、いくつかのミサ曲やモテット(それらは当時の典型的な模倣的な対位法で書かれた)の曲集を執筆・出版しました。子供やアマチュアの歌い手向けのシャンソン集(2声か3声で書かれている)も残しています。

さて、北御門文雄さんが、この曲集の冒頭で、こんな風に書かれています。

リコーダーの楽譜としては、なるべく今までに出版されていないものを選んで提供するという、このシリーズのたてまえからみて、スザートやジェルヴェーズの曲を加えることには少なからず抵抗を覚えたのですが、リコーダーのアンサンブルにとって、ルネサンス時代の舞曲というものを考えるとき、もはやこれらの作品は素通りすることのできない、いわばスタンダード・ナンバー的なものとなっていることを思うと、どうしても曲集から落とすわけにはいかなくなりました。


むしろ、これらの有名な曲を含めて下さって、私は良かったと思っています。なぜなら、もはや北御門文雄さんが編集されたこの曲集こそが、私たち日本人のリコーダー愛好家にとってのスタンダードであり、またバイブルでもあるのですから。


一つ前のモデルヌの反省から(?)、踊りのための音楽であることを意識して演奏しました。その最も顕著なのが、バス・ダンスでしょう。



楽譜は、全音から出版されているこちらを使用しました。



曲目

  1. ロンド   Rondo

  2. ロンド   Rondo

  3. バス・ダンス   Bass Dance



使用楽器 (A=440Hz)

   ソプラノ          モーレンハウエル    グラナディラ
   アルト           メック            オリーヴ
   テナー          全音             チェリー
   バス            ヤマハ           メイプル
   グレートバス       キュング          メイプル
   コントラバス       キュング          メイプル

   打楽器




Papalinの多重録音で、お聴き下さい。m(_ _)m


「ルネサンス舞曲」の全曲を収めたCDは、こちらからお求め戴けます。





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この記事へのコメント

ミール
2013年04月22日 05:06
若い頃を思い出しますね~実に懐かしいシリーズたちです。とりあげていただいて感謝します。素直な気持ちになれる感じです・・・ σ(^_^)どんだけひねくれているのやら・・・ (1時間前)
Papalin
2013年04月22日 05:07
◆◆ ミールさん、はい、素直な気持ちで演奏しました。 この曲集は私たちの青春の足跡でもありますものね。 (21秒前)

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